どんなにゅーす?
・2024年4月11日、米議会の上下両院合同会議において、岸田総理が「未来に向けて~我々のグローバルパートナーシップ~」と題した演説を開催。これまで以上の「米国隷従」を高らかに宣言し、議場から大きな拍手が起こった。
・また、岸田総理は「日本は賃上げ・設備投資・株価が30年ぶりの高い水準に達し、いまだかつてない大きな変化を力に前進している」などと悪質なウソを連発し、米国にさらなる投資を行なうことを約束。想像を超える酷い内容に、ネット上で怒りの声が殺到している。
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岸田首相 米議会で演説 “国際秩序守るため大きな責任担う”
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岸田総理大臣は、日本時間の12日未明、総理大臣としてはおよそ9年ぶりに、アメリカ議会の上下両院の合同会議での演説に、英語で臨みました。
この中で岸田総理大臣は、先の大戦後の世界の歩みについて「アメリカは経済力、外交力、軍事力、技術力を通じて、国際秩序を形づくった。自由と民主主義を擁護し、各国の安定と繁栄を促した。必要なときには尊い犠牲を払ってきた」とたたえました。
一方で「私たちはいま、人類史の次の時代を決定づける分かれ目にいる。アメリカが何世代にもわたり築いてきた国際秩序は、新たな挑戦に直面している。それは、私たちとはまったく異なる価値観や原則を持つ主体からの挑戦だ。自由と民主主義は世界中で脅威にさらされている」と述べました。
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そして岸田総理大臣は「ほぼ独力で国際秩序を維持し、孤独感や疲弊を感じているアメリカ国民に語りかけたい。アメリカは助けもなくたったひとりで国際秩序を守ることを強いられる理由はない」と述べたあと、「自由、民主主義、法の支配を守るのは日本の国益で、人権が抑圧された社会を私は子どもたちに残したくない。日本はすでにアメリカと肩を組んでともに立ち上がっている。アメリカはひとりではない。日本はアメリカとともにある」と訴えました。
その上でみずからの政権のもとで防衛力の抜本的な強化に取り組んできたことや、強力なウクライナ支援を継続してきたことなどを説明し「日本はアメリカの最も近い同盟国という枠を超えて、今やグローバルなパートナーとなった」と強調しました。
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「同盟かつてなく強力」 岸田首相、米議会演説全文
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民主主義の本丸であるこの議場で、そして米国国民の代表である皆様の前で、こうしてお話しできることを大変光栄に存じます。
9年前、私の盟友であった故安倍元総理が、まさにこの壇上で「希望の同盟へ」と題した演説を行いました。私は当時、安倍内閣の外務大臣として両国間の絆を目の当たりにし、深く感銘を受けました。
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米国は、経済力、外交力、軍事力、技術力を通じて、戦後の国際秩序を形づくりました。自由と民主主義を擁護し、日本を含む各国の安定と繁栄を促しました。そして必要なときには、より良い世界へのコミットメントを果たすために、尊い犠牲も払ってきました。
およそ人類は、権威主義的な国家に抑圧されるような、つまり、追跡され、監視され、自己の内心の表現を否定されるような生き方はしたくない――米国の政策はそのような前提に基づいていました。
米国は、自由こそが人類にとっての酸素のようなものだと信じていました。
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ロシアのウクライナに対するいわれのない、不当で残酷な侵略戦争は3年目を迎えました。私がよく申し上げているとおり、今日のウクライナは明日の東アジアかもしれません。
さらに、ロシアは核による威嚇を継続しており、核兵器の惨禍が実際に再び繰り返されるのではないかと世界が懸念しています。このような現実の中で、日米同盟の抑止力の信頼性と強靱(きょうじん)性を維持するために、日米間の緊密な連携がこれまで以上に求められています。
新しい形の抑圧が、世界で見られるようになっています。デジタル技術を通じた自由の抑圧も行われています。ソーシャルメディアは検閲され、監視され、そしてコントロールされています。
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ほぼ独力で国際秩序を維持してきた米国。そこで孤独感や疲弊を感じている米国の国民の皆様に、私は語りかけたいのです。そのような希望を一人双肩に背負うことがいかなる重荷であるのか、私は理解しています。
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もしも米国の存在がなかったら、インド太平洋地域はどれほど前に、より厳しい現実にさいなまれていたことでしょう。
皆様、米国の最も親しい友人、トモダチとして、日本国民は、自由の存続を確かなものにするために米国と共にあります。それは、日米両国の国民にとどまらず、全ての人々のためにであります。
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日本は、ロシアによるウクライナ侵略を受け、強力な対ロ制裁を実施しています。ウクライナに対し、対無人航空機検知システムを含む120億ドル(約1兆8000億円)以上の援助を表明してきました。
このシステムの供与は、北大西洋条約機構(NATO)による支援策の一環であり、そう、日本は地球の裏側にあるNATOとも協力しているのです。
さらに2月、荒廃したウクライナがこの苦難の時を乗り越えることを支えるべく、私はウクライナの経済成長と復興のための会議を主催しました。日本はこれからもウクライナと共にあります。
地政学的な状況が変化し、自信を深めるにつれ、日本は米国の最も近い同盟国という枠を超えて、視野を広げてきました。日本はかつて米国の地域パートナーでしたが、今やグローバルなパートナーとなったのです。日米関係がこれほど緊密で、ビジョンとアプローチがこれほど一致したことはかつてありません。
今日、両国のパートナーシップは2国間にとどまりません。例えば、米国、日本、韓国、オーストラリア、インド、フィリピンによる3カ国間や4カ国間の協力、さらには主要7カ国(G7)を通じた協力や、東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力が挙げられます。
日米韓の首脳は、3カ国のパートナーシップの新時代の幕を開くため、昨夏、キャンプデービッドに集いました。
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日本国内では、私は日本経済をけん引するために「新しい資本主義」という取り組みを推進しています。現下の課題や取り組みを成長の力へと変化させるために官民が連携しています。賃上げ、設備投資、株価。全てが30年ぶりの高い水準に達しました。
日本経済は現在、いまだかつてない大きな変化を力にして、前進しています。成長志向の日本経済は、米国への更なる投資にもまた拍車をかけることでしょう。そして、日米両国は今後世界経済を後押しし、力強い成長軌道へと導くことでしょう。
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もうこの岸田総理演説のヤバさよ…
めまいしかない。
「なすべきことをする準備はできている」
「米国は独りではありません」
何を言っとるんや何を…😭
軍事的・経済的、全方向にアメリカの使いパシリにされるこの流れ。ほんまにこわい。
また発信します。
(画像は読売4/12引用) https://t.co/4swYd5SGey pic.twitter.com/lL17ABlzAw— 大石あきこ(れいわ新選組)Akiko Oishi (@oishiakiko) April 13, 2024
【超危険だから再投稿】
岸田首相は米国に対し、
日本国民の財産と命を
差し出すという恐ろしい約束をしました😠‼️これでも本当に
無関心でいられますか?
いつまで無関心を
貫きますか?自分だけは助かると思っていますか?
イランとイスラエルが
戦争始めますよ
この意味わかりますか? https://t.co/tO1NCp9bw3 pic.twitter.com/RoW1KS1QKj— 瞬🐾stop genocide🇵🇸 (@araru1213) April 13, 2024
想像以上にヤバいことを岸田が堂々と演説していることに震撼した。軍事大国アメリカの最大の「手先」となることを、比喩ではなく直喩で宣言している。戦後80年の沈黙を破った事実上の「戦争参加宣言」のようにも読み取れる。自民党が今どこに向かおうとしているか、国民はきちんと理解したほうがいい。 https://t.co/dj7U9ulsuU
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) April 13, 2024
首相が米議会であそこまで言ってしまったら自衛隊派遣を断るという選択肢はおそらくないだろう。少なくとも岸田内閣の下では。あの演説はこれから日本にとって重大な意味を持つことになる可能性がある。岸田首相の政権浮揚のためのパフォーマンスでは済まない内容だった。 https://t.co/x6smPJ3yz3
— 布施祐仁/ Yujin Fuse (@yujinfuse) April 14, 2024
この演説の一番の問題点は、日本国民への事前公表なく、同意も得ず、「グローバル・パートナー」になると宣言=約束したことです。
米国は「守ってもらう」⇒「共に戦う」の転換の宣言と捉えるでしょう。
米国が憲法草案として日本に提言し、日本が受け入れた不戦の約束。この時代は終わりにしたいと。— ウッチーパパ (@49CdjCBorYy8uV1) April 12, 2024
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岸田「私たち日本は、これまで以上に『米国の犬』としてあらゆるものを差し出します!」→米国議会が拍手喝采に!
これは想像以上にひどすぎる内容だわっ!!
あまりに言ってることがデタラメすぎてどこから突っ込んでいいか分からないし、一言で言えば、過去最凶レベルの「究極的なアメポチ宣言」なのではないかしら!?
例によって、大手マスコミは全く無批判のままにこの「究極的な売国演説」を垂れ流しているし、ネット上ではにわかに岸田総理の演説を賛美するおかしなコメントが目立っている(自民党のネトサポ軍団ってまだ生息してたんだ)けど、演説の全文を読んでも言ってることがメチャクチャすぎて頭がくらくらしてきたよ。
中でも酷いのは、米国を中心としたグローバル戦争独裁体制を「平和と民主主義」などとウソこいているのに加えて、現在の日本について「賃上げ、設備投資、株価。全てが30年ぶりの高い水準に達しました。日本経済は現在、いまだかつてない大きな変化を力にして、前進しています。」などと真っ赤なデタラメを吹聴した上で、「成長志向の日本経済は、米国への更なる投資にもまた拍車をかけることでしょう。」と、さらに米国に莫大なカネを貢いでいくこと明言してしまったことだ。
実際のところは、実質賃金が23カ月連続で低下し続けている上に、GDPもドイツに抜かれて4位に転落するなど、着実に日本の経済と国民の暮らしが劣化し続けているのに、「日本の経済がかつてないほどに成長したので、米国にさらに莫大な財産を提供します」と言ってしまったのだから、これ以上の最悪なことはない。
●過去参考記事:
【これがほんとの現実】日本の実質賃金が23か月連続マイナスに!リーマンショック以来の事態!「デフレ脱却」から「インフレ」が進んでも着実にどんどん貧しくなり続けている日本国民!(2024.4.10.)
【ゆるねと通信】日本のGDPがドイツに抜かれ4位に転落(労働生産性も先進国最低レベル)!、日本の株高の要因は外国人投資家の大量流入!(2024.2.18.)
ネット上では、岸田総理が「米国の捨て駒」として戦争に率先して参加していくことを宣言するようなフレーズに多くの批判の声が上がっているけど、それ以外にも最悪な発言のてんこ盛りだわっ!!
そりゃ、米国議会からスタンディングオベーションが起こるのは当然ですし、これ以上この男を野放しにしてたら、文字通り取り返しのつかない事態になってしまうわっ!!
田崎スシローが「これで支持率が上がるでしょう」などと言ってたみたいだけど、確かに、ジャパンハンドラーが「岸田はなかなか使えそうだからもう少し総理をやらせよう」と判断すれば支持率が上がる可能性は大いにあるだろう。
マスコミが今回の首脳会談やこのトンデモ売国演説を好意的に報じていることをみても、ジャパンハンドラーから合格点をもらえたことがうかがえるし、国民自身が明確に拒絶しない限り、「未来志向の平和民主主義」という名の「グローバル戦争独裁体制」に日本が本格的に加わっていき、「本来の民主主義」が完全に死に絶える代わりに史上最悪のディストピア社会がやってくることになるだろう。
改めて、米国に「金魚の糞」でくっ付き続ける限り、日本国民の未来は絶望的なものであることを確信したし、今回の岸田総理による史上最悪の「売国アメポチ宣言」に対して最大級の怒りの声を上げる必要があるのではないかしら!?
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