どんなにゅーす?
・1月30日の国会の中で、民進党の福山哲郎幹事長代理と金田勝年法務大臣との共謀罪に関するやり取りが話題になっている。
・金田法務相が、共謀罪が必要な理由として「化学薬品の原料の一部を手に入れる行為は、過去の裁判例をみると、”組織的殺人の予備”にあたるとは言い難い場合もある」などと答弁したのに対し、福山幹事長代理は「それでは具体的な判例を挙げてもらえますか?」と質問。
・ところが福山氏のこの質問に対し、「具体的な判例はないが、この点は訂正する。ただ”判例的な考え方”を申し上げている。」などと返答。このグダグダの矛盾した金田氏の答弁に、ネットからも批判の声が上がっている。
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“共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りに
テロなど組織的な犯罪を準備した段階で処罰できる法案を巡って、民進党は、現在の法律では対応できないケースを具体的に説明するよう金田大臣に迫りました。金田大臣の答弁は二転三転し、対象となる犯罪の範囲の曖昧(あいまい)さが浮き彫りになりました。
↓問題のやり取りは10秒~5分15秒くらい
↓午前中のやり取りも安倍総理や金田法務相のテキトーさが浮き彫りに…。
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ふざけてんのか? 法務大臣がしどろもどろ
“共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りに
金田法相「裁判例をみると‥」
福山議員「具体的な判例を」
金田法相「判例はありませんが‥判例的な考え方を申し上げている」(怒号‥) https://t.co/4TELT5z4B6 pic.twitter.com/k81540zYrZ— Koji (@kwave526) 2017年1月30日
@kwave526 出た新語『判例的な考え方』!
— fumi equality (@1023ananas) 2017年1月30日
これ報道されただけよかったけど、共謀罪の国会の審議って普段ほとんどこんな感じなんですよ。
必要性と許容性を答えられる大臣はいない。
なのに「テロ"等"準備罪(共謀罪)がなければ東京オリンピック・パラリンピックを開催することは難しい」とかいうトンデモ論にまんまと騙される国民。 pic.twitter.com/JXvPtdsdaq
— 名もなき投資家 ♥٩(ˊᗜˋ*)و (@value_investors) 2017年1月30日
安倍も金田(法相)も #テロ等準備材(共謀罪) について何もかも曖昧な概念しか示せない。
金田「罰則(量刑)については法の成立後、考えていく」←メチャクチャだろ。 pic.twitter.com/NvN2NFPYvQ
— インドア派キャンパー (@I_hate_camp) 2017年1月30日
@I_hate_camp @aiko33151709
さすがデンデンソーリにこの法相あり。
でも、こういうのが笑い話で済まされるというのが怖いですね。— lazy.sy550118 (@sy550118) 2017年1月30日
@I_hate_camp
こんな低脳で反知性の奴らに民主主義が壊されていく。信じられない。止められないのか。— negu (@sn4416) 2017年1月30日
@I_hate_camp 安倍政権になってから一事が万事この調子。国民をバカにし過ぎ。
— 四十郎 (@jadetigers) 2017年1月30日
1月30日午後、参院予算委員会で福山哲郎議員が共謀罪法案を追及中。法務省が出した事例は全て現行法の予備罪で対応できると。回答能力のない金田勝年法務大臣の後ろで、必死にカンペを渡し答弁を指示しているのが、加藤俊治法務省官房審議官。この男が共謀罪=「現代版治安維持法」制定の主犯。 pic.twitter.com/KDHlijZWKJ
— 杉原こうじ(NAJAT・緑の党) (@kojiskojis) 2017年1月30日
“共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りにhttps://t.co/oWXTGWei1B 「ただ、判例的な考え方を申し上げているんです」 判例的な考え方? そんなもんを申し述べていただけますか、なんて頼んでないじゃないですか? 答弁を申し述べていただきたいんですけどね。
— イグチ-K (@Disco90130313) 2017年1月30日
こんないい加減で危険な法律も、数の論理で通しちゃうんだろうな。昔の自民党だったらもっと理性が働いたと思うけど。 / 他2コメント https://t.co/LfQrnfFj8V ““共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りに” https://t.co/3lxPk1YlGo
— kenny_green (@kenny_green) 2017年1月30日
何が罪かはアメリカが決めるのだから法務大臣が答えられるはずがない。秘密保護法、安保関連法の時と同様。→“共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りに https://t.co/OQMwB9i7FR
— らのじ (@sudpart77) 2017年1月30日
“共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りに https://t.co/9BrXT84AXf
今日は酷かった。何でこんなんが大臣なの?特定秘密保護法の時の国会と一緒やん。国会じゃなく滑稽だよ。
— maesh2 (@maesh2) 2017年1月30日
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テキトー、グダグダ、詭弁だらけのデタラメ答弁を展開しながら、またしても数の論理で強引に重要法案を強行採決か?
この金田法務大臣の答弁は本当に酷すぎます!
このやり取りを見る限り、「実際には無かった」にもかかわらず、「過去の判例があった」ように見せかけて、共謀罪の必要性を主張していたということになりますが…。
もう少しこのやり取りについて補足すると、自民党が具体的な例を挙げながら共謀罪の必要性を主張していたみたいなんだけど、福山議員は、平成11年に施行された「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」の中に含まれている「組織的殺人の予備の罪」で対応が可能ではないか?と指摘。
この指摘に対して、金田大臣がありもしない判例をあったように見せかけて、「”組織的殺人の予備”では対応できるとは言い難い」と答弁したということだ。
まったく、それ以外の答弁も何が言いたいのかよく分からないし、しまいには「判例的な考え」とは…まさに安倍総理に匹敵するような開いた口がふさがらないほどの詭弁と開き直り具合であり、この政権のデタラメさを象徴するような言葉だね。
・・・これ以外にも共謀罪については、自民党議員はこんな調子で二転三転、しどろもどろ、グダグダの答弁が目立っているようで、こういう様子を見ても、海の向こうの「ご主人様」から共謀罪を強引にでも成立させるように圧力をかけられているのがミエミエだね。
つまり、自民党議員本人たちも共謀罪の本質もよくよく理解しておらず、そもそも考えることも出来ないほどに思考停止しきったボンクラ議員ばかりということだろう。
(それに比べると、民進党の福山議員は、頭の回転の速い優秀な議員かと思うよ。)
全くもって恐ろしいことです。
このままでは、またまた安保法や秘密保護法、TPPやカジノ法案、年金カット法案などと同じように、数の力だけで強行採決されてしまいそうですね。
これら安倍政権によって強行採決された多くの法案に共通するのが、「海の向こうのグローバリスト(軍産・金融資本勢力)にとってのみ利益がある法律である」ということだ。
そして共謀罪も、安倍政権がグローバリストに最も忠実な政権であり続けるために、これに反対しようとする国民を「テロリスト」として根こそぎ逮捕できるようにするのが、その最たる狙いであると考える。
事実、以前にも(徹底したグローバリスト傀儡政権だった)小泉政権時にも共謀罪が採決される一歩手前にまで行っており、こういう面から考えても、「オリンピックを開催させるためにどうしても必要」という安倍政権の主張は完全な詭弁であることが明白だ。
こういう国会のやり取りをきちんと報道してくれたテレビ朝日はとても良かったけど、本当であれば、ここまで目を覆うほどに酷い自民党議員の答弁をもっと詳しく、かつ批判的に報じてくれないと困る。
海の向こうからの圧力と安倍政権からの恫喝がある中、本当に大変かと思うけど、この調子でどんどん報じてもらいたいと強く願っているよ。
ここまで徹底した売国と反知性が蔓延しきっている政権がどんどん支持率が上がっている状況は、まさに危機的ですね。
私も、是非ともこうした方向性の報道をもっと期待したいと思います!
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