福島原発事故前の基準値100ベクレルから、まさかの80倍に緩和!
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引用:毎日新聞
<福島原発汚染土>公共工事に利用 一定の条件と対策の下で
東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土の再利用について、環境省は7日の有識者検討会で、一定の条件と対策の下であれば放射性物質の濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下の土を公共工事に使えるとの方針を示し、了承された。近く正式決定し、福島県の内外で再利用を進めたい考えだ。
これは思わず「おいおい!」と言いたくなるような、耳を疑うようなニュースだね。
福島原発事故前は、原発の解体などから出た放射性廃棄物の再利用の基準値は1キロ当たり100ベクレルだったのに、まさかの80倍の8000ベクレルまでがOKとなったようだ。
ちょっとぉおお!これってあまりにもメチャクチャ過ぎない!?
公共工事ってことは、私たちの身近な公共物とかにコレが使われるってこと?
表向きには、「長期間掘り返されることのない道路や防潮堤などに使うし、適正な管理下で行なうから心配ないし、人体への影響はない」
・・・なんて言ってるけど、最近は特に、完全なる希望的観測や都合のいい数字だけを並べる日本政府だから、はっきり言って信用できないなあ。
それからもう一つ心配なのは、今まで袋に入れられて保管されてきた比較的高度に汚染された土が、この度建設資材に解禁されたことで、安値で建設業界に「裏」で出回ってしまわないかという懸念だ。
福島産の野菜などが安値で「闇流通」している情報も色々と出てきているけど、こうした建築業界でも同じような「闇流通」が横行する心配がある。
こうなってしまうと、”厳重”に管理されていない場所でも除染土が使われたりして、知らないうちにボクたちが被ばくさせられてしまう可能性が出てくる。(特に建設業界なんかには暴力団などの黒い勢力もかなり入ってきているからね。)
こうした非常に良くない事態を招く懸念があることから、こんな「除染土の積極再利用」の動きにはボクは反対だ。
(↓下の署名運動にもすでに多くの署名が集まっているようだね。)
※【緊急署名】 放射性廃棄物を含んだ除染土を公共事業で利用する方針の撤回を
お金儲けのためには手段を選ばない悪い人が、どこの業界にもいるってことね。
このままじゃ、ますます私たちの安心や安全がおびやかされる事態になってしまいそう…。
まあ、増え続ける除染土の置き場所に困り始めてきたのもあるかもしれないけど…
こういう流れも、昨今の自民党の一党独裁の弊害というか、原発事故の被害を矮小化させたい思惑(放射能を全国に拡散させたい思惑)や、汚染土の再利用を機に建設業界を儲けさせたい思惑なんかが見え隠れしているような気がするな。
このままじゃ、自民党はますます利権の構築に走っていくだろうし、一般国民の命や安心が後回しにされていく一方だと思うから、自民党の議員さんにも少しは危機感を持ってもらえるように、次の選挙では最低でも与野党の一定程度のバランスは取り戻して欲しい所だね。
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