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【戦後日本の危機】ある自民党参院議員が本音を暴露!「正直、国会軽視というか、機能していない。僕ら全員給料泥棒みたいなもん」

【戦後日本の危機】ある自民党参院議員が本音を暴露!「正直、国会軽視というか、機能していない。僕ら全員給料泥棒みたいなもん」

どんなにゅーす?

・とある西日本選出の自民党議員が菅野完氏の取材に答え、現在の安倍政権による国会運営や日本の現状について、自らの素直な心境を吐露した。

・その自民党議員は、「正直、国会軽視、だよね。軽視って言葉は生温いかも。ほぼ国会として機能してない。政府がまともに答えないから議論なんか発生してないし、野党もだらしないから怒らない。僕ら全員、給料泥棒みたいなもんだよ」などと話し、野党議員の不甲斐なさや世論の盛り上がりのなさなどを指摘しつつ、現在の日本における前例のない”異常さ”を語った。

与野党議員が嘆く、「民意の不在」

与党議員すら呆れる「国会軽視」

「正直、国会軽視、だよね。軽視って言葉は生温いかも。ほぼ国会として機能してない。政府がまともに答えないから議論なんか発生してないし、野党もだらしないから怒らない。僕ら全員、給料泥棒みたいなもんだよ」

驚くべきことに、取材に応じてこう答えたのは、野党議員ではなく、西日本選出の自民党参議院議員だ。

「共謀罪の参院審議入りだって、民進党も共産党もほぼ無抵抗だったよね。僕ら自民党の野党時代だったらここで確実に完全審議拒否に打って出てて暴れまくってた。しかし、まあ、今の政府なら、無駄かもね。何しようが、馬耳東風で無茶な国会運営になるんだろうけどなぁ」と、この自民党参議院議員は、野党時代の自党の姿と今の野党を比べて「野党が不甲斐ない」と嘆いて見せる一方、「今の政府の無茶苦茶さ」をも指摘する。与党議員の中にも、国会があまりにも軽視されている現状を嘆く声があるのは事実だ。

【HARBOR BUSINESS Online 2017.5.31.】

出典:ウィキペディア

現役自民党参院議員が匿名で安倍政権の無法状態や”国会不在”を指摘!この記事から見えてくる戦後日本のかつてないまでの「危機」とは?

「国会として機能していない」「僕らはほとんど給料泥棒」…これは、なんと現役の自民党参院議員が発した言葉だそうです。
日々私たちも、政権史上かつてなかったまでの安倍政権による無法状態と国会無視を強く批判し続けていますが、全く同じことを感じていた自民党議員がいたのですね…!

つまり、彼も匿名で発言しないといけないような難しい事情があり、それでもこうした言葉をボクたちに伝えたかった…と。
この記事は、この自民党議員の他に民進党議員の本音も出ていて、是非とも全文読むのをおススメしたいんだけど、まさに現在の日本における戦後最大の危機をよく表わしている良記事だ。

ボクが思うに、彼以外にも同じようなことを感じながらも、トップの意向に大人しく従い、共謀罪にも賛成票を投じている自民党議員がいくらかいるものと考えている。
加計疑獄に関しても森友疑獄に関しても、共謀罪での前代未聞のお粗末答弁に関しても、党内の一部から苦言や批判は出てくるものの、これも大きな流れに繋がらず、民進党もオモテムキ抵抗をしつつも、どこかで弱腰になっており、どうも突き抜けた追及が一向にできないのも、ボクは、この圧倒的なまでの「与野党のバランスの悪さ」から来ている部分が大きいものと考えている。

こうした”安倍一強”を生み出しているパワーバランスの「偏り」から、元々自民党に忖度・癒着する習性を持っていた記者クラブメディアはますます安倍政権に取り込まれ、それによって、ある意味飼い主に飼われ、ぬるま湯につかっているような「脱力感」「無気力感」から、思い切った深堀り報道や精力的な取材も最近はすっかり鳴りを潜め、資金力のないフリージャーナリストからの情報をそのまま流すような、手抜き報道がなされるケースも以前と比べて増えてきているような気もする。

そして、そのような「無気力報道」を受け取った国民もまた、日々のブラック労働などによる多忙さや精神的な疲れから、政治に対する関心も薄れ、半ば”金太郎飴”のような「無気力報道」のシャワーを浴びつつ、現代の政治腐敗に諦めに近いような心境を抱くようになり、これによって、民主党時代の脱原発デモや秘密保護法や安保法の時のような大きな行動に繋がらず、いよいよ国民全体の中でも無気力的な空気が蔓延し始めているような気もする。

こういう風に考えると、やはり、安倍政権が圧倒的な議席数を持っている「現実」が、「どうせ今回もダメだろう」というような、諦めや投げやり的な空気感に繋がっているような気がするんだよね。

 

日本に過剰な「忖度文化」がある限り、”既得権政党”に圧倒的な権力を持たせることは絶対に避けなければならない

実は「こういう事態」がもっとも恐ろしいことかもしれません。
一時は既得権政党による政治腐敗に対し、国民が大きく行動を起こしたことで民主党政権が誕生しましたが、民主党がうまくいかなかったことによる失望と反感から、圧倒的な力を持った安倍政権が最誕し、結果として、かつての既得権政治をはるかに超える腐敗や私物化が加速し、それでもなお、これを是正させようとする動きが国民から全く出てきていません

実はボクは、野党でも特に積極的に支持している政党はないし、国民の豊かさや利益を第一に、誠実な政治を運営してくれるのであれば、自民党でもいいとさえ思っている
だけど、そのような政治に少しでも近づけるならば、少なくとも与野党の「バランス」というのはメチャクチャ大事なことなんだよ。

現在では悪徳的な政治手法が横行し、挙句には「野党のフリをした自民党の支援政党」までもが存在している始末だけど、これを含めてしまうと、野党がいるのかいないのか分からないような状態になってしまうからね。
これは政治が腐っていかない方がおかしいくらいのやば過ぎる状況だ。

少なくとも、真の野党と与党が拮抗するくらいが、最も与党も権力を濫用しづらい状態であり、こうなることで、政局や権力争いももっと活性化して、世論もずっと大きく盛り上がっていくはずだ。

そう考えても、少なからず日本国民は、安倍政権が大きく議席を取りすぎた衆院選を受けて、その後の選挙で、ある程度これを修正するくらいに野党に議席を与えておくべきだったと思うし、日本国民にそもそも「そういう考え方」が存在していなかったような気がするんだよね。

特に、日本にはある意味行き過ぎた「忖度文化」みたいなものがあるみたいですし、それだけに、現在のような一強多弱を作り出してしまうと、余計に歯止めの利かない独裁状態に進んでいってしまう危険性を生み出してしまうのかもしれません。

森友疑獄や加計疑獄でも、しきりに「忖度(自ら気を使って目上や権力の意向どおりに振舞うこと)」がクローズアップされたけど、忖度が次々と”連鎖”していくと、あっという間に、法も秩序も超越した「独裁状態」が出来上がってしまう現実をまざまざと見せられている感じだよ。

つまりは、自民党議員が嘆くほどに日本が死に掛けてしまっているのも、安倍政権だけが悪いんじゃなくて、ボクたち日本国民全体がこういう状況を作り出してしまったということなんだよ。

 

国民が強い意志と行動を示せば、間違いなく政治は変わる

上の記事では、自民党議員も民進党議員も、世論の盛り上がりが今一つ欠けていることを取り上げて、これが政治の停滞や安倍政権の無法化や独裁化に繋がっていることを語っていますね。

ここまで日本が、戦後かつてなかったくらいに大きな危機に立たされている状況にもかかわらず、これでも世論が今一つ盛り上がっていないのは、先に挙げたようないくつかの要因や背景があるように思うけど、国民が大きな行動に出ないからこそ、自民党議員も機械的に安倍総理にひたすら忖度し、野党議員も今一つ闘争心に火がついていないのは確かだろう。

野党議員を鼓舞するために国民が国会前に集結し、20万人以上の規模のデモが起これば、間違いなく、寝ぼけていた野党議員の目は覚めて、バリケードを張ったりしてでも強行採決を阻止しようと暴れまくるようになるかもしれないし、下っ端の自民党議員もこうした民意を恐れて、安倍政権を打倒する側に回りやがて(野党に議席を取られないように)国民に一定程度忖度した政治を行うようになるだろう。

曲がりなりにも選挙制度で議員が選ばれている限り、国民が強い意志と行動を表に出せば間違いなく政治は変わるし、少なくとも政権政党は、国民に背を向けた「ルール無視の政治」はやりづらくなるんだよ。

なるほどです。
結局は回りまわって、安倍政権がここまで無法化し、腐敗しきってしまった背景にあるのは、これを自ら野放しにしてしまった日本国民ということですね…。

どちらにしても、まずは多くの国民が大手マスコミに過度に依存し、無防備に信用してしまっている現状を変えていく必要がありそうだね。
少なくとも、現在の無気力な御用マスコミ依存(ネットでいえば、御用まとめサイト依存)から脱却し、どうすれば自分たちの生活がもっと豊かになるかを自分自身で考えるようになれば、事態は大きく変わると思っている。

現状はかなり切迫しているけど、まずは韓国くらいのレベルまで若い人達が政治に強い関心を持って、自分自身で考える力と情報リテラシーを身に着けていく必要がありそうだ。
アメリカや欧州でも、このような既存マスコミからの脱却が進んでいるように見えるので、ボクたちも諦めないで根気強く頑張っていこう。

諦めてしまったら、その時点で全てが終わりですものね。
私もこれからも一生懸命がんばっていきます!

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