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自衛隊志願者が激減し危機的状況に!少子化に加えて安保法が影響!2年間で16%も減少、縁故募集も!

自衛隊志願者が激減し危機的状況に!少子化に加えて安保法が影響!2年間で16%も減少、縁故募集も!

どんなにゅーす?

自衛隊の志願者(自衛官候補生)がここ2年間で16%も減少し、人員不足が深刻化してきている。

・そのため、隊員全体で「26万広報官作戦」と銘打ち、苦肉の策として縁故採用を行なうべく、隊員全員にマンガ冊子を配った上で、友人や家族親戚などに入隊を勧誘するよう呼びかけている状況だという。

海外派遣どころじゃない! 自衛隊が志願者激減で、なりふり構わぬ異例の「縁故募集」…その実態とは?

●「25万広報官作戦」

昨年末、全国の自衛隊員に突然、ある小冊子が一斉に配布された。タイトルは『マンガで分かる自衛官採用制度 自衛官候補生編』。フルカラー全16ページの小冊子で、自衛隊の仕事の魅力をマンガでわかりやすく説明しているというもの。作成したのは自衛官の募集業務を統括する防衛省陸上幕僚監部(陸幕)の募集・援護課で、全国約25万人の自衛官に3部ずつ配る計算で約75万部を印刷したという。同課ではこれを「25万広報官作戦」と銘打って大々的に展開している。

自衛官募集は通常、全国のリクルートセンター(地方協力本部、募集案内所など)に配置されている「広報官」と呼ばれる隊員が行なっているが、一般の隊員にも身内の者や知人を自衛隊に勧誘する「縁故募集」を積極的に行なうよう呼びかけている。例年、全入隊者の約15%が「縁故募集」によって入隊しており、自衛官確保になくてはならない手段となっている。

~省略~

自衛隊が異例の大キャンペーンを張っている背景には、ここ数年での志願者の激減がある。マンガ冊子と一緒に隊員たちに配られた文書にも、こう記されているーー「日本を支えていこうという仲間を十分確保していくのが極めて難しい状況(危機的状況)になっています」

全隊員に配る文書にここまで率直に記すのは極めて異例だ。それだけ本当に「危機的状況」だということだろう。

自衛隊の「契約社員」ともいえる任期制の「自衛官候補生」の志願者は、2013年度は3万3534人だったのが、2014年度は3万1361人、2015年度は2万8137人と、この2年間で16%も減少している。昨年度の入隊者は採用計画数を1割以上も割り込み、陸、海、空3自衛隊ともに募集目標を達成できないという“緊急事態”となった。

【@niftyニュース(週プレNEWS) 2017.2.12. 】

↓隊員に配られた自衛隊勧誘のためのマンガ冊子。

出典:Twitter(@deskain)

空気を読んだ若者たちによって自衛隊志願者が激減中、このままでは本格的な徴兵制も現実味を帯びていくことに…

りのちゃん困り2ssa以前より、ここ最近自衛隊志願者がかなり減ってきているという話を聞きますが、やはりこれは予想以上に深刻な事態になっているようです。
「苦肉の策」として、隊員全体に縁故募集をさせて、必死に知り合いや親戚などに勧誘を呼びかけているようですが…果たしてどうなるのやらという感じです。

管理人安保法が強行採決されてしまった時から、ボクもこうなることはかなり予想していたけど、やっぱりという感じだね。

おまけに、最近の安倍政権の南スーダンのPKO派遣に関する一連の対応を見てみてごらん。
安倍総理が「永田町と比べると南スーダンは危険」とふざけたことを言ったかと思えば、憲法9条に抵触する恐れがあるからとかいう理由「戦闘ではなく衝突だ」とひたすら強弁し続けたり、挙句の果てには、昨年の現地での大規模戦闘を記した自衛隊日報を、ろくろく調べずに「破棄した」とウソをついて、危険な任務の実態を必死に隠した上で、さらなる危険任務を課した部隊を現地に送り込んでしまった

誰でも自分の命は自分で守っていかなきゃいけないし、一般的な感覚を持ち合わせている若者であれば、こんな政権の言っていることは「一切信用できない」と思うのは当然だと思うし、これじゃあ国に命を預けようという気にもならないよね。

こうした状況に少子化も拍車をかけて、今後ますます自衛隊の志願者が減っていくことが予想されるし、このままでは(学費の免除やローンの免除などと引き換えに入隊を課す)経済的徴兵制はほぼ確実に行なわれていくと思うし、それでも足りないとなれば、いよいよ本格的な徴兵制に舵を切らざるを得なくなるんじゃないだろうか。

 

この状況でも、若者たちの自民党支持率が非常に高い「不思議」

りのちゃん困り2ssaそれにしても、最近の若い人が自衛隊に入りたがらないのは分かるのですが、その一方で、若い人たちの自民党への支持率が他の世代と比べて非常に高いという現象がいささか矛盾している感じがして、個人的には不思議なのですが…。

管理人例えば2016年の参院選のデータを見てみると、18歳・19歳の投票先について選挙前にアンケートをとったところ、自民党が65.77%で圧倒的多数となったということだけど、その一方で、こういう風に自民党が進めている、安保法を強行したり、憲法9条違反の疑いが強い自衛隊の危険任務を推進する動きについては反対なのか、自衛隊志願者が激減しているという状況だ。

安倍政権の最も大きな核心こそが、こうした軍拡や安保関係の変革なので、安倍政権を支持しているのであれば、むしろ進んで自衛隊に入って安倍政権に貢献する行動を起こすのであれば首尾一貫しているかと思うけど、これは明らかに矛盾しているね。

つまり、「良く分からないけど安倍政権はテレビでヨイショされている(野党が貶されている)から支持」「でも自分が危ない目に遭うのは嫌なので自衛隊には入りたくない」という思考があることが考えられ、「無関心かつ他人任せ」という思考を持っている若者が増えている…ということになるのだろうか?

あくまで「このアンケート結果が本当であれば」という前提の元で分析しているけど、なんだか色々と考えてしまうね。
みんな、「日本が危ない方向に向かっているのは認識」しているけど、「でも自民党がいい」…とは、一体どういうことなのか。
こんなんじゃ、(マツコも似たようなことを言っていたけど)日本の未来が今以上に全く明るくないことは誰が見ても明らかだと思うよ。
(そして、こういう現実を見ても、安倍政権を支持したり、称えている人間は、大抵が自分自身は危険地帯に行って命を懸けて戦う気もさらさらない、蚊帳の外から好き放題言っているだけの連中であることがよく分かるね。)

りのちゃん困り2ssa本当に、こういう思考や風潮が日本国民の間で広がっていることが、日本が重く深い閉塞感に支配されている原因かと思いますね。

国民自身が自主的に立ち上がり、行動するようになり、現在の閉塞感を打破するべく、自分たちで新しい政党や風を起こしていこうとしない限りは、徴兵制も含めて日本がどんどん息苦しく重苦しい方向に進んでいくことはほぼ間違いないかと思います…。

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