どんなにゅーす?
・2018年5月27日、自民党の石破茂元幹事長は、加計学園による「安倍総理と加計理事長による面談をでっち上げて愛媛県と今治市に報告した」との発表に対し、「(獣医学部を作りたかった)県や市に偽の情報を与える意味が分からない」とその信憑性に強い疑問をつけた上で、もし本当に総理の名前を利用して事実をでっち上げたのだすれば「あるまじきこと」として、加計理事長の国会招致が必要との認識を示した。
・野党側も加計学園のコメントに対し、(安倍総理の嘘の辻褄合わせをするために)嘘のコメントを出した疑いを強めており、真相究明のために加計理事長の証人喚問は不可避との見方を強めている。
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「説明する義務がある」石破氏が加計学園に苦言
自民党の石破元幹事長も加計学園に対して苦言を呈しています。
自民党・石破元幹事長:「愛媛県や今治市は(獣医学部新設を)一生懸命やりたい。そういう人たちに対して、偽の情報を与える意味が理解できない。なぜ、偽の情報を提示したのかを説明する義務がある」
また、石破氏は「総理に会ったことにして利用したとすれば、あるまじきことだ」と強く批判しました。さらに、石破氏は加計孝太郎理事長の国会招致について、予算委員会が判断することとしながらも「必要がある」との認識を示しました。
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加計学園が「安倍首相と加計理事長の面談」を自らの捏造と弁明するも嘘がバレバレ! 面談を物語る証拠がこんなに
愛媛県の新文書には、安倍首相の「獣医大学いいね」発言が記された文書とは別に、同年3月15日に今治市と加計側がおこなった協議の内容を記した文書があるのだが、そこにはこんな記述があった。
〈柳瀬首相秘書官と加計学園の協議日程について(2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり)(学園)3/24(火)で最終調整中である〉
つまり、この文書には、安倍首相と加計理事長の面談がすべての出発点になって、柳瀬首相秘書官が加計学園に資料提出を求め、加計は3月24日に官邸を訪問することになったという経緯が記されているのだ。
さらに同文書には、「文部科学省の動向について」と題した項目にこんな記述もある。
〈(学園)文科省から獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議委員に対する意見照会を実施している模様。
2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料のうち、「新しい教育戦略」(別紙p.5-6)に記載の目指すべき大学の姿に関する部分を抜粋したアンケート形式の資料を示して、短期間での回答を求めている。アンケート結果は、柳瀬首相秘書官との面会時に、学園に対し、情報提供されるものと推測。
なお、委員からの評判は概ね良いとの情報を得ている〉そう。この報告文書には、「2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料」と、面談時に加計理事長が安倍首相に資料を提供していたとする記述まで、当たり前のように出てくるのだ。
加計学園担当者の「総理と理事長が面会した」という発言がつくり話ではないことを物語る材料はほかにもある。それは、柳瀬氏と加計学園担当者が官邸で2度目に会うことになった2015年4月2日の会合をめぐるものだ。
5月10日に行われた柳瀬秘書官の参考人招致でも大きな焦点となったこの会合は、加計学園サイドが柳瀬秘書官に愛媛県、今治市を引き合わせるため、いっしょに官邸を訪問。愛媛県、今治市の複数の職員が同席のもとで会合がおこなわれた。
この会合が行われたのも、安倍首相と加計理事長の会話がきっかけになっていた。新文書のうち、3月24日の柳瀬首相秘書官と加計関係者の協議について今治市から受けた報告内容をまとめた文書には、こう書かれているのだ。
〈安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出たとのことであり、同学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したいので、県と今治市にも同行願いたいとの要請があったと今治市から連絡があった〉
安倍首相と加計理事長が面談し、獣医学部に関して会話していたのが事実であることは、4月2日の会合における柳瀬氏の対応からもうかがえる。加計学園の担当者はこの会合で、柳瀬氏や愛媛県、今治市職員を前に〈先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があった〉などと報告していた。
もしこれがつくり話であったら、柳瀬氏は当時、総理のスケジュールや行動をすべて把握している首相秘書官であり、すぐにその嘘を見抜けたはずだ。加計学園が安倍首相の名前を使って嘘をついていたのなら、その場で「そんな事実はない」と指摘していなければおかしい。
しかし、この会合の報告文書のどこをみても、柳瀬氏のそういった発言はない。柳瀬氏はむしろ、安倍首相・加計理事長の面談が前提であるかのように、建設的なアドバイスをおこなっているのだ。
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「説明する義務がある」石破氏が加計学園に苦言https://t.co/KJEGwFy6Vz
その通りだ。
自民どもよ、あんたら、スルーしかできないのか?— 数学 M (@rappresagliamth) 2018年5月27日
遅いわ。
もっと早よ言え。
そういうグズグズ煮え切らんとこが、相変わらず冴えん。
迷うな、舌鋒鋭くいくしかないやろ💢https://t.co/v5rO2eB8uq— “ねずみ”クンのともだち〜♬ (@KoboKanta) 2018年5月27日
【ようやく自民党内部から】石破茂元幹事長が、真相解明に向け加計氏の国会招致が必要だとの認識を示した。加計学園の「(アベと加計孝太郎氏の)面会はなかった」との異様な回答が出てきて、ようやく常識的な意見が自民党内部から出た。これも無視するのですか?https://t.co/IsTmPfPkBo
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年5月27日
むしろ、国会招致なんて生易しくないか。いやしくも一国の総理大臣を、あってもいないのにあったというなら、それは「総理を侮辱した」ことになるわけで、前例に鑑みるに証人喚問こそが妥当ではないか。/早期収束へ加計学園理事長の国会招致も 石破元幹事長 | NHKニュース https://t.co/U5WwgvKFfe
— じこぼう (@kinkuma0327) 2018年5月27日
石破氏に次いで岸田氏も。風見鶏立ち位置でも安倍逆風を感じているようだ。「安倍首相と加計理事長の面会なしとの学園発表に、28日衆参両院予算委員会集中審議を踏まえ「事実はどっちなのかがもっとも大事。政府としてしっかり説明責任を果たしてもらわなければならない」と述べた(産経)。
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) 2018年5月27日
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ここまで加計学園のコメントが嘘である材料が揃っているにもかかわらず、安倍総理はなお面会の事実を国会で否定!
加計学園による「15年2月の安倍総理と加計理事長の面会はでっち上げだった」とのコメントに対し、早速、これが「安倍総理の嘘の辻褄合わせをするため」の嘘である見方が強まっています。
リテラでは丁寧に加計学園のコメントに対する反証を載せていますが、この面会が事実ではないとなると、すでに出てきている文書に書かれている内容や分かっている事実関係の全ての辻褄が合わなくなってくる上に、何よりも、安倍総理本人の行動が「全ての真相」を物語っているのではないでしょうか。
その安倍総理は、本日の国会の集中審議で(まるで示しを合わせたかのごとく発表した)加計学園側のこのコメントを持ち出した上で「2015年2月に加計理事長と面談していない」と改めて否定した状況だ。
石破氏が言っているように、本来であれば、安倍総理は加計学園に勝手に名前を利用されたことに対して激怒し、加計学園を告発すべき「あるまじき」事案だし、この「作り話」を元に獣医学部の開学に成功してしまった加計学園を詐欺容疑で捜査すべきだろう。
さらに言えば、加計学園が真実を言っているということをより世の中に強くアピールするには、偽証罪に問われる証人喚問で証言させるのが最も説得力があるのは言うまでもなく、これが真実であるという絶対的な自信があるのなら、籠池氏のように安倍総理も加計理事長本人も積極的に証人喚問の開催に応じるはずなんだよ。
しかし、加計学園に勝手に面会の事実やセリフを捏造されたことに安倍総理が激怒する様子もなければ、さらには安倍総理は加計理事長の証人喚問を全力で拒否し続ける始末です。
この時点で、総理本人や加計学園の主張が嘘であることを自ら宣言しているようなものですね。
なんだか、ここまで森友や加計を追及し続けている野党に責任転嫁させつつ、野党ばかりを批判するようなトンチンカンな意見も目立っているけど、全ては、安倍政権が真摯に真相究明を行なうために関係者全ての証人喚問に応じ、事実関係に基づいて丁寧に説明を尽くせば、とっくのとうにこの問題は終わっていたはずだ。
全ては、真相を究明する動きを全力で妨害し続け、嘘に嘘を塗り固めつつ国民をとことん騙しながら疑惑を葬り去ろうとしている安倍政権こそがここまで国会を停滞させ、国会を滅茶苦茶にさせている真犯人であるのは、少し考えれば分かることだ。
すでに、ここまで「加計学園が獣医学部を作ろうとしているのを17年1月に初めて知った」というのが嘘であったのがバレバレになっているにもかかわらず、いまだに(周りの多くの人間を巻き込みながら)ここまで見え透いた嘘をついてまで否定をし続けている時点で、安倍晋三氏は総理どころか人として完全に終わっているだろう。
嘘をつくことそのものが、思想や方向性以前に人としてやってはいけないことですし、ここまで平然と次々ウソを突き続ける人間を日本のトップを務めさせることなど、絶対にやってはなりません。
野党のみならず、さすがに自民党内からも完全に見切りを付け始める議員が出てきていますが、もはや自民党も、これ以上国民の信頼を完全に失ってしまう前に、議員全員で安倍総理を辞任させる方向に舵を切っていくべきではないでしょうか。
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