どんなにゅーす?
・TPPが衆院特別委員会で強行採決されたことを受け、民進党は山本農水相の不信任決議案を提出する方針であることが判明。
・一方、自民党内でもTPPの採決延期の意見が多かった中、安倍総理とその周辺が、党内での打ち合わせなく採決を強行した疑いが浮上しているという。
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民進、農水相の不信任案提出する方針「手段ほかにない」
環太平洋経済連携協定(TPP)承認案の衆院特別委員会での採決強行を受け、民進党は山本有二農林水産相の不信任決議案を衆院に提出する方針を固めた。8日にも提出する構えで、共産、社民、自由3党にも連携を呼びかけて調整に入りたい考えだ。
民進党幹部は5日夜、「不信任案は出さざるを得ない」と明言した。別の幹部も「現時点で山本氏を追及する手段が他にない。与党にも山本氏は辞めるべきだと思っている人がいる」と説明し、失言を2度繰り返した山本氏への不信任案提出は不可避との考えを示した。
<TPP採決>自民内調整に不手際 「パリ協定」に波及
食い違いは4日午後2時半過ぎに露呈した。野党の抵抗の中で衆院TPP特別委員会が始まった、と聞かされた自民党の佐藤勉衆院議院運営委員長が「なんで勝手に開くんだ」と怒りをあらわにした。山本有二農相への辞任要求が収まらず、午後1時開始予定の本会議を遅らせ、議運委で野党と調整を続けていたからだ。TPP委の塩谷立委員長(自民党)や森山裕理事(同)は、佐藤氏に開会を連絡していなかったという。
~省略~
大島理森衆院議長や竹下亘党国対委員長、佐藤氏らの当初の見通しでは、本会議でのパリ協定承認を優先し、その後の予定のTPP委での採決は7日に遅らせることも織り込んでいた。
すれ違いの背景には、野党への配慮を重視する大島議長や佐藤氏と、円満採決は困難とみる塩谷氏らTPP委の現場の思惑の違いがある。
TPP“騙し討ち強行採決”は安倍首相の強い意向だった! 民主主義を無視し嘘を撒き散らす安倍政権の増長
「党内には強行採決への慎重論や、TPP先送り論もあったようですが、官邸がどうしても成立させたいと強硬だったようです。背景にはもちろん安倍政権に今井尚哉首相秘書官をはじめ経済産業省人脈が入り込んでいるということもありますが、安倍首相自身が強いこだわりを見せていた。どうも、海外の首脳に『わが国は先駆けてTPP承認案を通過させた』と自慢したいというのがあるようです」(官邸担当記者)
安倍首相は特定秘密保護法や安保法制でも同じように自分の個人的野心のために強行採決で法案を通してきたが、まさか早さ競争で自慢するために強行採決とは……。しかし、安倍首相は10月7日のTPP主要閣僚会議で「他国に先駆け、日本の国会でTPP協定を承認し、早期発効にはずみをつける」とこれを裏付けるような発言をしている。
なんとも頭が痛くなる話だが、さらに今回、ひどいのが山本農水相の問題をそのままにしての採決だったということだ。
出典:NAVERまとめ
出典:Twitter(@gonoi)
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「わが党は結党以来一度も強行採決をしようと考えたことはない」と発言した”張本人”が、誰よりも強行採決に躍起になっていた皮肉
実際にTPPの採決が延長される見立てがメディアでも多かった中、「だまし討ち」のように突如TPPが強行採決された背景には、安倍総理の強い意向があった疑いが浮上していますね。
なんせボクたちも、こうしたマスコミの報道のせいですっかり油断をしていたフシがあったからね。
でも、実際に自民党内でも世論の批判を抑えるために、山本農水相の最失言以降、4日の採決は完全に諦めていた流れが強まっていたようだ。
しかし、これに安倍総理の官邸周辺が強い不快感を持ったようで、どうやら自民党内の”慎重派”をも騙した上で、強行採決に踏み切ったというのが実際のところだったようだね。
つまり、安倍総理は、「海の向こうのご主人様」に褒められるために、自民党内の合意形成すら無視して、「スタンドプレー」に走りまくっているということだろう。
一旦はTPP採決に合意してしまった民進党も、ダメさ加減が浮き彫りに
結局民進党は、山本農水相の不信任決議案を提出するみたいですが、一旦はTPP採決に合意した行動を見てしまうと、どうもウソ臭さが醸し出されてしまっている状況かと思います。
あの「合意」さえなければ、民進党もある程度対立政党としての立場も保てたかもしれないけど、やっぱり民進党はダメダメ具合が色々なところで際立っているね。
これでは、いくら反対したところで「やらせだ」って言われても仕方ない状況であり、やはり、今の民進党は自民党と同じく、海の向こうの「ジャパンハンドラー」に完全に操られている政党であると言わざるを得ないだろうね。
そういう意味でも、このままではTPPは衆院本会議でも近々採決に至る可能性が大かと思うよ。
まとめ
やはり、こうした安倍総理のウソと騙しに満ちた行動や、民進党の体たらくを見ても、日本の政治が危機的状況にあることを痛感せざるを得ないですね。
つまり、民進党や維新以外の野党勢力に、新たな市民に密着した政治勢力を作っていかない限り、日本は完全に海の向こうの「グローバル勢力」の私物と化すということだ。
まずは、ここまで嘘やペテンに満ちた安倍政権に対して、国民が徹底的に批判をしていく必要があるんだけど…なかなか難しい状況だね。
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