日本のずさんな除染体制にガンダーセン氏が驚き
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「フクシマではいま、再汚染が起きている可能性がある」米国原子力研究家の警告
今回の訪日で、ガンダーセン氏は、南相馬市のタウンホール屋上や、セブンイレブンのフロアマット、道路脇などからダストを採取。それらを計測したところ、放射線廃棄物遺棄場に運び出されなくてはならないような大きな線量が検出されたという。
現代ビジネスがとても興味深い記事を出してくれたので、ここでも紹介したいと思う。(是非とも全文読んでみることをおススメしたい。)
ガンダーセン氏はアメリカの原子力施設で長年働いてきた原子力の専門家だけど、今は日本の小出裕章氏と同じく、原子力に否定的な見方をしている人物で、これまでも度々福島原発事故に関しても、警告を発してきた人だよ。
私も読んだけど、なんか色々なことでついつい忘れてしまいがちだけど、やっぱり福島は今も深刻な汚染が続いているのね。
しかも、除染もあまり効果がないみたいで、この先色々と心配になってきてしまうわ。
ネット上では、ガンダーセン氏の警告や主張について「デマだ!」と断じている人がたくさん出現しているみたいだけど、そもそも福島原発事故自体もはっきり分かっていない部分も多いのに、なぜ「デマ」だと断定できるのか、本当に不思議だね。
つまり、ガンダーセン氏が言っていることは、「悲観的な見方をした場合の想定」を話しているだけで、「本当の真実」を語れる人なんて、今の段階で誰もいないんだよ。
なんせ、福島事故そのものも(東電の隠蔽もたくさんある中で)はっきりと見えている部分が少ないし、このままじゃ、未来でも「確たる結果論」を語るに足る状況証拠は充分に揃わないかもしれない。
今、日本政府や東電(やその取り巻きの怪しい人々)が行なっていることは、「デマ」だのなんだの言いながら、福島原発から放出された放射能を何とか日本中に拡散させて、その「状況証拠」をなるべく潰すことに躍起になっているっていうことだ。
上の記事で、道の駅で基準値を大幅に超えた山菜が売られていた話が出ていたけど、こういうことや、少量汚染された食材を全国に流通させ、それを毎日食べ続けることで、日本中の人たちが少なからず一定程度被ばくしていくことは確実だからね。
今現在でも、得体の知れない人たちが注意を促す人に対して「不安を煽るな」と叩いたり、「謎の安全情報」を日々発信し続けているけど、果たして彼らのいうことを鵜呑みにして「食べて応援」などに手放しで参加し続けていいものかどうか、今一度冷静になって考えてみるのがいいのではと、ボクは思っているよ。
管理人さんの言うとおりね。
特に福島原発事故や放射能関連の情報については、より慎重に私たちも受け取らなくっちゃね。
その通りだ。
政府の放射能問題に対する取り組みや除染に関しては、ボクもありえないくらいにずさんだと思っているから、このような専門家の警告はありがたいと思っているよ。
これからも、(特にお子さんがいる家では)出来る限り被ばくを最小限におさめられるように、食べ物や日頃の放射能対策に気をつけたいところだね。
まとめ
小出氏やガンダーセン氏のような原子力の専門家が警告していることを、「デマだ!」とか、「インチキだ!」とか言っている人をよく見かけるけど、自らの姿や名前、身分も現さないで、ネット上で繰り返しこのような専門家を叩いている人間達を、どうして安易に信じられるだろう?
実際は安全だったのに危険を促すデマよりも、実際は危険なのに安全を促すデマほど悪質なものは無い。なぜなら、後者の場合、それを信じた場合に時として取り返しのつかないことが起こってしまうのだから。
そして、そのような事例は実際に起こった。それこそが、福島原発事故「そのもの」だ。
つまり、「原発は安全」だと繰り返し権力側によって刷り込まれていたことは、まさしく根拠の無い「安全デマ」だったということだ。
このような事実を忘れないようにした上で、二度とタチの悪い「安全デマ」に騙されないようにしていこう。
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