報道ステーションが安保法に揺れる自衛隊員の”戸惑い”や”心情”を報道
|
|
安保法成立による現役自衛官の本音
に今夜放送の報道ステーションが
直撃取材。
抱える家族との離散などから、
駆けつけ警護など正直なところ
応じたくないのが彼らの本音私が実感するにこの問題も
安倍晋三が首相になったコトにある pic.twitter.com/uwU3ci7Zb9— 憲法をまもる君 (@kenpoushugo) 2016年9月19日
報ステ、現役自衛官のインタビュー
アンケートに本音を書けず、、 pic.twitter.com/KeM9ztq4IZ— あや (@ayakumahotcake) 2016年9月19日
@kenpoushugo 戦争指導者は戦争に行きません。
安全地帯で生きます。
— Hebo (@bokukubokun) 2016年9月20日
報ステで南スーダンPKOの問題をやっていたが、安倍晋三と稲田朋美はあくまで自衛隊の「駆けつけ警護」を強行するつもりだ。狙いは一本。日の丸で包んだ棺桶で帰国させること。戦後初の戦死者を出すこと。国葬にすること。靖国国営化法案を前に進めること。必ずやる。そのための安保法と稲田防衛相。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2016年9月19日
朝日新聞(9/19付)
「安保法成立1年」
94歳の元兵士の体験談が中止に❗️瀧本さん
「体験談がなぜ政治批判になるのか。このままでは反戦平和の行動を取り締まる法律もできるでしょう」会場使用や助成を抑制する自治体が増加😡 pic.twitter.com/mGF4Lso6wH
— 但馬問屋 (@wanpakutennshi) 2016年9月19日
@wanpakutennshi 「戦場体験と平和の大切さを語る事」が政治批判。安倍政権の政治姿勢を何とも分かりやすく表している事か。
— Yoshiki Daito (@ranakero) 2016年9月20日
自衛官の父は若い自衛官が日米共同訓練で、「動くものは女も子供も迷わず殺せ」と米兵に言われやめる決心をしたと聞いた。南スーダンのPKOに11月に派遣される自衛隊部隊は安保法に基づく新任務の訓練を始めた。彼は「隊員の人間性を無くす訓練になるはず。今が派遣を止められる最後の機会」と。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2016年9月19日
本日の東京新聞社説が「昭和47年政府見解の読み替え」を根拠に安保法制を違憲と断じている。拡散を!https://t.co/81eDw7bSxf
「安倍内閣の手法は、歴史の検証には到底、耐えられない」「改憲以前に、政府の恣意的な解釈を正すことが先決」「「憲法の危機」を直視すべき」
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2016年9月20日
|
|
様々な混乱と不安の声が飛び交う中、強行採決された安保法から1周年を機に、報道ステーションがなかなか良い特集を放送してくれたので、紹介しようと思う。
番組では、現役自衛官の男性に匿名でインタビューを行なっており、これにより、いよいよ海外任務を中心に、日本の自衛隊が生命の危険が生じる任務が本格化していきそうな事態に、深く戸惑い、悩んでいる現役自衛官の姿が浮き彫りになった。
特に目を引いたのは、(上のキャプチャで紹介しているように)隊員へ行ったアンケートを強引に捻じ曲げている実態もあるようで、「海外派遣を本人が希望した」「自衛隊員の海外任務への意識は高い」という風潮を人工的に作り出した上で、本人の意思とは関係無しに、無理やり危険な任務を行なわせようとしている恐ろしい現状もあるようだ。
な、なんなのそれ!?
この自衛隊員の人が言っているように、そもそも、日本の困っている人たちを助けたり、災害救助などを行なうために自衛隊に入った人が多数のはずだし、それがいきなりこんな展開になってきたら、戸惑ったり拒否する人が出るのは当然だと思うけど。
それをアンケートの結果を捻じ曲げて、隊員たちの士気を無理やり演出させて、さらに命懸けのやりたくない任務に無理やり出そうとしているなんて、ちょっと信じられないわ!
ボクも、安保法や集団的自衛権がいよいよ現実化してきた際には、絶対にこのような心境に陥る自衛隊員が出てくること、そして自衛隊を辞める人が一定数出てくることを予感していたけど、やはり、そうした予想は間違っていなかったということだ。
この隊員が言っているように、自衛隊の本来の仕事とは、日本の国土や国民を守ることであり、海外の紛争地帯に入って、現地の警護や治安維持活動を行なうことは、明らかに本来の任務の範囲を超えるものだ。
今までもすでに国連の要請(アメリカなどの圧力)に応じて、こうした任務を一部でやらされるようになってきていたけど、安倍政権が安保法を強行採決して以降、これが海外の軍隊と同じようなレベルにまで拡大していく様相となってきた。
これは、ぶっちゃけて言ってしまうと、「戦争ビジネス勢力が仕掛けた戦争の後始末を色々やらされてしまう」ということで、まさに、この隊員も言っているように、「何をしにわざわざ行くのか?」という話にもなるだろう。
誰もが嫌がる「命懸けの」仕事を末端の自衛隊員に押し付ける、日本の”自己中心的”な論理
これは、原発にも同じことが言えるかもしれないけど、「原発は必要だ」「集団的自衛権は必要だ」と主張している人たちの中には、これらを運営する中で、自らの命を削ってまで仕事をしている(やらされる)人がいることで成り立っているということを、分かっていないか、あえて目を逸らしている人も多い。
さらには、そういう役割に回される人間がいるのを認めたうえで、「日本に秩序と豊かさをもたらすには、ある程度の一部の人たちの犠牲は必要だ」と主張する人々もいるだろう。
政治家などにも同じことが言えると思うけど、そういう考えを持っている人間に限って、自分は絶対に安全な場所から「高みの見物」をして、自分たちのツケを弱い立場の人々に押し付けているようなふしが多いように、ボクは感じる。
そのような考えを持っている人間こそが、率先して原発作業員や自衛隊の危険任務をやるのが一番いいと思うんだけど、面白いことに、そういうことを主張する人間に限って、誰もやりたがらないんだよね。
そういう意味では、集団的自衛権や、原発の必要性を強く訴えている人ほど、目先の利益を優先し、また、弱い人間に辛い仕事を押し付けるような人間が多いように、ボクは感じている。
一体なぜ、今までの憲法や法律を変えてまで、自衛隊に海外での危険任務をやらせなければならないのか?
こういうことを行なうことで、一体誰が損をし、誰が一番得をすることになるのか?
こういうことをもっと一人一人が真剣に考えるようになって欲しいと、ボクは思っているよ。
た、確かに、色々な人の犠牲の元に成り立っているものについて、ただ、それらを自分と関係ない人に押し付けるだけじゃダメなのよね。
自衛隊員の人たちだって、大事な家族がいるし、最初からこれらの任務を覚悟していたのならまだしも、ここ数年で急激に、自分たちと関係のない次元で、その仕事の質が勝手に変えられてきているのなら、色々な葛藤や納得がいかない部分があるのも当然だわ。
なんだか、あまりにも自分本位で自分以外のことに関して無関心、身勝手な人が増えてきているような気がしているだけに、このニュースは色々と考えさせられるものがあるわね…。
ただ、目を逸らしたりするだけでなく、一度真剣に考えてみるだけでも、何かが見えてくることもあるし、僅かながらでも変わっていくこともあるはずだ。
是非とも、みんなもこのような自衛隊員たちの現在の心境や現状、安倍政権の軍事政策、憲法改正などについても色々と関心を持って、考えてみて欲しいと思っているよ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|