どんなにゅーす?
・2017年4月26日、各地で働く記者や専門家へのアンケートをもとに作成されている「報道の自由度ランキング2017」が発表された。
・今回の日本の順位は昨年と変わらず72位だったものの、52位に入ったイタリアに抜かれ、G7先進国中最下位になった。
・日本は、2010年の民主党政権時代に11位に入ったものの、安倍政権になって以降著しく順位を落とし続けており、安倍政権によるメディアへの恫喝や懐柔、強行的に施行された秘密保護法などの影響に加えて、「政権側がメディア敵視を隠さなくなっている」との指摘も出ている。
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報道の自由度ランキング、日本は72位 G7で最下位に
国際NGOの国境なき記者団(本部・パリ)は26日、2017年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち、日本は前年と同じ72位だが、イタリア(52位)に抜かれて主要国7カ国(G7)では最下位だった。
ランキングは各地で働く記者や専門家へのアンケートをもとに作成。北欧諸国が上位で、中東シリアや北朝鮮が下位に並ぶ傾向は変わっていないが、世界各地で「民主主義が後退し、ジャーナリズムの力が弱まっている」と警告している。
日本は10年の11位から順位の低下が続く。安倍政権への辛口キャスターらの降板なども踏まえ、「メディア内に自己規制が増えている」「政権側がメディア敵視を隠そうとしなくなっている」などと問題視。特定秘密保護法については、国連の特別報告者から疑問が呈されたにもかかわらず「政権は議論を拒み続けている」とした。
43位だった米国については「トランプ大統領がメディアを民衆の敵だと位置付け、いくつかのメディアのホワイトハウスへのアクセス制限を試みた」と警戒感を示した。(パリ=青田秀樹)
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さあ次はどこに抜かれるか?報道の自由度ランキングG7最低に。
72 日本
148 ロシア
176 中国
180 北朝鮮https://t.co/gZWr2RNwpQ— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2017年4月27日
国際NGO「国境なき記者団」が、報道の自由度ランキング発表。180カ国中72位、G7ではイタリアに抜かれ最下位。恥ずべきことだ。政権側の圧力もあるが、メディア側の姿勢がいちばんの問題だ。忖度ばかりして、真実を伝えようとしていない。まるで官僚のようだ。ジャーナリズムの原点に帰れ❗
— バックハウス (@backhaus_maron) 2017年4月26日
【アベにとって自由の国】2017年の報道の自由度ランキングで、日本は72位に落ちたまま。2010年の11位から転落は続き、ついにイタリアを抜き、先進国で最低になった。忖度メディアのおかげで、アベにとって自由な国になりました。https://t.co/NWSYWITda1
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2017年4月27日
報道の自由度ランキング、日本は72位https://t.co/0h34l74t0U
権力者がメディアに圧力をかけるのは当然のこと。圧力があれば、メディアは反発する。しかし、この国は迎合している。報道の自由度を下げているのはメディア自身。72位の最大の原因は記者クラブと知るべし。— 田崎スシローの守護霊が憑依しているアカ (@suishinger_y) 2017年4月27日
“報道自由度”ランキング、日本は180か国中72位 TBS NEWS https://t.co/HfEU6XtqAx 日本のネット右翼が嫌っている韓国は63位。
— エリック ・C (@x__ok) 2017年4月27日
さっきnhkで報道の自由度ランキングのニュースやってたんだけど、
「最下位は北朝鮮でした」て、ついに、このランク付けでの下を見始めちゃったんだね。— GuciYama (@GuciYama) 2017年4月27日
安倍政権誕生以来、報道の自由度ランキングは下がり続けている。安倍の報道機関に対する敵意と圧力が72位という恥ずべき結果になって現れているわけだが、圧力に簡単に屈する報道機関も情けない。言論・表現の自由を保障する憲法21条は生きている。報道機関の覚悟が問われている。
— Holms (@Holms6) 2017年4月27日
報道の自由度ランキングを発表されました。日本は72位、イタリアに抜かれて主要国7カ国G7では最下位だった。かつては11位だったランキングも安倍政権で下がりに下がり続けてG7最低へ。自民党二階幹事長がマスコミ批判をしていた。権力監視が報道の役目なのに圧力かけることは間違っている。
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) 2017年4月27日
報道の自由度ランキング、下がり続ける日本、韓国にも抜かれる。について今朝の関西ローカル番組での解説 pic.twitter.com/CKe0SZe19y
— 森田 友企子 (@jaquie35) 2017年4月26日
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安倍政権によるメディア恫喝と懐柔が世界でもすっかり有名に!ついにG7先進国最低になり下がった日本マスコミの窮状
毎年恒例の報道の自由度ランキングが発表されましたけど、予想通りというか、日本はやっぱり散々な結果になってしまいましたねぇ。
森友報道などで幾分日本のメディアも名誉挽回しかかった気もしたけど、結局は、その後の安倍政権の従来以上の強い恫喝と圧力で静まり返っちゃった感じだからねえ。
まあ、これは当然というか妥当な結果なんじゃないかな。
特に酷いのはNHKの劣化具合で、例えば今回のニュースについての下の記事を見ても、その悲惨な現状が良く分かるね。
「国境なき記者団」先進国も報道の自由度が後退
国際的なジャーナリストの団体、「国境なき記者団」は、世界各国にどれだけ報道の自由があるかを分析した報告書を発表し、アメリカのトランプ大統領によるメディア批判などをあげ、先進国の間でも報道の自由度が後退し続けているとして懸念を示しました。
「国境なき記者団」は、世界各国に報道の自由がどれだけあるか、毎年、分析をまとめ、ランキングを発表していて、ことしの報告書では、180の国や地域が対象となりました。このうち、ことしトランプ政権が発足したアメリカは「トランプ大統領は、メディアを国民の敵だと訴え、複数のメディアに対しては、ホワイトハウスへのアクセスを妨げようとした」と指摘され、去年よりも2つ順位を下げて43位でした。
~省略~
日本は、去年と同じ72位で、特定秘密保護法について「国連から問題視されているものの、政府が議論を拒み続けている」などと指摘されました。
一方、上位は1位がノルウェー2位がスウェーデン3位がフィンランドと、ことしも北欧諸国が占め、最下位は北朝鮮でした。
見出しだけ見てもちょっと分かりづらい上に、世界の報道の自由度の後退を真っ先にアピールして、他国の問題ばかりを強調しつつ、日本の現状にはほとんど触れていませんねぇ。
まさに安倍政権にとって都合が悪いようなニュースは、ことごとく矮小化して、問題のすり替えをしたり、別の部分に目が行くように操作をしているのがとてもよく分かるね。
国民が最も正確に知るべきことは、「自分の国で何が起こっているのかを知ること」だと思うんだけど、マスメディアが政権に強く支配されている国の国民ほど、「自分の国で何が起こっているのか」を全く理解できていないケースが非常に多いんだ。
北朝鮮なんかがまさにそうですねぇ。
まさしく日本もこうした国の仲間入りに向かっているといえ、安倍政権によって、著しく近代国家としての体裁が崩壊し、かつての民主主義が全く無かった旧来の国家体制に逆戻りしつつあることを強く感じてしまうね。
そういう意味では、民主党時代はメディアが自由に政権批判を行なうことを許されていたからこそ、皮肉にも国民がこうした報道を鵜呑みにしたことで、あっという間に政権が崩壊してしまったのかもしれないね。
つまり、民主党時代はメディアも国民も今よりもずっと自由な表現が許されていたせいで、いとも簡単に壊れてしまって、それを見ていた安倍政権が徹底的にメディアを統制することをやってしまったせいで、ここまで強大な力を手に入れてしまったんですねぇ。
こんなに皮肉なことってないですぅ~。
結局のところ、国民自身が「マスコミの本質」というものを理解し、なおかつ民主主義に対する高い意識を持っていない限りは、いずれは安倍政権のような独裁的な政権が強大な力を手に入れてしまうのは必然なのかもしれない。
「なぜ民主党政権はあそこまで簡単に崩壊してしまったのか?」ということや、「なぜ安倍政権はここまで長期政権と化してしまったのか?」といったことを今一度再考し、総括しない限り、国民にとって真に豊かで自由が保障される社会が実現されることはないのかもしれないな。
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