どんなにゅーす?
・パレスチナでの戦場取材やチェルノブイリ原発事故、薬害エイズ問題など、数多くの社会問題をテーマに長年にわたって活動を行なってきた国際的フォトジャーナリスト・広河隆一氏(75)に数々の性暴力疑惑が浮上。複数の女性からの告発や証言とともに週刊文春が報じた。
・文春によると、広河氏は、複数の女性に対し、セクハラや性行為およびヌード撮影の強要などを行なってきた疑惑が浮上しており、広河氏本人はこれを否定。「望まない人間を無理やりホテルに連れて行かない」「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、職を利用したつもりはない」などと反論しているという。
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世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言
チェルノブイリ原発事故、薬害エイズ問題などに取り組み、常に被害者の側に立ってきた人権派フォトジャーナリストとして世界的に知られる広河隆一氏(75)に、職場の女性へのセックス要求、ヌード撮影、セクハラなどの疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。
広河氏といえば、2004年に月刊報道写真誌「DAYS JAPAN」を編集長として創刊。「1枚の写真が国家を動かすこともある」をモットーに、15年間発行を続けてきた。経営難と後継者不在を理由に、来年2月の休刊を先日発表したばかりだ。私生活では、大手出版社に勤める妻と暮らしている。
広河氏による性被害を訴えた女性のうちの一人は、編集部でアルバイトをしていたある日、広河氏に、「キミは写真が下手だから僕が教えてあげる」と言われ、指定の日時にホテルに来るよう指示されたという。ホテルの部屋に足を踏み入れた途端、ベッドへ連れて行かれ、恐怖で言葉を発せず、抵抗できないうちに関係を持たされたと証言している。
広河氏を直撃すると、「望まない人間を僕は無理やりホテルに連れて行きません」「断る間もなくそんなことができるなんて、普通ありえないですよ」「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」などと反論した。
~省略~
前出の女性同様、ホテルに誘われたり、ヌードを撮影されたりした被害女性7人の証言、広河氏の反論は、12月26日発売の「週刊文春」では6ページにわたって掲載される。
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広河隆一
広河 隆一(ひろかわ りゅういち、1943年9月5日 – ) は、日本のフォトジャーナリスト、戦場カメラマン、市民活動家。フォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPANの元編集長。有限会社広河隆一事務所代表[1]。
イスラエル、パレスチナの双方に多くの人脈と知人を持ち、パレスチナ問題を取材し続けている。チェルノブイリを事故以来25年以上に渡って取材し、また救援活動を行っている。福島第一原発事故の後は、主に日本の原発や放射能に関する諸問題を取材するかたわら、福島の子どもの救援活動を行っている。福島の子ども保養プロジェクト「NPO法人 沖縄・球美の里」名誉理事長[2]。
日本中東学会、日本写真家協会、日本写真協会、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)、各会員[3]。 パレスチナの子供の里親運動顧問、チェルノブイリ子ども基金・元代表[4]。
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世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言 #広河隆一 #ジャーナリスト #スクープ速報 https://t.co/ZYPudNsaMY
— 文春オンライン[文藝春秋] (@bunshun_online) 2018年12月25日
志葉も広河隆一さんは、本当に、とても尊敬しているのですが、関係者に話を聞くと、どうやら文春の記事内容は事実のようです。潔く関係者への謝罪等、相応の責任をとっていただければ幸いです。 https://t.co/zEmsmlGy6C
— 志葉玲 (@reishiva) 2018年12月25日
広河隆一さんは、間違いなく、日本のジャーナリズム史に残る偉大な仕事をされてきました。志葉も広河さんに憧れ、心から尊敬してきました。だからこそ、ご自身の行ってしまったことについて、潔く被害者の方々に謝罪され、相応の責任をとっていただければと切に願います。 https://t.co/zEmsmlGy6C
— 志葉玲 (@reishiva) 2018年12月25日
広河隆一さんは、志葉にとってのヒーローでした。ジャーナリズム精神は広河さんの著作から学び、フリーになる前、彼のマネをしてイスラエルのキブツに滞在し、その後、パレスチナを訪れました。ただただ残念で悲しい。しかし、広河さんのこれまでの仕事に敬意を持つからこそ志葉は被害者側に立ちます。
— 志葉玲 (@reishiva) 2018年12月25日
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しっかり読みたい。
彼に影響を受けた人間には衝撃的なニュースだと思うが、真摯な告発はしっかり受け止めるべき。
世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言 #広河隆一 #ジャーナリスト #スクープ速報 https://t.co/S7IZ5yEjI1— Kazuko Ito 伊藤和子@神楽坂 ミモザの森法律事務所 (@KazukoIto_Law) 2018年12月25日
記事を読みました。強い憤りを感じます。被害に遭われた方々が二次被害に遭われないか、とても心配です。
法学者の谷口真由美さんが、この記事に対する声明を投稿しています。是非読んで下さい。https://t.co/Vo6WyeD2DW https://t.co/akZBGmrieG
— 小島慶子 (@account_kkojima) 2018年12月25日
文春の早売り記事入手して読んだ。あまりにも内容が酷すぎて言葉を失った。よく取材された記事だったし(記事クレジットもある)、本人に当たったところ事実関係はすべて認めていたので、言い逃れはできないと思う。 https://t.co/vBEHDVHhH5
— 津田大介 (@tsuda) 2018年12月25日
人権を大切にすべきだと言いながら女性をその枠に入れない「リベラルセクシスト」は少なくない。詳細が分からないから広河隆一氏がどうだったかは知らないけれど、自分の権力に対して自覚的に無自覚になり、「Explicit Yes Means Yes」が守れていなかったのならばアウトだ。
https://t.co/fuMMpLtiNY— 勝部元気 Genki Katsube (@KTB_genki) 2018年12月25日
衝撃すぎて酔いが覚めたよ…🙀😨
— rima (@risa_mama117) 2018年12月25日
世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言 #広河隆一 #ジャーナリスト #スクープ速報 https://t.co/JwbkCuMg9U
「僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって」
仮にそうだとしても、これは性暴力を正当化できるものではないよ。違うから。— 吉田千亜 (@hankoyama) 2018年12月25日
週刊金曜日11月9日号 安田純平さん 広河隆一氏のインタビュー「加害者が隠そうとする被害をジャーナリストは伝える」
帰国初会見
pic.twitter.com/PehIi6mRQS
今となっては皮肉な記事になってしまった。 #metoo— 一撃筆殺 (@ichigekistk) 2018年12月25日
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世界的に知られる「人権派ジャーナリスト」広河隆一氏に性暴力疑惑が浮上!彼から影響を受けたジャーナリストからもショックと悲しみの声!
出典:YouTube
報道写真家として多くの受賞歴を持ちながら、パレスチナなどの紛争地域での意欲的な取材や原発問題など、様々な社会問題を人々に提起し続けてきた、国際フォトジャーナリスト・広河隆一さんに数々の性暴力疑惑が浮上しています。
週刊文春による具体的な証言を含んだ告発記事に対し、著名なジャーナリストの間からもショックと悲しみの声が広がっている状況です。
一部の(安倍シンパと思しき)ネット民が(山口敬之氏の一件については「ハニートラップだ」などと騒ぐ一方で)ここぞとばかりに彼を非難しているのには呆れてしまったけど…何とも洒落にならない事態になっているね。
ボク自身は文春の記事を読んでいないので詳しいコメントはしづらい状況だけど、「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」との広河氏の反論コメントが個人的には引っかかった。
こうしたコメントを聞く限り、これまで数々の受賞歴や「人権活動家」としての多くのキャリアを持っている中で、彼の中にいささかある種の「おごり」や「傲慢さ」が存在していたのではないだろうか。
子どもやお年寄り、戦争被害者などのいわゆる「社会的弱者・困窮者」をいたわり支援する活動を行なってきた一方で、こと女性に対しては、自らの性欲と向き合い、これを制御し律することに欠けていたように思えるし、これに加えて、自らに対する謙虚さも欠けていたように感じてしまうね…。
確かに、彼のような「反権力」を大きく掲げて社会活動を行なっている方の中には、自らを律する謙虚さに欠けていたり、時に相手に対して高圧的・強権的な言動や行動をとってしまう人も存在している側面もあるのではないかと思われます。
そうだね。
(人間界に隠然と存在してきた)権力や差別と対峙したり、時にこれらに反対し強く批判することはとても大事なことだと思うけど、その「バランス感覚」を失ってしまうと時におかしな方向に向かっていってしまう場合もあるし、人の心の中には誰しも「権力への憧れや差別思考」が介在し得るという側面があることを認識しつつ、また、(卑屈である必要はないけど)客観的に自身を分析し、日々省みながら、常に謙虚であるように心がけていくことも忘れないようにしたいものだね。
追記:
BuzzFeedにて、被害女性による詳しい証言が掲載された記事が出てきた。
これを読んで、自らの圧倒的なキャリアや権力を利用した、弟子の女性への常軌を逸した性暴力が行なわれていた実情がよく分かったし、原発被災者や海外の戦災者、不幸な子どもたちを救う活動などを行なっていた傍らで、皮肉にも、彼の活動に心を打たれ、純粋な志を持って弟子入りした自らの周りにいた女性たちに対しては「ファシズム的な体制」を敷き、「自らの性欲のはけ口」として、容赦ない性暴力を繰り返していた実態があったようだ。
こうした実例を見ても、1%の権力者による戦争や独裁、圧政や差別などに強く反対しつつも、自らも似たような「独裁体制」を好んでは、その権力を思いのままに濫用してしまうケースが存在していることを思わずにはいられないよ。
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