アンダーコントロールのはずなのに…東電自らリスク認める
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サミット中、福島第一原発の作業休止 東電「リスク減らす」
東京電力は、二十六日、二十七日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催中、福島第一原発での、原子炉冷却や汚染水処理、パトロールなど止められない作業以外の、汚染水タンク建設などの作業を休止することを決めた。東電は「要人が集まるサミットの期間中、なるべくリスクを減らしたいと当社の判断で決めた」と説明している。
東電によると、作業休止は三月末、東電の福島第一廃炉会社の会議で決定。現場を担う作業員の一人は「テロ対策と聞いた。何かトラブルが起きたら問題になるのを避けるためではないか。東京五輪やパラリンピックの期間中も、作業自粛になるのでは」との見方を示した。
はっはっは。これはまた、突っ込みどころ満載のニュースだ。
はあ?こ、これって、福島原発がすごく危険なことを自ら認めてるってことじゃないの?「アンダーコントロール」って声高に宣言して、「福島原発は安全です、心配いりません」なんて、一生懸命アピールしてたわよね?
安倍総理を始め、日本の政治家の言葉がいかにチープで、出まかせを言っているのかがよく分かる事例だ。要するに、福島原発はアンダーコントロールでもないどころか、とても危険な状態で、そんな危険がある福島原発のすぐ近くに住民を帰還させようとしているわけだ。
ほんとのこの国はどうなっているの?私たちよりも海外の要人たちの命を優先しているってことじゃない!
日本の良さを海外にアピールしつつ、マズイ部分は必死に隠そうとしている日本の権力者の姿勢がよく出ているね。要するにボクたち一般市民の安全や生命は軽視しつつ、自分たちの株や名声を上げることばかりに腐心しているというわけだ。
熊本地震のリスクがあんなにあっても川内原発は意地でも止めようとしない一方で、サミットの際には「リスクをなるべく減らしたい」とのことで、万全を期して福島原発の作業を止めるとは…ここまでくるとあからさまだなあ、ハハハ。
んもう、管理人さん人事みたいに~。こんな信じられないことが連発しているのに、安倍政権の支持率がまた最近上がったなんて…一体どうなってるのぉ?
果たして、本当にああいう世論調査の結果って鵜呑みにしていいのかな?っていう気はするね。今度コラムで詳しく扱おうかと思うけど、あんな世論調査なんて、いくらでも結果をいじっちゃうことは可能だと思うよ。
ええ?あれがインチキの可能性もあるの?信じられなぁい!
確固たる証拠は今の所はないけど、まあテレビなんて、ヤラセは日常茶飯事だからね。
・・・話を戻すと、この件は、現在の日本の一般庶民に対するリスク管理のずさんさと人命軽視の具合が如実に現れたものだと思う。
こういう伊勢志摩サミットの際のリスク管理の姿勢こそ、平時の安全管理で行なうべきものだとボクは思うけどね。いずれにしても、テロっていうものは大抵警戒している時には起こらずに、油断している時に起こされるものだから、原発作業員の身体検査や怪しい人間がいないかチェックする体制を普段から徹底してほしいと思うよ。
まとめ
サミットが今年日本で行なわれることになったお陰で、現在の福島原発はやはり諸々のリスクがあることを関係者が認めた。
このように、東電や政府の普段の宣伝文句を鵜呑みにすることは危険だ。もちろん、「食べて応援」や普段の放射能に関する報道でも同じことが言えると思うから、個々が一方的な報道にただ流されず、自身の経験と人生観のフィルターを通して、しっかりと考えて判断したいところだ。
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