どんなにゅーす?
・2017年4月23日に投開票が行なわれたフランスの1回目の大統領選において、無所属のマクロン候補と国民戦線のルペン候補が5月7日の決選投票に進んだことが分かった。
・そんな中、日本のフランス大使館前で大統領選に投票する在日フランス人の大行列がネットで話題になっている。
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仏 マクロン候補とルペン候補が決選投票へ
内務省によると、開票率96%での得票率(日本時間24日午前9時半現在)は、独立系のマクロン候補が23.89%、極右政党党首のルペン候補が21.43%で、2人はともに早々に勝利宣言した。
EU・ヨーロッパ連合の統合を訴える独立系のマクロン候補の会場には、フランス国旗とともにEUの旗を振って喜ぶ支持者も目立った。一方、EU離脱を唱えるルペン候補は勝利宣言で、国境の管理を徹底し国民に団結するよう呼びかけた。一方で、真っ向から主張が異なる両候補だが、勝利宣言で共通していたのが「既存の政治システムの打破」。
これまで政権を担ってきた主要政党の候補が、いずれも敗れるという異例の結果が国民の既存の政治に対する不満の高まりを改めて示す形となった。
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この場所がどこか日本人の人達は知っていますか?
東京のフランス大使館前です
大統領選の選挙投票に早朝から大行列です。フランスの投票率は毎回約80%近くあります日本国民は、なぜ選挙に行かないのですか?
なぜ日本人は無関心なのですか?
via @abeade1 pic.twitter.com/NYQCTsnKCn— asuka (@asuka_250) 2017年4月23日
Longue file d’attente devant l’ambassade de France à Tokyo #Presidentielle2017 #AFP pic.twitter.com/JQeGRD1U4K
— Anne Béade (@abeade1) 2017年4月23日
フランス大使館の前、大統領選挙の投票の行列があんまりにもすごいことになってるので、コーヒー配ってみた。設営後、メッセージに「ルペンに投票しない人には無料」とすればよかったと反省。 https://t.co/gGxgpJHnTH
— いわば、菅野完という、レッテル貼り (@noiehoie) 2017年4月23日
コレは日本だったのかぁ
フランス大使館での大統領選挙投票のための行列
さすがに自由の国の国民だわな
選挙の重要性をよく解ってる https://t.co/1VcGkdPouc— ケロ爺 (@kero_jiji) 2017年4月23日
フランス大統領選挙のために並ぶ事、、、 pic.twitter.com/OSchkTzU1N
— Franck MICHELIN (@michelinfranck) 2017年4月23日
@asuka_250 @abeade1 これは(↓)モントリオール。
18歳から100歳近い高齢者まで、皆投票に行く。
民主主義で保証される権利は義務が伴うというが、権利と義務と両方を兼ね備えるものが『投票』
今の時代は、革命を起こさなくても、投票して権利を勝ち取れる。 pic.twitter.com/xbLo7CKQ7v— ヒトを嗤うゴリラ(時々パリ) (@tokidokiparis) 2017年4月23日
@michelinfranck 一方で、日本人の場合は… pic.twitter.com/MO283nvWo7
— 監視委員長 (@kansi_iintyou) 2017年4月23日
@michelinfranck
国外からでも投票できるとは聞いてましたけど初めて見ました!( ^ω^ )— カレイに舞う鯛鮃 (@aoiaoi75) 2017年4月23日
フランス大統領選挙でマクロン候補がトップ。ルペンは2位。この二人で決戦投票。私はマクロン候補が勝つとみる。極右プーチンのハッカー攻撃等による妨害が怖いが、フランスの良識を信じたい。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2017年4月24日
フランス大統領選挙の決選投票の件、極右を負かすために保守も左派もマクロンを支持。近代憲法の基本原理たる人間の尊厳、自由、平等を守るために党派を超えて協力するということ。憲法の基本原理を転覆する主張に対して党派を超えて協力すべきだが、日本では政権与党が極右的主張をし一強という状態
— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2017年4月24日
フランス大統領選挙
私としては移民を制限しようとするルペン氏よりも、EUの統合をさらに進めて周辺国との協調を呼びかけるマクロン氏の方が危険に見えるんですよね。
EUの統合をさらに進めるってそれ移民で苦しんでいるフランスにさらに移民を呼び込むことになりかねませんよ…。
— ワサオ (@Gigantic_peak_d) 2017年4月23日
フランス大統領選挙
でも極右扱いのルペン氏が決選投票に進むことがメディアからしても「予想通り」とは…世論は変わるものですね(笑)
ずーっと「EUは素晴らしい、寛容と協調の精神が大事」とメディアに刷り込まれてきたであろうフランスでこれですよ(笑)
— ワサオ (@Gigantic_peak_d) 2017年4月23日
アメリカ大統領選挙にしろフランス大統領選挙にしろイギリス総選挙にしろ、候補者集会で若い人が目立つのがうらやましい。
フランスの民主主義は勝ち取った民主主義。
日本の民主主義は与えられた民主主義。民主主義のありがたみがわかっていないのかも。
— 岡野雅一は大小説家になる!必ず! (@riverpointtower) 2017年4月23日
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ルペンは予想されていたよりも票が伸びず!決選投票でマクロン氏が勝利する可能性も?
フランスの大統領選挙だけど、少し前の有力候補だった既存勢力のフィヨンさんが落選して、中道無所属のマクロンさんと国民戦線のルペンさんが決選投票に進んだわ。
つい先日にも、パリでイスラム過激派によると見られる銃撃テロがあったばかりだけど、意外にルペンさんは票が伸びなかった印象があるわ。
既存勢力(共和党)のフィヨン元首相は、公金横領疑惑のスキャンダルによって失速したことが原因で落選。
これに代わって、独立系無所属のマクロン氏が浮上し、そのまま2回目に進んだ感じだね。
一方で国民戦線のルペン氏は、反移民・反グローバリズムのビッグウェーブが起こるのではとの予測もあったものの、確かに、今一つ伸びなかった印象があるのは確かだ(これは先日のオランダの選挙とも一致する流れだ)。
ネット上でも、反安倍派の人たちの間でもEU残留・移民推進のフィヨンやマクロンを支持する声が多い感じがするけど、(少し分かり辛いかもしれないけど)フィヨンやマクロンのEU残留派は、安倍政権の自民党と同じ側の勢力(どちらもグローバリズム推進勢力)であると見るのがいい。
そして、トランプがルペンを公然と支援しておりこれがメディアでもかなり報道されているけど、実はマクロンはオバマ元大統領から密かに支援を受けていたことが一部で報道されている。
これは言うなれば、フランスの大統領選でもトランプの反グローバリズムVSオバマ(=ヒラリー)のグローバリズムのような対立の構図が展開されているといえるだろう。
マクロンは中道系の無所属ということになっているけど、こうした全体像を見る限り、フィヨンとあまり大差のない、リベラルのグローバリズム勢力(EU残留)と見るのが良さそうだ。
つまり、フランスの大統領選をきっかけに、EU崩壊&反グローバリズムの大きな流れが起こっていく予測に少々変化が生じ始めており、再び欧州のリベラル系が主体になっているグローバリズム(=ISなどのテロ組織の活発化とシリア内戦の激化・ロシアとの対立による第三次世界大戦)の動きとともに、ネオコン戦争屋(軍産複合体)の勢力が強まっていく可能性が出てきたかもしれないね。
トランプさんが徐々にネオコン側に懐柔されるような動きも出てきていて、すでにネオコンの息が吹き返されてきてた感じがあったけど、これはつまり、ヒラリーさん当選時と同じようなシナリオに戻されていく可能性が出てきたってことね。
全体を見ても、ルペンの当選にやや陰りが見えてきているのは確かだし、一度はEU離脱が完全に決まったかに見えていたイギリスの動きも気になる。
※EU離脱問う突然の英国総選挙 くすぶり続ける残留論と山積する課題
どうも、全体的に当初の世界支配層の「シナリオ」に戻されつつあるような空気を感じるし、今後のフランスや欧州の動きについて、かなり注意深くウォッチを続けていくのが良さそうだ。
・・・
ちなみに、日本のフランス大使館での大行列の画像がネットで話題になっているけど、こういうフランス国民の意識はとても素晴らしいね。
やはり欧州は、国民全体に権力を監視する意識と政治に参加する意欲が高いのを感じるし、「政治なんかよく分からないし誰がやっても一緒」「選挙よりも遊びたい」という人が多い日本の国民もどうか少しは見習って欲しいところだ。
国民が選挙に行かなくなったら、その時点で国民が一方的に搾取され、虐げられる独裁政治が完成してしまうのは必然的な流れだわ。
どうか日本のみんなも、そうした「当たり前の原理原則」を理解して、「毎日の生活が苦しい」「どれだけ働いても一向にお金がない」なんて愚痴るばかりではなく、一人でも多くの人が世の中を少しでも良くするために選挙に足を運んで欲しいものね。
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