彼は本当に”人種差別”的な意味合いで発言したのか?
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巷では、フランスの体操選手が日本の選手に対して「小さなピカチュウがいっぱい」と発言したことに対して、「人種差別的だ」として炎上しているみたいだね。
これは、オリンピックの別のシーン(開会式)で発せられた「アフリカの奴隷はブラジルの発展に必要な存在だった」との言葉とセットになる形で問題視されているみたいで、「フランスには差別を助長するような文化がある」との一般認識が輪を掛けて、ネット上でもかなり炎上状態になっているみたいだ。
私は最初は、「これがなんで人種差別に当たるのかしら?」ってほとんど分からなかったけど、ネット上ではピカチュウが黄色いのをかけて、「黄色い猿(イエローモンキー)」と暗に揶揄したんじゃないか?っていう見解を多く見たわ。
うーん。ちょっとこの言葉だけが独り歩きしている気もするけど、もう一度、彼(体操選手のトマ・ブエル)が言ったシーンと言葉をよく見てみよう。
↓この、日本の女子体操チームが喜んで抱き合っているシーンを見て、解説のトマ・ブエル氏はこう言ったという。
出典:ハフィントンポスト
“Des petits Pikachu de partout” : quand @France2tv dérape #Rio2016https://t.co/XUu0iXrCrapic.twitter.com/r9yT2YS8LA
— Arrêt sur Images (@arretsurimages) 2016年8月9日
「まるで漫画のキャラクターみたいです。みんな大喜びしています。アニメみたいな満面の笑みで、小さなピカチュウがいっぱいです」
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これは人種差別発言ではないのでは?との声も
・・・あら?
なんかこれを見てみると、そんなにイヤミな感じで言っているようには思えないように感じるけど…。
この「全体の流れ」を見た人は、日本人でも別に嫌な風に受け取った人はほとんどいないみたいだね。
ボクも、別に日本人としてそんなにムカッとする気分にならないし、むしろ、なんか褒め言葉で言ってるようにも思ったんだけどね。
第一、ピカチュウってとってもカワイイからね。
↓ピカチュウをカワイイと思うのは世界共通!?
ほんと、ピカチュウってかわいいわよね!
見てると思わず頬が緩むっていうか、見てるだけで癒されるっていうか…。
てか、管理人さんもちょっとピカチュウに似てるかも!(笑)
おや?言われてみると、確かにこのかぶり物はちょっと似ているな~!
ボクもぜんぜん悪い気分はしないぞ、はっはっは。
その一方で、「フランス人は日本のアニメを心の底ではバカにしている=完全なる差別発言だ」という声も…
ただ、近年のフランスは、日本のアニメ文化を深く愛する人が増えてきている一方で、日本のアニメをバカにしている層もそれなりにいて、アニメキャラ自体を見下している風潮があるという声もある。
そうなると、彼も心の底では日本人をバカにしていて、それを「オブラートに包んで発言した」という可能性もあるのかもしれない。
こればかりは、ボクもフランスの文化の深い部分や彼の思想を詳しく理解していないので、なんともコメントのしようがないね。
どちらにしても、個人の思想まで強制することはできないし、個人の見解や言葉を過剰に封じ込めたり叩くのは、表現の自由を弾圧し、逆に自分たちをも息苦しくしてしまう要因にもなりかねない。
まあ、色々な見解や意見があると思うけど…こんなハプニングが起こった時こそ、ボクたちの側は心に余裕を持って、冷静に大人の対応をしていくことが大事なんじゃないかとボクは思っているよ。
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