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神奈川県データ流出事件、「ブロードリンク」社員・高橋雄一容疑者を窃盗容疑で逮捕!容疑者「小遣い稼ぎでやった」「3年前からオークションに出品」との供述も…

神奈川県データ流出事件、「ブロードリンク」社員・高橋雄一容疑者を窃盗容疑で逮捕!容疑者「小遣い稼ぎでやった」「3年前からオークションに出品」との供述も…

どんなにゅーす?

神奈川県庁で発生した、住民や企業などの個人情報が大量流出した事件について、警察は、県庁が委託していた企業「ブロードリンク」の社員・高橋雄一容疑者(50)を、窃盗容疑で逮捕した。

・現在、神奈川県庁が同社に使用済みHDDのデータ廃棄を依頼したうち、計18個が不正に持ち出され、全てがネットオークションに出品、落札されていたことが判明している中で、高橋容疑者はこれとは別に12個のHDDも不正に持ち出していたことが発覚。警察の調べに対し、「小遣い稼ぎでやった」などと話しているという。

神奈川県データ流出 廃棄請け負い会社員逮捕 窃盗容疑で

~省略~

逮捕されたのは、情報機器のデータの廃棄などを手がける東京 中央区の「ブロードリンク」の社員で、横浜市旭区に住む高橋雄一容疑者(50)です。

この問題は、神奈川県庁で使用されていたハードディスクのデータの消去と廃棄を請け負った「ブロードリンク」からハードディスク18台が持ち出され、オークションサイトに出品されていたものです。個人や企業の名前が記された納税通知書など、大量の個人情報を含む文書が蓄積されていたものもあったということです。

警視庁は、高橋容疑者から事情を聴いていましたが、オークションサイトに出品された18台とは別に、今月3日、社内にあるデータの消去室からハードディスク12台を盗み出していたとして、逮捕しました。

調べに対し容疑を認めたうえで、「オークションで売却する目的で複数回盗んだ」と供述し、神奈川県庁のハードディスクの件についても認めているということです。

~省略~

【NHK NEWS WEB 2019.12.7.】

「安心・安全性」を前面に謳っていたブロードリンクが、前代未聞の大規模情報流出事件を引き起こす!取引先には、防衛省や最高裁も…

出典:ブロードリンク

神奈川県庁において発生した、前代未聞の大規模情報流出事件について、県が委託していた企業・ブロードリンクの社員が逮捕されました。
いまだに、オークションで落札された18台のHDDのうち、9台が回収できていないとのことですし、一部では容疑者が「3年前からHDDを盗み、オークションに出品していた」との供述もしていると報じられています。

今回も、たまたまオークション購入者が(使用しようとしたところエラーが出たことで)復元処理を行なったことで発覚したようなものだし、ここまで出てきている情報を総合しても、こりゃ、表に出てきていないだけで、知らずのうちに様々な膨大な量の個人情報が流出してしまっている可能性が大だぞ。
しかも、ブロードリンクの主要取引先をみてみても、名だたる大手企業の他に防衛省や最高裁との記述もあり、想像を超えるほどのデータが流出してしまっている可能性がある。

同社で働いている人たちによる口コミを見たところ、あまり芳しくない声も多く出ていますし、給与面や待遇などにおいて強い不満を持っていたことで社員が犯行に及んだ可能性もあるかもしれませんね。

どんな企業においても、労働時間や給与面などで十分なサポート体制を作っておかないと、少なくともこのような事件が発生するリスクが大きくなっていくし、委託する行政や企業も、安易にこれらデータ破棄業者に対して”妄信”するのはやめたほうがよさそうだ。

ボク自身も、以前に大切なデータが入っていたHDDが壊れてしまったことで、データ復旧業者などの情報を本格的に調べたことがあったけど、価格面や作業内容など、調べれば調べるほど強い不信感を持ってしまい、結局は復旧を(泣く泣く)そのまま諦めてしまった経験がある。

ぼったくりデータ復旧業者の手口【日経ビジネス 2019.12.3.】

とにかく、HDDのデータ破壊や復旧に関する業界は、何かと不透明で”ベール”に隠されている部分が大きいように思えるし、今後は、これら個人情報などの機密データが入ったHDDを預ける際には、絶対に抜き取られる危険がないような方法で(例えば、データ破棄作業時に依頼者が立ち会うなど)行うことを徹底するべきなんじゃないかな。

現在、神奈川県も住民の方々からの対応に追われている状況みたいですが、今回の件を大きな教訓にして、全ての行政や企業、個人事業者まで、HDDのデータの取り扱いには、細心の注意と適切な対策を行なう必要がありそうです。

そして、すでに流出してしまったものは、どうにもならない可能性が大きい上に、事実上、グーグルやアマゾン、フェイスブックなどの巨大グローバルIT企業に、世界中の市民が半ば合法的に(居住地や住所氏名のほかに、職業柄や趣味・趣向などまで)あらゆる情報を抜き取られてしまっている(与えてしまっている)側面があることも忘れてはならない。

この先は、ボクたち一般市民のありとあらゆる個人情報が「1%の権力者」による支配の”道具”に利用されていくことを理解しておく必要があるし、「いつどこで自分たちの個人情報が流出してしまっていてもおかしくない」との認識に立ったうえで、自身でもデータの取り扱いには細心の注意を払いながら、日々生活していくのがいいのかもしれないね。

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