有給休暇を取るのを「悪しき行為」と認識する日本人が急増中!?
|
|
「有休取って申し訳ありませんでした」 冠婚葬祭で休んだだけで反省文、ブラック企業の洗脳がえげつない
ブラック企業が世にはびこっている。長時間労働や休みなしは当然で、中には従業員にトイレに行かせない悪質な企業もある。そうした環境で働いていると、普通の感覚がマヒしてしまうようだ。
とあるツイッターユーザーが8月8日、ブラック企業で働く人の洗脳とも思える言動をツイート。約1万2500件のリツイートがされ、ネットで話題となっている。
「冠婚葬祭の為に有給取ったら『有給取って申し訳ありませんでした』という題材でクソ長い反省文書かされたブラック企業で働く学生時代の後輩氏、すっかり毒されてしまったらしく『2連休とか実質無職じゃないっすかww』と言っていて終わったと思った。彼の人としての生は死んだ。殺されてしまった」
ブラック企業に関する驚きのニュースが話題になっているので紹介しようと思う。
どうやら、ブラック企業で働いているうちに徐々に”洗脳”されていってしまう人もいるようで、有給休暇を取ることさえも「やってはいけない悪しき行為」と考えるようになってしまう人もいるとのこと。
上の記事では、冠婚葬祭に有給休暇を使ったことに対して反省文を書かされたケースを紹介。
たったこれだけで「有給を使って申し訳ありませんでした」などとメチャクチャ長い謝罪文を書いたということだ。
はあ!?
そもそも有給休暇って、誰もが当たり前に使える権利でしょ?
それを、休まざるを得ない冠婚葬祭とかに使うこともアレだけど、さらにこれだけで反省文だなんて…この時点でメチャクチャな話なんじゃないの!?
ブラック企業は「カルト宗教」と一緒
この記事に登場するブラック企業で働いている社員もそうだけど、どうやら最近のブラック企業は「洗脳(マインドコントロール)」の手法を駆使しているところも多いようだ。
日頃から研修や外部との接点をあえて遮断させるなどをすることで、「ブラックな環境が普通なことである」と錯覚させるように洗脳。
最後には、お盆休みすらも罪悪感を感じるようになったり、有給休暇は使わないのが当たり前と認識させたり、残業代ももらわずに長時間残業するのも普通だと認識するようになるらしい。
ここまで来るともはや完全なる”奴隷”で、自由も人権もない「カルト宗教の中にいる信者」と同じような状態だといえるだろう。
|
|
なぜ日本ではここまでブラック企業が大手を振って闊歩しているのか?
うわぁ・・・。管理人さんの言うとおり、これって完全にカルト宗教と一緒よね。
人として正常な判断力や価値観を奪い取っていく”洗脳”って、本当に怖いわ。
人間にとって、日頃のストレスから解放されるために、一定程度の自由や休みを取ることは絶対に必要なことだけど、それすらも自ら放棄してしまう、あるいはこれを禁止されるなんてことは、まさに完全なる”異常事態”で、こんな環境を作っているブラック企業は、ほとんど犯罪企業だと言っていいだろう。
一体なぜ、日本ではここまでこんなカルトまがいのブラック企業が世の中にはびこっているのか?
それは、日本の政治に大きな問題があるんだよ。
一応今の日本にも、労働基準法や企業を監督する機関があるけど、実質これらがまともに機能していない状態で、企業献金などによって意図的に政治家によって見逃されている側面もある。
(事実、ボクの知り合いが勤めている会社もビックリするほどのブラックだけど、自民党政治家とかなり繋がっているお陰か、その実情が完全に見逃されている状態だ。)
それどころか、安倍政権はさらにブラック企業を推進したいのか、経済ブレーンの竹中平蔵氏とともに「残業代ゼロ法」や非正規雇用の推進などに血道をあげている状況だ。
経団連も、従業員を奴隷化させて、より劣悪な環境で働かせることを推進している節が見られるし、つまり、こんな安倍政権が絶対的な権力を握っている限りは、このブラック企業が横行する環境は、改善されるどころかますます悪化していく可能性が高いだろう。
洗脳される社員が続出している背景に、国が密かに進めてきた「愚民化政策」の存在が
つまりは、安倍政権も、ブラック企業が横行するような環境を本気で変えるつもりもなく、逆にそれを推進するような動きをしているってことね。
ここまで人権も自由もない奴隷みたいな環境が嫌なら、みんな安倍政権にNOを突きつければいいのに…それでも、どうしてこんなに投票率が低くて、組織票頼りの安倍政権が大勝利しているのかしら?
この背景には、日本国民が政治に関心を持つ思考を奪い取るための「愚民化政策」があるといえるだろう。
テレビを観ていれば、ドラマやバラエティ、お笑いや芸能ゴシップのワイドショーなど、政治なんか後回しにしたくなるような、「面白楽しい」番組がたくさんだ。
そして、それ以外にもスポーツやゲーム、映画など、一時的に”現実逃避”できるコンテンツが実に満載だ。
会社→少ない休みにテレビ・ゲームetc.→会社・・・こんな生活を繰り返しているうちに、日々の忙しさもあいまって、政治のことや、なぜ自分たちがここまできつい環境で働かされているのに、一向に豊かにならないのか?すらも考えることができなくなっていってしまうんだ。
だから、「一体どうすれば今の環境を改善させることが出来るのか?」これすらも考えられない人が大多数になっていることで、ブラック企業がここまで横行する世界が出来上がっているってことだ。
こういう風に一時的に現実逃避が出来る「ガス抜き」のコンテンツを用意してあげることで、知らず知らずのうちに「奴隷化」させていく手口が、まさに国(や1%の支配層)が用意した「愚民化政策」で、この施策は日本に原爆投下を指示したトルーマン大統領も「日本から富を搾取するため」に当時から提唱していたものだ。
小さい頃から詰め込め式の教育を受け、休みの日にはテレビなどを観続けることで、すでに「自分自身で考えて行動を起こす能力」が奪われている状態で会社に入ると、簡単に洗脳され、思い通りの家畜(社畜)に仕立て上げられてしまう。
今の日本は、まさに「洗脳社会」そのものであり、実はみんなもオウムと大差ないような、国ぐるみの恐ろしい「マインドコントロール」に掛けられてしまっている状態なんだよ。
まとめ
言われてみれば、本当にそうね…。
前もこの記事で勉強したけど、愚民化政策って本当に恐ろしいわ。
これも、日本が戦争に負けた頃から、何十年も掛けてずっと行なわれ続けてきた、電通とかのメディア洗脳の”たまもの”ってことね。
その通りだ。
この恐ろしいスパイラルから脱して、ボクたちが人間らしい生活を取り戻すには、まずはこんな「愚民化洗脳」から脱すること、これしかない。
例えば、こんなブラック企業の片棒を担いでいる安倍政権にNOの意思と行動を起こして、大勢の人が選挙に行って投票率が大幅に上がれば、少なくともこの状況を変えるきっかけになるんだよ。
それから、こんなブラック企業を徹底的に撲滅し、人間として当たり前の尊厳を保障してくれる会社を全面的に支援する政策を打ち出している政党を支持したり、あるいは自分たちでそうした政党を作るのも、今の悪しき状況を変えていく一歩になるんじゃないかとボクは思う。
そして、そうした行動に結び付けていくためにも、少しでも今の自分自身の環境にストレスや疑問を感じている人は、まずは「自分たちがいかに異常な状況下に置かれているのか」、これを認識していくことから始めていけばいいのではと思うよ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|