「リーマンショックに似てきたなんて言っていない!」に続き、今回も…
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<安倍首相>「反対」報道を否定…米の核先制不使用巡り
安倍晋三首相は20日、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策を巡り、首相がハリス米太平洋軍司令官に反対の意向を伝えたと米ワシントン・ポスト紙が報じたことについて、「核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定した。羽田空港で記者団に答えた。
オバマ大統領が検討している核兵器の先制不使用政策に、安倍総理が反対の意向をアメリカ側に伝えたという報道が色々と波紋を呼んでいるけど、そんな中、安倍総理がまたまた驚きの発言をし始めているぞ。
総理が言うには、「核先制不使用に反対なんかしていない!一体なんでこんな報道になってるのか、さっぱり分からない!」とのこと。
一体これはどういうことなのか。
ここで一旦時間軸を過去に戻して、当時これに関してどのような報道が行なわれたのかを見てみよう。
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当時の毎日新聞の報道がこちら
安倍首相 核先制不使用、米司令官に反対伝える 米紙報道
【ワシントン会川晴之】米ワシントン・ポスト紙は15日、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍晋三首相がハリス米太平洋軍司令官に「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」として、反対の意向を伝えたと報じた。同紙は日本のほか、韓国や英仏など欧州の同盟国も強い懸念を示していると伝えている。
~省略~
同紙は複数の米政府高官の話として、ハリス氏と会談した際、安倍首相は米国が「先制不使用」政策を採用すれば、今年1月に4度目の核実験を実施するなど核兵器開発を強行する北朝鮮に対する核抑止力に影響が出ると反対の考えを述べたという。同紙は、二人の会談の日時は触れていないが、外務省発表によると、ハリス氏は7月26日午後、首相官邸で安倍首相と約25分間会談し、北朝鮮情勢をはじめとする地域情勢などについて意見交換している。
日本政府は、日本の安全保障の根幹は日米安保条約であり、核抑止力を含む拡大抑止力(核の傘)に依存しているとの考えを米国に重ねて伝えている。先制不使用政策が導入されれば、「核の傘」にほころびが出ると懸念する声がある。
うーん。
確かにこの記事ですと、ワシントンポストの報道を引用しつつ、「複数の米政府高官」が、安倍総理とハリス司令官の会談で、安倍総理が「北朝鮮に対する核抑止力に悪い影響が出ないか懸念している」との発言があったと伝えられていて、かなり具体的に報道されている感じに見えますね。
安倍総理はアメリカ側に利用された?
今回の核先制不使用政策のスッタンモンダを通じて一貫して言えるのは、「すべてはアメリカ側が優位になるような展開になっている」ってことだ。
安倍総理が反対の意思を表明したとされる報道が出た後で、アメリカ側は「(先制不使用が決定したとしても)同盟国のためにも核の抑止力は維持する」と恩着せがましいことを言っているし、安倍総理はこの”反対表明”が表に出てしまったことで、「世界唯一の被爆国」という立場に自ら泥を塗る事態になってしまい、国内だけでなく、世界からも白い目で見られてしまっている。
安倍総理が本当にこれを言ったのかどうかは確認のしようがないし、安倍総理自身がどこまで自分の判断や意思だけでアメリカ側に物を言っているのかもよくわかんないけど…
どっちにしろ、とってもアッチャ~な展開になっていると思うよ。
なんていうか…あからさまな嘘報道をしているようにはあんまり見えませんし、要は安倍総理は(伊勢志摩サミットに続いて)完全に”ピエロ役”になってしまったってことですね。
今さら、まずい展開になっているのを分かって必死に否定しているみたいですが、果たしてこの後どうなるのやら…という感じですね。
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