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(ゆるねと通信 2020年6月30日号)
過払い金返還大手「ミネルヴァ」破綻の背後に武富士出身の”黒幕”の存在!
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇
消費者金融会社への過払い金の返還請求を手掛け、積極的なテレビCMなどを行っていた弁護士法人、東京ミネルヴァ法律事務所が6月24日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。だが、今回の破産には、ほとんど知られていない深い闇がある。(東京経済東京支社情報部 井出豪彦)
~省略~
●ミネルヴァを支配した武富士の元支店長
ミネルヴァを支配していた、今回の破産劇の黒幕ともいえる広告会社とは(株)リーガルビジョン〔渋谷区、代表霜田広幸、19年3月期(4カ月間の変則決算)売上高8億8100万円〕である。
兵庫県出身で、消費者金融大手の武富士で札幌支店長までつとめた兒嶋勝氏が04年4月に設立した(株)DSC〔渋谷区〕がリーガルビジョンの前身。
士業の広告解禁を受けて創業した、士業専門の広告代理店だ。
~省略~
兒嶋氏は、DSCとは別に淡路島で実質経営していた貸金業者で、出資法違反(違法金利)容疑での逮捕歴もあるいわく付きの人物だ。
~省略~
●過払い金の流用は数年前から
リーガルビジョンもDSCと同様に経営が苦しい弁護士事務所に近づき、過払い顧客を集めるための広告プランを作成。
「武富士の社員が破綻時に持ち出した大量の顧客リストをもとに営業しているのはないか」とささやかれるほど、兒嶋氏は集客がうまかった。
~省略~
実は東京ミネルヴァが返還前の過払い金(預かり金)に手を付け始めたのは、かなり前からのことである。
初代代表の室賀晃弁護士が15年に死去し、後継者の河原正和弁護士も体調不良で辞任した末、川島弁護士が3代目代表に就任した17年8月には「預かり金に4億円の穴があいていた」(同)という。
~省略~
川島弁護士は状況を打開するため、集客アップで収益改善を図り、依頼者へ返す資金を捻出しようとした。
だが、そのためには結局兒嶋氏の力を借りざるを得ず、同氏への依存がますます深まる悪循環に陥っていった。
本来消費者金融から過払い金が入金される銀行口座は、事務所の運営経費とは分別管理する必要がある。
ところが、兒嶋氏が送り込んだ経理担当は指示されるまま同氏サイドへの送金を繰り返した。
川島弁護士はことあるごとに是正を試みたが、兒嶋氏は「広告をストップする」「派遣社員を引き揚げる」などと脅すような態度を取ったり、「一蓮托生よろしくお願いいたします」といったメールを送ったりするなど(右の写真)、一切逆らうことができない状況に追い込んだという。
川島弁護士が資金流出の責任を問われるのは当然だが、兒嶋氏も罪深い。
~省略~
しかし、前出の事情通によれば「兒嶋氏の実質支配下にある事務所は東京ミネルヴァだけではない」という。
都内や大阪のいくつかの弁護士事務所と司法書士事務所が実質的に支配下にあるとされ、同様の問題が起きている可能性が高い。
えええええええええ武富士の元支店長が破綻時に持ち出した顧客リストで集客して集まった預かり金を30億流用してたの、これで一本小説書けそうだな。https://t.co/pvXeaohe2c
— ドム蟹ちゃん (@monosoi_akarusa) June 25, 2020
かなり詳細な報道で必読。「破産の背景には、依頼者に支払われるべき過払い金、少なくとも30億円が弁護士法人を実質的に支配する広告会社により流用されてきた」のが事実なら刑事事件待ったなしだよ。
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇 https://t.co/RFwStEKg7O
— そらまめ (@sollamame) June 25, 2020
過払い金CM流してる士業全部洗った方がいい。東京地検特捜部に捜査してもらったら暴力団やら、某政党を巻き込む大疑獄に発展するかも。
— 兀庵兀庵荘 (@Y8mlKSddl5K8Ho2) June 26, 2020
大阪府の吉村知事が詳しいかも。
武富士の顧問弁護士だったらしいし。— Maria♡ (@yurimarine) June 26, 2020
ミネルヴァではないが、怪しい事務所員がいた弁護士に持ち逃げされて、裁判所や弁護士会や検察に訴えたとき、彼らには聞く耳が全くありませんでしたね。
(他にも弁護士被害で本人訴訟裁判を起こした人はいないだろうか?) https://t.co/gobyeDmm8U— ArikaOmbuds (@k_brigeil) June 26, 2020
裏には、過払請求ビジネス到来と期待した弁護士が加担しているんでしょうな。そもそもサラ金CMが解禁されたのもこんな悪どいプラットフォームの温床だわ
— Chance8 (@HappyBob88) June 27, 2020
損したのはサラ金利用者とサラ金を買収した大手都銀で、儲けたのは元サラ金社員。なんか分かりやすい構図でした。
— 老駿 (@KentSan5) June 26, 2020
なるほどねぇ。。。
企業だと今時コンプライアンスはしっかりしてるだろうけど、個人的経営が主な法曹界は色々隙がありそう。— kumashin (@kumashin336) June 29, 2020
これは中々すごい話だわ。
つまり、サラ金に(グレー金利を)散々むしり取られて瀕死に陥ってしまった人々の「駆け込み寺」の背後にも、「サラ金のボス」が隠然と控えていては、依頼者に返還すべき預かり金をほとんど根こそぎ持っていかれてしまったというオチね。
ボクも昔関わっていた仕事の関係で、多少は過払い金返還などの借金問題や士業関係に明るいところがあるんだけど、まあ(当時務めていた会社や周りを見回しても)色々と胡散臭い部分があったものだ。
それでも、ボクが関わっていた界隈にはこうした話はあまり聞かなかったし、今もここまで武富士の”残党”が強い影響力を持ちながらアコギな商売をやってるんだね。
ちなみに、現在(なぜか)大手マスコミでちやほやされている吉村大阪知事は、武井保雄元会長自身の盗聴事件などをスクープした週刊誌に対して、武富士側が「巨額恫喝訴訟」を引き起こした際、武富士側の弁護団の一員として、ヤクザ同然の武富士一派による脅迫行為に全面的に協力した過去がある。
そして、今のネット時代だからこそというべきか、過払い金返還請求や任意整理などの借金整理の業界において、アフィリエイトやステルスマーケティングがかなりすごいんだよな。
つまり、「金儲けの臭い」に非常に敏感な勢力がこの業界に多く入り込んでいるということだし、(中にはちゃんとしているところもあると思うけど)過払い金返還業務などの借金問題を売りにしている弁護士事務所や関連企業については、個人的に元々あまり良いイメージを持っていないよ。
ミネルヴァの場合は、大々的にインターネットだけじゃなく、テレビやラジオにもCMを流していたけど、こうした「表面的な情報」だけで手放しで信用してしまうのは、少なからずやめておいた方が良さそうね。
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