圧勝と言われていた自公候補の森民夫氏、まさかの敗北
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新潟県知事選 米山隆一氏が初当選
東京電力が目指す柏崎刈羽原子力発電所の再稼働への対応などが争点になった新潟県知事選挙は16日に投票が行われ、原発の再稼働に慎重な姿勢を示してきた現職の知事の路線を継承すると訴えた医師の米山隆一氏が、自民党と公明党が推薦する候補らを破り、初めての当選を果たしました。
米山氏は、新潟県魚沼市出身の49歳。医師や弁護士として活動する一方、民進党の衆議院新潟5区の公認候補に内定していましたが、今回の選挙の告示直前に離党して、立候補しました。
全国が注目していた新潟県知事選挙だけど、民進党を離党して立候補に踏み切った米山隆一氏が、自公候補の森民夫氏を破り、初当選を果たすという結果になった。
得票数は米山氏がおよそ53万票、森氏はおよそ46万票とのこと。
今回の選挙は色々な部分で特筆すべき点があったので、以下総評をまとめてみようと思う。
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民進党の野党での影響力はすでに皆無に近いことを証明した選挙
朝日、米山さん当確‼️
やったー‼️おめでとうございます‼️
新潟県民の皆さん、みんなの力ですね
全国から応援してくれたみなさんも、ありがとうございます
これからですね!
自民党支持層もかなり米山さんに流れたようです
ノーサイドで、自民も公明も一緒に米山県政を作って行きましょう pic.twitter.com/RgqYIAgMs7— 古賀茂明@フォーラム4 (@kogashigeaki) 2016年10月16日
米山さんの当選、本当に良かったわね!
米山さんを誹謗中傷するような変なビラが出回っていたこともあって、私も応援していたけど、新潟県の人たちは自民党や公明党のやり方にNOを示したのね!
終わってみれば、7万票近くも差をつけての勝利だったんですね~!
やっぱり新潟県民の皆さんは、泉田さんが続けてきた路線を引き続き求めていたんですねぇ!
(この記事で紹介したように)選挙直前に、朝日新聞などによって安倍総理が泉田氏に森候補の応援を要請したなんていう怪報道が流れたけど、この報道に対して、泉田氏と交流がある古賀茂明氏は全面否定。
その上で、この件の真相は「米山候補に対する自民党の擦り寄り」と分析していたけど、やはりこの古賀氏の話は本当だったということだろう。
それから、民進党は支持母体の連合の意向を受けてか、不可解なプロセスで米山氏の支援を取りやめ。
これを受けて米山氏が離党をする形で立候補し、当選という結果になっただけに、都知事選同様に民進党のダメダメ具合がより露呈する形になったといえるだろう。
言い方を変えれば、このサイトでも何度か書いてきたように、もはや野党支持層や無党派層の人々は、既存政党の肩書きにこだわらず、明確に自民党と対立する形の「市民密着」の候補を真に求めているということが改めて明らかになったといえる。
また、沖縄県もそうだったけど、地方都市の選挙は大都市部や国政選挙と比べて、不正を疑わせるような不可解な結果が起こるケースが少ないことが改めて感じられたね。
この結果を受けて、安倍政権は衆院解散をどう考えるか
安倍政権の支持率もとっても高いし、解散総選挙の報道も出回るくらいに自民党に風が吹いているように言われていたのに、なぜか今回の選挙は全く逆の結果になったけど、管理人さんはこれについてはどう見ているのかしら?
これは全くあおいちゃんの言う通りで、本当に安倍政権の人気が高ければ、選挙戦直前で立候補が決まった米山さんが当選するなんて、普通じゃ少し考えられづらいんだよ。
そして、原発立地の県ですらも、原発政策に反対する政治家が当選するケースが増えているのも注目すべき点だといえる。
これは、原発の恩恵を多少なりとも受けている市民の間でも原発に不安を感じている人々が増えていることが考えられるし、そして、ますます大手の新聞やテレビで報じられる安倍政権の支持率も少々疑わざるを得ないとも感じている。
また、この結果を受けて、安倍政権の衆院解散にも影響が出る可能性があるのも否めないだろう。
今後もありとあらゆる報道や政治の動きをチェックしていく必要があると思うけど、米山さんにとっても、これからが本当に大変な仕事が待っていることになるはずだ。
今回の結果は大いに喜ぶべきものだったけど、それと同時に、どこまで彼が原子力ムラが主導する原発政策にくさびを打ち込めるか良く見ていく必要があるし、新潟県民をはじめ、原発政策に反対や懸念を持っている人々は、全力で彼をサポートしていく必要があると思うよ。
まとめ
米山さん、当選できたのは本当に良かったですけど、これからかなりのいばらの道が待っていそうですねぇ。
これは、利権団体や原子力ムラと一般庶民の私たちとの大きな戦いの始まりでもあるんですねぇ。
そして、多少ダメージを負ったとはいえ、まだまだ安倍政権の権力は強大ってことよね。
これをきっかけに野党共闘をより加速させていかないと、基本的には大まかな流れはまだまだ変わってないってことなのよね…。
その通りだ。
都知事選もちょっと酷かったけど、今回の一件でボクもいよいよ民進党には見切りをつけていこうかと思っている。
今回の選挙でも、安倍政権との明確な対立路線を打ち出した、「真の野党勢力」を結集させることが有権者の支持を集めるのに最も有効な方法であることが証明されたし、是非とも野党陣営は今回の選挙結果をより分析して、今後の選挙戦に活かしていってほしいことと、山本太郎議員などを中心とした、より弱者救済&一般庶民に密着した勢力を大きくしていって欲しいと思っているよ。
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