コンサル側から売り込み…国会でJOC会長答弁
2020年東京五輪・パラリンピック招致活動を巡り、招致委員会の理事長を務めた竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長が16日、衆院予算委員会に参考人として出席し、招致委が2億円超のコンサルタント料を送金した会社について、招致活動の最終段階で同社から売り込みがあったことを明らかにした。
この会社はシンガポールの「ブラック・タイディングス社」で、国際陸上競技連盟のラミン・ディアク前会長の息子が関与しているとされる。竹田会長によると、招致委は当時、大手広告会社「電通」を通じてブラック社の実態を確認し、「国際大会の招致などで実績のある会社」(竹田会長)と判断した。
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お、あの読売新聞が珍しく電通の存在を明らかにしたぞ。
海外の大手メディアも大々的に報じているし、ネットではすでに大盛り上がりになっているから、かえって無理やり隠し続けるのはまずいと判断したのかな?
ほんとだあ!
でも、読み方によっては、電通とコンサル会社が無関係で、「電通がこの会社がきちんした会社かどうかの実態を調査した」・・・とも受け取れる内容ね。
このコンサル会社を見る限り、「国際大会の招致などで実績のある会社」にはとても見えないんだけどなあ。おまけに会社はすでになくなっちゃってるし。
んもう!こんなの怪しすぎでしょ!どっからどう見ても実績のある会社に見えないしっ!
ちなみに、英国ガーディアン紙の報道では、このコンサル会社は電通の子会社だったと報じているよ。
ガーディアンの記事によれば、パパマッサタ・ディアク氏は、今回の疑惑だけでなく17年の世界陸上と20年のオリンピック入札の際、カタールに500万ドルを要求するなどいわく付きの人物だった。問題は、パパマッサタ氏が国際陸連と電通とのスポンサー契約の権利を持っていたということだ。さらに今回の招致委員会の裏金疑惑についても、ガーディアンは電通がなんらかの形で関与していた疑いを指摘している。記事では、電通と国際陸連とのスポンサー契約は、ラミネ・ディアク氏が会長任期の最後の1カ月で、一方的に29年まで延長させたものだったという事実が明かされている。さらに、招致委員会が裏金を振り込んだとみられる口座を開設した人物は、電通の子会社のコンサルタントであったという。
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海外紙報道とJOC、さらには電通の言い分に食い違い
ちなみに、電通自身は海外紙の取材に対して、「疑惑の会社はうちの子会社じゃないし、コンサルタントなんかも雇っていない、全く無関係!」などと主張しているみたいだよ。
電通側はAFPの取材に対し報道を否定。広報担当者は「AMSはわれわれの子会社ではなく、コンサルタントを雇ったことは決してない。フランス当局から捜査も受けておらず、協力の要請も無い」としている。
なんか、それぞれみんなの言っていることが違っているわね。これは誰かが嘘を言っているってことになるのかしら?
なんせ、日本のメディアは異常なまでに電通のことを伝えたがらないからね。
例の佐野氏のエンブレムのパクリ&不正選考騒動の時も、背後に電通がいて、佐野氏をバックアップしていたことは全くといっていいほど大手メディアでは伝えられなかったからね。
※「電通のキーマン」高崎卓馬氏が、佐野研二郎氏をめぐる一連のエンブレム問題で暗躍
こんなに黒い疑惑がたくさん上がっているのに、この人たちの主張をそのまま信じる方が無理があるわ!おまけに不自然なまでにテレビ・新聞で隠したがっているのも怪しすぎるじゃない!
なんらやましい部分が無いのなら、むしろ堂々と積極的に電通の存在を明かせばいいと思うんだけどなあ。
なんか、今頃になって読売が電通の存在を渋々出した上で、「電通やわたし達は何らおかしなことはしていない!」と大手メディアも一緒になって主張しても、「なるほどそうですか」という気分にはならんなあ。
ちなみに、IOC(国際オリンピック委員会)は「問題ないと認識している」そうだ。まあ、そりゃ賄賂を受け取った疑惑の当事者はそう言うだろうし、「問題ない」と言われても全く説得力無いけど、これを根拠に潔白を言いたげな国内メディアの論調もどうかと思うね。
※2億円余の支払い IOC見解「規程に抵触せず」【NHK2016.5.14.】
とにかく、何もかもが納得行かないわ!もし本当に潔白なのなら、当事者の人たちは、わたしたちが納得行くようなしっかりとした根拠を示して欲しいところね。
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