どんなにゅーす?
・福井県の敦賀原発2号機で、直接燃料棒に触れている放射性物質を含んだ「1次冷却水」が漏れ、協力会社の作業員10人が漏れた水をかぶる事故が発生したとのこと。
・報道機関によってその水をかぶった程度の情報が食い違っており、朝日は「うち2人が顔にかかった」としているものの、毎日は「肌にはかかっていない」などと報道。
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放射性物質含む水、作業員が顔などに浴びる 敦賀2号機
日本原子力発電は30日、運転停止中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)で、放射性物質を含む1次冷却水が漏れ、協力会社の作業員10人がその水を浴びたと発表した。日本原電は、作業員への放射性物質による汚染や、周辺環境への影響はないと説明している。
~省略~
作業員はすぐにその場から退避したが、現場にいた15人のうち、弁から半径2メートル以内にいた18~60歳の10人が水を浴びた。うち2人は顔に直接水がかかり、残りの8人は作業着にかかった。当時は布製の上下つなぎの作業着、ゴム手袋、ヘルメット、防護メガネを装着していた。作業員の一人は「霧状に水が噴出した」と話しているという。
敦賀原発2号機で1次冷却水漏れ 作業員に水かかる
日本原電によると、30日午前11時ごろ、原子炉補助建屋の地下2階にある1次冷却水を保管するタンク室で、点検のため配管の弁を取り外す作業をしていたところ、配管にたまっていた水が漏れた。ヘルメットや作業服にかかり、肌には直接かかっていないという。(共同)
放射性物質含む水かかる=作業員10人に、被ばくなし-敦賀原発
日本原子力発電は30日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉補助建屋で、放射性物質を含んだ1次冷却水が作業員10人にかかったと発表した。直後にシャワーで洗い流すなどしたため、10人に被ばくはないという。
水は常温で、最大160リットルが飛び散ったとみられる。放射能量は27万2000ベクレルと国に報告義務のある約10分の1だったが、日本原電の担当者は「微量ではない」と話した。
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1次冷却水噴き出し10人にかかる 敦賀原発「けがなし」。・・らしい
— 青野 (@malayaono) 2016年11月30日
放射性物質含む水が10人にかかる 敦賀原発2号機で一次冷却水漏れ(福井新聞ONLINE) – Yahoo!ニュース https://t.co/to7c4trUAr #Yahooニュース
一次冷却水って、たしか放射性物質に直接触れているやつでは?
— 橘つかさ@5月コミティア (@ttachibana0720) 2016年11月30日
放射性物質含む水が作業員10人にかかる、敦賀原発 https://t.co/ifkhe5LiLx
作業員に一次冷却水が直接かかるってまずいだろ。直接かかってんのに被曝は無いって言うのもおかしな話だ— T9108f (@T9108f) 2016年11月30日
日本原電側は、すぐに洗い流すなどして「内部被ばくはなかった」としている???
【報ステ】敦賀原発 作業員10人が冷却水かぶる(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/FglshoA6XS #Yahooニュース— 平本オズワルド (@osvaldohiramoto) 2016年11月30日
放射性物質含む水 作業員10人にかかる 敦賀原発2号機 | NHKニュース https://t.co/OoXFkk9jcA
体内に入ると、内部被曝ということになるから、厄介だ。— 木村恒行 (@kousankousin) 2016年11月30日
直ちに致命的な影響が出るのはプルトニウムコアとか象の足。あとバケツ臨界だな。ぶっかけは心理的な恐怖の方が問題だと思う
放射性物質含む水かかる=作業員10人に、被ばくなし―敦賀原発 https://t.co/5yDmhjVPof #niconews
— 邪妖精 (@jayousei) 2016年11月30日
放射性物質含む水が10人にかかる 敦賀原発2号機で一次冷却水漏れ(福井新聞ONLINE) – Yahoo!ニュース https://t.co/sP4PZHRX56 #Yahooニュース
この社員の将来が心配だ。
今、何もなくても時間が経てば病気が発症する恐れがある。— 吉田照美 (@dato_abe2015) 2016年11月30日
放射性水漏れ事故起こして「想定より多かった」では済まねえよ!
「想定」出来なきゃ廃炉しろや!ふざけんな!バカ野郎!放射性物質を含む冷却水浴びる 敦賀原発(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/UxK9qwkOUp #Yahooニュース
— 夜逃げドローン?@海事代理士まとなかくん (@matonaka) 2016年11月30日
えっ・・・
* 放射性物質含む水かかる=作業員10人に、#被ばく なし-#敦賀原発https://t.co/3RRdIl9zSV
↓
放射能量は27万2000ベクレルと国に報告義務のある約10分の1だったが、日本原電の担当者は「微量ではない…」と話した。— みえないばくだん (@hopi_domingo) 2016年11月30日
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27万2000ベクレルの「微量ではない(日本原電談)」放射性物質入りの水をかぶる事故が発生するも、報道各社の情報が食い違い、「被ばくはない」をどこも猛アピール
ちょ、ちょっと…!
27万ベクレルって結構な数値のような気もするし、朝日だけが「10人中2人が顔にかかった」って書いているけど、他の新聞は詳しい状況をどこも書いてないし…。
ちょっと本当のところが良く分からないんだけど、、水を浴びた人たち、本当に大丈夫なの!?
これはボクの完全な推測だけど…朝日はかなり具体的に内容を報じたけど、途中で「”顔にかかった”などの、不安を与えるような文言は書かないように」とのお達しがメディア全体に出されて、その結果、こういう風に報道が結構食い違うことになったのではないだろうか?
どちらにしても、燃料棒に直接触れていた水をかぶったものの、「被ばくはない」をひたすら強調しているのもちょっと引っ掛かるし…前から思っていたけど、今や原発関連の報道は、「正しい内容を報道する」よりも「極力国民に不安を与えない報道をする」ことが何より最優先されているように感じるね。
なんせ、多くの国民が原発の再稼動に反対している中、「”今度こそ”は安全で大丈夫だから」との理由で、原子力ムラや安倍政権の意向で一方的にどんどん再稼動している状況だ。
こんな状況で、もしまた重大な事故が発生したとしたら…「やっぱりこういう事故が起こってしまいました」と、全て正直に報道をすると思うかい?
人間の心理的にも、原子力ムラや政府、マスコミ側の人間であれば、どうしても「事故を隠したい」「矮小化して報じたい」っていう思いが働くのが当然だ。
見たところ、今回の報道からもそうした「心理」が働いていることがうかがえるけど、つまりは、「もはや原発に関する報道は、正しい内容が報道されることは100%ないと考えるべき」なんだよ。
確かにそうだわ!
そう考えると…こうした報道にシンクロするように「問題ないのにいちいち騒ぐ反原発の野郎ども!」みたいに私たちを叩いてるネットの連中もかなりおかしいことが分かるわね。
あおいちゃん、いいところに気がついたね!
ネット工作員の連中は、ちょっとでも安倍政権に都合の悪い報道をすると、「ウソしか伝えない反日偏向マスゴミ!」などとマスコミを徹底的に叩くのに、なぜか原発に関する報道となると、完全にマスコミの報道を鵜呑みにしてしまう上に、マスコミに不信感を持っている人たちを「不安を煽る反日左翼の反原発派!」と、完全にスタンスを翻してくる。
こうした「矛盾」こそが、ネット工作員を見分ける最大のポイントであり、特に原発関連の話題になると、こういう連中がたくさん湧き出してくるので注意が必要だ。
・・・
これらをまとめると、「もはやこの国では原発に関しては、正しい報道が出てくることは皆無に等しいと思っておくのがいい」ということであり、隠蔽や矮小化はほぼ間違いなく行なわれていると思った方がいいということ、そして、こうした原子力ムラを全力でサポートするネット工作員もウヨウヨいるということを認識しておくのがいいってことだ。
よって、今回の事故もどこまでのものなのかが図りづらいんだけど…とにかく前にも書いたように、このように常に被ばくや精神的なストレスを感じながら、自らの身を呈して作業をする人がいるからこそ、成り立っているのが原発だということを、みんなも是非とも認識しておこう。
つまり、みんながやりたくない「とっても嫌な役」を一部の人たちに押し付けて成り立っているのが原発ってことね。
今回の水を浴びた作業員の人たち、本当の状況が今一つ分からないけど…どうか深刻な状態ではないことを心より祈っているわ。
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