情熱大陸に出演したソプラノ歌手・田中彩子に注目！「ハイ・コロラトゥーラ」の高音が話題に！

容姿も美しい田中彩子さん。気になるその歌声は！？

モーツァルトのアリアを得意とする彼女がTBSの情熱大陸に出演、驚きの声を披露！

たまたま情熱大陸を観ていたら、気になる人が出ていたので紹介しよう！
田中彩子さんというソプラノ歌手だ。

とっても綺麗な人ですぅ。こんなに美人なのにクラシックのオペラ歌手をやっているなんて、憧れますぅ！

たしかに、素敵な雰囲気の人ね！
管理人さんが「気になった」っていうけど、やっぱ見た目が綺麗だったからぁ？

確かに、クラシックの歌手にしては容姿に恵まれている（おっと失礼…）とは思ったけど、彼女、世界でも稀に見るほどの高音域の持ち主らしいぞ。

番組内でも高い音を出す練習をしていたけど、この高音にはボクもちょっとビックリしてしまった。

ええ？この人、声がそんなに高いんだぁ！普通のソプラノ歌手よりもずっと高い音が出るのかしら？

たぶん、一般のソプラノよりも音域が広い（高い音まで出すことができる）ということだと思う。
そして、彼女は「ハイ・コロラトゥーラ」の歌を得意としているということだ。

ちなみに、なんだか過去に出演したテレビ番組で出されたフリップのせいか、「ハイ・コロラトゥーラ」がテノールやアルトやソプラノと同じく、担当音域を表わす言葉（ソプラノの上の音域）として、彼女について書かれている多くのサイトで紹介されているけど、厳密に言うとこれは正しくない。

「コロラトゥーラ」というのは、声楽曲の中でも、早くて細かい動きの中に、華麗な装飾音を織り交ぜながら、非常に高い技巧を披露する部分のことだ。

↓例えばこういうもの（コロラトゥーラ聴き比べ）

平たく言うと、↑これの「ハッハッハッハッハァアア～♪」とか歌っている歌詞の無い部分のことだね。

こういうコロラトゥーラは元々ソプラノが担当することが多いんだけど、「ハイ・コロラトゥーラ」というのは、コロラトゥーラの中でも特に高い音を披露すること、ということになるのだろう。（※恐らく、彼女を売り出すキャッチフレーズとして考え出された言葉かと思われる。）

な、なるほどぉ！コロラトゥーラって初めて聞いた言葉ですけど、そういう歌のことをいうんですねぇ。

ああ。この田中彩子さんは、オペラの中でもそんなコロラトゥーラが得意らしい。
ちなみに、コロラトゥーラが得意な日本の歌手は、他には森麻季さんや幸田浩子さんなどがいるね。

とにかくコロラトゥーラは、声楽曲の中でも非常に高い技術を要求される一方で、もっとも「華のある見せ場」ということがいえるだろう。

田中彩子さんの歌に批判の声が！？一体何故？

情熱大陸の番組を見た後に彼女の歌を聴こうとネットで調べてみたんだけど、少し昔に出演した「ミヤネ屋」の動画のコメント欄に、彼女への批判のコメントが多数寄せられていたので、何故だろうと思って動画を観たけど…なるほど、この時は（事前のウォーミングアップが不十分だったか）かなり調子が悪かったみたいだ。

その一方で、「スッキリ」出演時のを聴いたけど、こっちの方は上手に歌っていた。
ウィキペディアの経歴を見てもなかなかスゴイと思ったし、情熱大陸の番組内でも海外でのコンサートの様子がやっていて、モーツァルトの宗教曲（「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ KV.165」など）を歌っていたけど、普通にプロの歌手としてとても上手なレベルだったよ。

ということで、（フリップの「ハイ・コロラトゥーラ」の定義が微妙に間違っているのが気になるけど…）スッキリの上手だった方をここに貼っておこう。

ほんとだ！とっても上手じゃない！それにしてもこの曲ってほんとに難しそう！

モーツァルトは下手なごまかしがきかない分、めちゃくちゃ難しいからね。その中でもこの「夜の女王のアリア」は最高レベルの難易度だ。
それをここまでそつなく歌うなんて、大したものだと思うよ。

ちなみに、ここまで彼女を褒めておいてなんだけど…最後に世界的なソプラノ歌手だったルチア・ポップ（1939-1993）の同じく「夜の女王のアリア」を貼っておこう。
やはり世界トップレベルの歌手は、声量と技術、声の厚みが違うなぁ～。

田中さんはまだ若いし、容姿も魅力的な上に伸びしろもあるだろうから、これからどんどん経験を積んで、世界のトップに立つような歌手になって欲しいと思っているよ。

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