台湾国内の脱原発の民意を受け、蔡英文政権が判断
↓台湾の脱原発を決めた蔡英文総統。
出典:ウィキペディア
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台湾が原発全廃へ 福島第一事故受け、25年までに停止
台湾の蔡英文(ツァイインウェン)政権が2025年に「原発ゼロ」にすることを決め、行政院(内閣)は、再生エネルギー事業への民間参画を促す電気事業法の改正案を閣議決定した。太陽光と風力発電を中心に再生エネの割合を20%まで高めることを目指す。東日本大震災後の反原発の民意を受けたもので、改正案は近く立法院(国会)で審議に入り、年内の可決を目指す。
よそさんの国は賢いねぇ、、、 肝心のレベル7の原発事故を起こして原子力緊急事態宣言中の当の国は 再稼働必死ですよ。 地震活動期なのに (泣)
台湾が原発全廃へ 福島第一事故受け、25年までに停止:朝日新聞デジタル https://t.co/Xuhu5HD2GK
— ひろみ (@hiromi19610226) 2016年10月22日
@hiromi19610226 @regiusheinrich 日本の原発が生きながらえているのは、住民をてなづけ、騙し、利権による収奪を行うシステムが完成されているから。かたやふくいちだけで30兆の負担が発生する利権第一主義人民共和国。かたや被害がないうちに廃止する国民主権国
— Roba (@sankashiteru) 2016年10月23日
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当事国の日本なんて、事故の後始末さえロクに出来ていない状態にあるにも関わらず、原子力ムラのせいで停止どころか再稼働さえ行われている有り様。本当に情けない。
— メディシス (@Medicis1917) 2016年10月22日
@hiromi19610226 @fuku_fukukoikoi @asahi 危険より利権が第一ですからね
(´Д`)— 10月から夜学生💧です (@_chinchilla_) 2016年10月23日
正常な国は止めます!!
病んでいる国は止められません!!
ドラッグですから!!
オーバードーズです。
死が待っているだけです!!台湾が原発全廃へ 福島第一事故受け、25年までに停止
https://t.co/Y60BEFS789— 昭和おやじ 【打倒安倍政権】 (@syouwaoyaji) 2016年10月22日
電力会社は「国を挙げて作ったのだから、国が廃炉まで支援すべきだ」と言い出し、
国は「電気は国力である。損なう事は国益に反する」と、電力会社を擁護する為に全力を尽くす。護るべきモノを履き違えた時
因果応報かの如く悲劇は起こる。— 森田 淳司 (@spgagdt) 2016年10月22日
想定外とか言いながら夢なしエネルギーをやっこら稼働させているうちに、先進エネ国にどんどん差をつけられてしまう→台湾が原発全廃へ 福島第一事故受け、25年までに停止:朝日新聞デジタル https://t.co/IC0R1Le0rH
— 斎藤健一郎SAITO Kenichiro (@kenichiro_saito) 2016年10月23日
他国の失敗を「他山の石」にすることができる国。
その失敗国は,事故後の処理でもスッタモンダしてるもんね。費用もどれくらい膨らむのか予想もできない。
福島原発の事故受け、台湾が原発全廃へ 25年までに停止https://t.co/ZpZjO5CPe7
— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年10月22日
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台湾が、現在稼働中の3基の原発を2025年までに全て停止し、原発ゼロにすることを決定したようだ。
現在、台湾には4つの原発があるものの、福島原発事故を受けて台湾国内での脱原発の機運が高まり、第4原発は原子炉2基ともに現在停止中。
第1~第3原発はそれぞれ2基中1基が稼動している状況だけど、これらに対しても原発を停止する世論が高まっていることを受け、ついに蔡総統が2025年までに原発ゼロ政策を決断したとのこと。
現在、原発による電力は台湾全体の14%ほどを占めているみたいだけど、今後、太陽光や風力などの再生エネルギーに本格的に取り組むと同時に、発送電分離などの電力改革も行なっていく方針だという。
確かに色々と課題や困難も多いかと思うけど、福島原発事故のケースを「他山の石」として学び、国民の民意を汲んだ上で思い切った電力改革に舵を切った蔡総統に、深い敬意を払おうと思うよ。
一方、福島原発事故の検証も解明もままならない中、再び原発ループ地獄に舵を切り始めたこの国
台湾さんの脱原発、私も心から拍手したいけど、早速というべきか、産経新聞さんがこの台湾の電力改革を「待ってました」とばかりに批判する記事を出しているわよ。
行政院の計画説明にBBC記者が切り込んだ! 「なぜそんなに楽観的なのか?」 エネルギー自給率1% 電力不安も…
台湾の蔡英文政権が2025年の「脱原発」に向けたエネルギー政策の具体化に乗り出した。行政院(内閣に相当)は20日、再生可能エネルギー普及に向け、発送電分離に向けた改正法案を決定。再生エネ発電量を20%に引き上げるため、太陽光・風力発電を大幅に増やす計画も策定した。ただ、計画実現をめぐり内外から厳しい目が向けられている。
~省略~
「短期間の計画で、なぜそんなに楽観的なのか」
行政院が20日に開いた説明会で、英BBCの記者から厳しい質問が出た。再生エネ率20%を達成する25年までに、関連投資は約1兆7000億台湾元(約5兆6000億円)、約10万人の雇用を生む-。よどみなく説明していた経済部能源局(資源エネルギー庁)の局長は「新政権が25年と定めた。われわれの任務は目標を達成することだ」と答えただけだった。
「原発は神」といわんばかりに、まるで取り憑かれたかのように原発を愛し、あそこまで手痛いダメージを受けてもなお原発に突き進む”この国”を象徴しているような記事だね。
ここまで来れば、産経新聞は「原発教」といってもいいんじゃないかね。もちろん、読売新聞や日経新聞、原子力ムラやそれらとズブズブな政治家もね。
福島原発の事故処理費用もとんでもない額になりかかっているのに、それを平然と国民に押し付けた上で、なお原発にしがみついている状態だものね。
(しかも、それでも国民は大きく行動を起こそうとしない。)
誰かが「日本病」という病があることを提唱したけど、まさに日本の原発政策こそが、この国に巣食うガン細胞のような構図を象徴しているように思うわ。
いつかは破綻、破滅するのが分かっているのに、それでもやめられない、止まらない…ってね。
ああ、まさに、麻薬や覚せい剤の患者のようにね。
一定期間ある程度の痛みが生じるのは避けられないものの、使用済み燃料の問題も考えれば、一日も早くに原発をやめられるための準備を始めなきゃいけないはずなんだけどね…。
同じ肌の色で、見た目にはボクたちとほとんど変わらない国民によって営まれている台湾では「これ」が出来て、日本では出来ない…。
それだけ日本が原発への依存度が高かったとはいえ、どちらも同じ島国なのに、この違いは一体なんなんだろうね。
台湾では、かなり大規模な学生デモもあったし、民主主義に対する国民の意識も、若い人の政治に対する意識もかなり高いみたいね。
それに韓国でも政府批判はかなり積極的に行なわれているし、おそらく、世界的に見ても、日本がかなり特殊な状態なんだと思うわ。
それを最も象徴しているのが、この原発政策のように思えるわね。
脱原発の意識は、(世論調査を見る限り)日本国民も結構高いのに、なぜか、原発推進の安倍政権が圧倒的な支持率を誇る。
せなクンの言う通り、改めて客観的に見てみると、日本は本当に奇妙な国だね。
これというのも、3.11以降、もっといえば安倍政権になってから加速度的にそうなってきた気がするけど、こういうニュースを聞いて、ボクもちょっとばかり台湾が羨ましいと思ったのと同時に、日本の惨状というか、深刻さに頭を抱えている状態だよ。
上のツイッターを見ても、しっかりした考えを持った日本人も確かに一定数いるのにね…。
民主主義から日に日に遠のいていくこの国を、私もなんとかしなければならないと思うんだけど…なかなか難しいわね。
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