どんなにゅーす?
・米朝の軍事危機に対して、双方の姿勢がやや軟化し始めている中、菅官房長官が、徐々に芽生え始めた対話の動きを拒絶し、圧力を強化する方向性を強調した。
・菅長官は、「対話のための対話では意味がない」と話し、日米同盟を強化しながら関係国同士で連携しながら圧力を強める考えを示し、北朝鮮情勢の亀裂を深め、北の脅威をアップさせる方向性を推奨するような発言を行なった。
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官房長官「対話のための対話は意味ない」圧力強化を強調
アメリカのマティス国防長官とティラーソン国務長官はアメリカの新聞に寄稿し、北朝鮮に対し核実験やミサイル発射などの挑発行為を直ちに停止すれば交渉する用意があると明らかにし、挑発行為をやめるよう改めて求めました。
これに関連して菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「米国の対北朝鮮政策を改めて説明したものだと承知している。『すべての選択肢がテーブルの上にある』と言葉と行動で示すトランプ政権の姿勢を高く評価している」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、「日米の外務・防衛の閣僚協議、いわゆる『2+2』の機会も活用し、日米同盟の抑止力、対処力を強化していきいたい。対話のための対話では全く意味がなく、関係国と緊密に連携して圧力を強化し、諸懸案の解決に向けた具体的な行動を強く求めていきたい」と述べました。
一方、菅官房長官は、安倍総理大臣の夏休みについて、「諸般の事情が許せば、北朝鮮情勢や自然災害など、いかなる緊急事態にも適切に対応できるよう万全の態勢を取りながら夏休みを取る予定だ」と述べました。
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せっかく米朝が落とし所を擦り合わせつつあるのに、蚊帳の外から余計なこというなよ。これでは、政権維持に緊張を利用してると言われても仕方がないよ。https://t.co/oORwlSkeZv
— 松井計 (@matsuikei) 2017年8月15日
「官房長官『対話のための対話は意味ない』」
米国政府が「対話の用意がある」と表明し、対話のハードルを「核放棄」から「これ以上の挑発がなければ」と引き下げて、外交的解決を模索している時に、日本政府だけが対話否定とは一体どういうことか。https://t.co/38RiuLEYsd— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年8月16日
「問題ないおじさん」の菅義偉が、北朝鮮に対して、「対話のための対話は意味ない」として、圧力強化を強調した。これは安倍政権を代表する姿勢。安倍政権は、世界でも「反話し合い」で突出している。これが米国戦争屋に、うまく利用されつつある。https://t.co/5V4AaxMo8Q
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2017年8月16日
かつても似たようなこと言って、真珠湾に突入。最後は日本焼け野原で、だから今日は終戦記念日。
官房長官「対話ための対話は意味ない」圧力強化を強調 | NHKニュース https://t.co/0QItV3ISFi
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2017年8月15日
「対話のための対話」という表現からして既に意味不明。対話というのは話し合いのテーブルにつく為の行為であって、全ての対話は「対話のための対話」だろう。
官房長官「対話ための対話は意味ない」圧力強化を強調 | NHKニュース https://t.co/pEAH1Tz8dB
— 異邦人 (@Medicis1917) 2017年8月15日
「対話のための対話は意味ない」←ガースーの言ってる、このセリフこそ意味がない。強気で毅然と危機に対応する的な演出なのだろうが、自称最高責任者様は普通に夏休みをとる、まあ、そういう事ですよ。https://t.co/FoIzNgsLlk
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) 2017年8月15日
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北朝鮮危機を「森友&加計隠し」に活用し、支持率アップに利用したい安倍政権の「本音」がモロ出しのお間抜け発言!
出典:Twitter(@tohohodan)
緊張が高まっていた米朝の軍事危機について、徐々に双方が対話による解決を探り合い始めた局面において、菅官房長官がこれに水を差すような「圧力強化」発言を行ないました。
ボクも以前より、北朝鮮がミサイルを繰り返し発射するなどして、北がやんちゃをすればするほど「最も大喜びするのは安倍政権だ」と指摘してきたけど、まさに、その”本音”がついつい出てしまった、非常に「お間抜けな発言」であるといえるだろう。
北朝鮮の日本上空を超えたグアムへのミサイル発射の「危機」がようやく少し薄れてきたところで、本気で日本の安全を警戒していたのであれば、絶対にこのような発言が飛び出してくることはないはずなんだけど…安倍総理の先日の「盆踊り大会参加」もそうだけど、こういう行動や発言の端々に「日朝の緊張は茶番劇」であることを明かしてしまっている感じだ。
いずれにしても、安倍政権の狙いは、日朝の緊張を極限まで高め、日本国民に北朝鮮への恐怖を徹底的に植えつけた上で、森友や加計疑獄から国民の意識を逸らし、その上で安倍政権と密着している旧来ネオコン戦争屋の軍需産業に利益誘導し、軍拡を推し進めるというものであり、これもまさしく「究極の国民騙しの政策」といえるものだ。
これと比べるとトランプ政権は、北朝鮮に入り込んでいる旧来ネオコン戦争屋の影響力を北から取り除いた上で、日韓の米軍を撤退させることを想定しつつ、北を完全な「中国の属国」に変えていくために、この「恫喝外交」をやっている可能性があり、トランプがキムファミリーにこれでもかという脅しをかけつつ、その一方でマティスやティラーソンが柔軟な対話姿勢を打ち出すという、ある意味で(やり方は粗暴ながらも)バランスの取れた外交をやっているようにも見える。
事実、これによりキムジョンウンも、ようやくこの対話に応じる可能性を見せ始めてきているわけだけど…その一方で、安倍政権がやっていることは外交でもなんでもなく、ただの「茶番」を煽りつつ自らの権力回復のための”国内政治への利用”に勤しんでいるとしか言いようがないね。
(旧来ネオコンと対立しているトランプが北を「体質改善」させようとしている動きを妨害する”役割”を安倍政権が進んで引き受けている可能性も。)
どちらにしても、そのやり方も非常に稚拙で、ネット上でもこの「思惑」を簡単に見破られてしまっていますね。
ここで米朝に合わせて仲介や対話を支持するような動きなどを見せれば、少しはその質が高まるものの、こういうところでついつい本音を出してしまうところが「安倍政権を象徴している」というか、何とも言いようがないね。
とにかく、今の日本は、自らの権益と保身しか興味がない、絶望的なまでに無能で悪徳な政治家が強い権力を握ってしまっており、当時の大日本帝国とも非常によく似ていると言わざるを得なさそうだ。
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