どんなにゅーす?
・マクロミルが全国の新成人にアンケート調査を行なったところ、「日本の未来は明るいと思う」と答えた人は33%にとどまったのに対し、「暗いと思う」と答えた人は67%に達したという。
・政治・選挙に対する関心も2011年をピークに減少傾向にあり、情報を得る手段や信頼する情報源は「テレビ」がトップになったとのこと。
|
|
今年の新成人「日本の未来は明るい」は3割、2014年をピークに減少
マクロミルは、そんな今年成人式を迎える全国の新成人を対象に「2017年 新成人に関する調査」を実施した。この調査は2008年から開始し、今回で10年目となる。
■「日本の未来は明るい」33%、2014年をピークに減少
日本の未来についてたずねると、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」は33%、「暗いと思う(やや暗いと思う+暗いと思う)」は67%だった。日本の未来を明るいと思う新成人は、2014年をピークに年々減少している。■東日本大震災後、顕著に低下し続ける政治経済への関心、6年連続で減少トレンド
「政治」「選挙」「経済」「外交」に対する、新成人の関心度合いをたずねた。「政治」「選挙」「経済」は、2011年3月に発生した東日本大震災後の調査となる2012年から、年々低下し続けていることがわかる。~省略~
■ニュースや話題を得る手段、「テレビ」が90%で最も多く、信頼度もトップ
ニュースや話題を得る手段として最も多かったものは「テレビ」90%、次いで、「SNS(個人による投稿)」59%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」54%でした。また、信頼している情報は、同じく「テレビ」が最も高く56%、そして「実際に会って聞いた話」28%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」23%と続いた。また「SNS(個人による投稿)」でニュースや話題を得る人は59%と2位につけるも、“利用者の信頼度”は、ワースト2だった。また、「ブログ(個人による投稿)」や「ダイレクトメールやちらし」は、信頼度が低いことを認識してか、ニュースや話題を得る手段としてはあまり活用されていないようだ。
|
|
今までの教育行政の成果です。政府にとっては狙い通りじゃないですか? RT 今年の新成人「日本の未来は明るい」は3割、2014年をピークに減少 – エキサイトニュース(1/3) https://t.co/GgAPUjN3C4 @ExciteJapanさんから
— waemon (@waemon) 2017年1月10日
さっき日本テレビの「ZERO」を見ていたら、「日本の未来は明るい」と答えた新成人が6割いたぞ。質問方法にもよるんだろうけど、あまりにも数値が違い過ぎないかい? (笑)https://t.co/9zEqlFjCq9
— かきもとひろみ@TUGBOAT (@happykakkie) 2017年1月9日
日本に将来を見出せない若者がますます増加しているものの、政治・選挙の関心の低下は進み、信頼する情報源は依然「テレビ」がトップに
大手アンケートサイトが新成人を対象にアンケートを行なったところ、上記のような結果が出たとのことです。
やはり予想通りというべきか、日本に将来を見出せない(希望を持てない)若い人が多い一方で、政治・選挙に対する関心の低下が2011年をピークにずっと減少傾向にあるのも気になりますし、インターネットが普及している現在でも、いまだに多くの人がテレビを頼りに情報を判断している実態も浮かび上がってきました。
ううむ。
「日本の未来についてどう思うか?」の質問で、2011年以前のデータがないのがちょっと気になるけど、東日本大震災で極限まで絶望感が増えたのは仕方ないにしても、2014年で一旦回復した後、これをピークにまた下がってきていることが分かるね。
これは、一時期は「アベノミクス」に多くの人が期待したものの、期待したような好景気がやって来なかったことで、再び失望感や諦めムードが広がっていることが考えられるだろう。
そして、これ以上に気になってしまうのが、2011年以前は若い人たちの間でも政治に一定程度の関心があったものの、2011年をピークに、年々政治や選挙に関心を失っている若者が増加しつつあるということだ。
これは、「日本の未来に期待が出来ない」にもかかわらず「政治や選挙にも興味が湧かない」ということで、自民党の政治には失望しているものの、野党にも期待が持てない、つまりは「どこがやっても一緒」「日本や自分たちはもうダメだ」という思考に多くの若者が陥っていることが考えられる。
そして、インターネット社会が普及しているにもかかわらず、若者たちは最も信頼できる情報源として、「テレビ」(または新聞)から発せられる情報を頼りに多くの事柄を判断している実情も分かってきたね。
皮肉にも、上のツイートによると、「日本の未来が明るいと思う若者が6割」との報道がテレビで放送されていたみたいだし、この時点で「テレビの信頼性って一体どんなもんなんだ?」って話になるわけだけど…こうした情報を総合すると、やはり現在の若者の多くは、既存メディアと安倍政権による「メディア戦略」や「洗脳工作」にある程度はまってしまっていることが考えられるかもしれないね。
若者が自ら多くの情報を貪欲に欲し、政治に積極的に参加していく意思を持てない限り、日本の未来はない
この調査が全てを表わしているとは思いませんが、少なくともいえることは、日本の若い人が能動的に行動し、「自分たちが日本の政治を変えていこう」という意識を持とうと思わない限り、日本はどんどん停滞化して、政治や経済が疲弊して弱体化し続けていくことは間違いないかと思います。
2011年以前にここまで若者が政治に関心を持っていたことに少し驚いたけど、とにもかくにも、「日本に未来を感じない」のなら「未来を感じるための行動を起こしていく」方向に思考を転換していくしかないと思う。
これらのデータや最近の社会の風潮を見ても、現代の日本国民は「行動する」人が極端に減り、「受身」「人任せ」「消極的」「冷淡」「諦め」という方向に多くの人が向かいつつあるような気がしている。
それでも、このデータが本当であれば、現在でも政治に関する関心は50%を超えている状況なので、何かのきっかけで、再び以前のようにより多くの若者が政治に関心を持っていく可能性は大いに秘めているとボクは考えている。
そのためには、野党を活発化させ、野党共闘をより盛り上げていくのはとても大事だと思うし、ボクもささやかながら、このサイトにやってきた若者たちが少しでも政治に関心を持ち、日本が元気になっていくための行動を起こしてくれるよう、多くの情報をなるべく分かりやすく、かつ楽しく伝えていければと思っているよ。
はい!
私も管理人さんを全力でお手伝いして、少しでも若い人たちに積極的に政治に参加する意識を持ってもらえるよう、頑張っていこうと思います。
ああ、是非とも頼むよ。
とにかく、権力側から発せられる一方的な情報だけでなく、あらゆるスタンスや権力のしがらみのない情報に積極的に多く触れて、自分自身で考えていくことが「希望ある未来に向けての全ての第一歩」だと思うので、こうしたきっかけを作ってもらうためにも、ともに頑張っていこう。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|