■ゆるねとにゅーすからのお知らせはこちら■

【文春】ネトフリ版「新聞記者」が赤木雅子さんとトラブル!制作過程で雅子さんと深い溝!雅子さんとの重要な約束が履行されず、完成後にプロデューサーが謝罪!

【文春】ネトフリ版「新聞記者」が赤木雅子さんとトラブル!制作過程で雅子さんと深い溝!雅子さんとの重要な約束が履行されず、完成後にプロデューサーが謝罪!

どんなにゅーす?

・現在世界中で大きな話題になっている、Netflix版「新聞記者」について、森友文書改ざん事件の遺族・赤木雅子さんとトラブルに発展していたことを週刊文春が報じた。

・相澤冬樹記者によって赤木俊夫さんの遺書が公開された際、東京新聞・望月衣塑子記者が赤木雅子さんに手紙を送ったことをきっかけに、望月記者と河村プロデューサー、雅子さんの3者でZoom上で行われたものの、雅子さんが徐々に河村氏に不信感を持つようになり、両者の間に溝が発生。「どうしても気になる設定があれば変えられます」「脚本をある段階でお見せして、そちらが納得できるようにします」との約束も履行されないまま、完成後に相澤記者と河村氏と面会。その場で河村氏が謝罪する事態になったという。

ネットフリックス「新聞記者」プロデューサーが制作経緯巡り、森友遺族に謝罪

1月13日からネットフリックスで世界同時配信されているドラマ「新聞記者」(全6話)が制作過程で迷走を重ね、同作のプロデューサーが昨年末、経緯について、森友事件の遺族に謝罪していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

ドラマ版の基となった映画「新聞記者」(2019年公開)は、東京新聞・望月衣塑子記者の同名著書が原作で、日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した。今回のドラマ版はいわばその続編で、タイトルも、監督も同一。プロデューサーも同じ河村光庸氏だ。

~省略~

発端は、2020年3月、赤木雅子さんが相澤冬樹氏(フリー記者)に亡くなった夫の遺書を託し、それが公表されたことだった。直後、それを読んだ望月記者が赤木さんの自宅に感想をしたためた手紙を送付。そこに河村氏の手紙も同封していたことからすべては始まった。ドラマ版「新聞記者」制作に向けた最初の話し合いは、2020年5月下旬に望月記者と河村氏、赤木雅子さんの3者で、Zoom上で行われた。だが赤木俊夫さんを診ていた精神科医に責任があるかのような河村氏の物言いなど、いくつかの点に不信感を抱いた赤木さんは“財務省に散々真実を歪められてきたのに、また真実を歪められかねない”と協力を拒否。その後、同年8月10日に再度話し合いが行われたが、そこでも設定などを巡って溝が埋まらなかった。河村氏は赤木さんに、「どうしても気になる設定があれば変えられます」「脚本をある段階でお見せして、そちらが納得できるようにします」などと提案したが、結局それらは履行されなかった。

~省略~

「会社の上層部に、もう一切かかわるな」

そして、すべての撮影が終わって配信を待つばかりとなった昨年12月27日に、河村氏は赤木さんと相澤氏と都内で会談を持った。そこで、開口一番、河村氏はこう謝罪したという。

「言い訳にしか聞こえないと思いますが、お詫びしなければいけないと思っていまして、どうお詫びするかずっと考えていました」

だが、2020年8月以降、一方的に話し合いを打ち切り、翌年の配信直前になって急に連絡してきた河村氏に、赤木さんは不信感を強め、こう語ったという。

「夫と私は大きな組織に人生を滅茶苦茶にされたけれど、今、あの時と同じ気持ちです。ドラマ版のあらすじを見たら私たちの現実そのままじゃないですか。だいたい最初は望月さんの紹介でお会いしたのだから、すべてのきっかけは彼女です。なぜ彼女はこの場に来ないのですか」

河村氏はこう返すのが精一杯だった。

「望月さんには何度も同席するよう頼んだんですが、『会社の上層部に、もう一切かかわるなと止められている』と」

東京新聞は、ドラマ版も映画版も撮影場所として社屋の使用許可を出している。エンドロールにも「特別協力」として名前が出てくる。東京新聞映画賞には映画版「新聞記者」を選出し、表彰。今も東京新聞を訪ねると、ドラマをPRする特設コーナーが社屋に設けられ、会社として全面的にバックアップしている。

~省略~

望月記者にも話を聞こうと自宅のインターホンを押すと「はい」と、いつも会見で耳にするやや高い声で応答があった。ところが「週刊文春」と名乗ったとたんに切られ、あとは一切応答なし。電話をしても手紙を置いても、なしのつぶてだった。

~省略~

【文春オンライン 2022.1.26.】

ネトフリ版「新聞記者」が水面下で赤木雅子さんとトラブルに!小泉今日子さんは出演を辞退!東京新聞が全面協力していることが問題を複雑に…!

出典:Netflix

「映画版よりもずっといい」との声が上がり世界中で話題になっていたネトフリ版「新聞記者」が、水面下で赤木雅子さんとトラブルを引き起こしていたことを週刊文春が報じました。
この話がすべて本当であれば、制作過程でかなりまずいやり方が行なわれたと言わざるを得ませんし、東京新聞が全面的に協力していることが、余計に問題を複雑にしているような感じがします。

ボク自身も、(この意欲的な作品のリリースに喜びつつも)「この作品はあくまでフィクションです」ということを非常に強調していることに一抹の違和感を持っていたんだけど、なるほど、こういう内情があったわけか
りのクンの言う通り、極力マスメディアや巨大企業が関わらない形で、自主映画に近い形態で個人単位で制作することが出来れば、こうしたトラブルが起こることもなかったのではと思うけど、それだと、完全に口コミだけで作品を宣伝していかないといけないし、現実問題、制作費を回収することだけでも非常に難しいだろう。
上のTwitterでも指摘する声があるけど、事実と創作をミックスさせた作品(事実を元にしつつ社会問題を提起し、なおかつお客さんを喜ばせるエンタメ要素を織り交ぜた作品)を創るのは非常に難しいし、この状況を見る限り、やはり制作側に大きな不備があった(第一に雅子さんとのコミュニケーション不足)と言わざるを得ないだろう。

そして、望月記者についても、いささか「キャラクター化」に走り過ぎているというか、彼女の存在が「一つのマーケット」を形成している(これをネタにビジネスが生まれている)ことで様々な弊害が生じ始めているように感じられますね。

森友文書改ざん事件に徹底的にスポットを当てた作品であれば、まだ話はシンプルだったかもしれないけど、「望月記者の奮闘を主眼に置いた作品」だったことで、雅子さんの思いが軽視されてしまった上に、望月記者(東京新聞)側の都合によって強引に話が進んでしまった感がある。
文春によると、雅子さんをモデルにした役柄が内定していた小泉今日子さんが直前で出演を辞退したとのことだし、こうした問題が内部で表面化されて以降、相当色々と揉めていたことがうかがえる。

とにかくも、「反権力コンテンツを完全にエンタメ化」させてしまうと、まさに「ただのガス抜きコンテンツ」になってしまうし、「全ては安倍政権のせい」という短絡的な思考に走るのではなく、「安倍政権を生み出したのも、日本がここまでダメになってしまったのも、みんなにも責任の一端がある」ということを忘れないようにして、これからも、物事の本質を見失わないようにしながら、これ以上の日本のディストピア化の道をなんとしても食い止めていかないといけないだろう。

================

この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!

(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)

100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら

↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓



「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)

楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~1万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~1万円)を行なうことも可能です。
サポート機能について詳しくはこちら




月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)



およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。

詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。

サイトの存続と安定的な運営のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

日本のにゅーすカテゴリの最新記事