安倍総理と懇親と思われていた生長の家が安倍総理を痛烈批判した意味とは?
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出典:生長の家
「生長の家」、参院選で与党を支持せず 安倍政権を批判
宗教法人「生長の家」は9日、安倍晋三首相の政治姿勢に反対し、参院選で与党とその候補者を支持しないとする方針を発表した。
方針は、安倍政権を「民主政治が機能不全に陥った時代の日本社会を美化するような主張を行っている」などと批判。「日本を再び間違った道へ進ませないために、明確に『反対』の意思を表明する」とした。
実に興味深いニュースが入ってきたので紹介しよう。
安倍総理の家系とも深い関係がある新興宗教団体「生長の家」が、上記のように、安倍政権を痛烈批判し、さらには生長の家関係者が深く関わっているといわれる日本会議をもバッサリと切ったようだ。
このニュースは、恐らくボクのような安倍総理と新興宗教の結びつきに興味を持っていた人には、かなり驚きのニュースだったんじゃないかな?
ワタシもこれは、ちょっと意外だったわね。
だって、生長の家の創始者の谷口雅春氏は、元々日本国憲法を破棄することも主張していたし、反共路線(反共産主義)の思想の元、安倍さんの家系や自民党をずっと応援していたもの。
つまりは、最近の安倍総理は「共産主義を嫌いつつも、自らどんどん共産主義に向かっているように見えた」のかしらね、ウフフ。
ほんとに最近の安倍政権は、言論弾圧をはじめとする基本的人権の縮小や、表現の自由を規制したりなど、ある意味、共産主義に向かっているようにも見えるね。
それにしても、この生長の家の声明を見ると、「中国や韓国との協調」や「自然エネルギーの促進と脱原発」や「立憲主義の尊重」など、今までのボクたちが描いていた教団のイメージとの違いに驚くんだけど、生長の家の体質が最近変わってきたと考えるのがいいのかな?
そして、日本会議に関わっている生長の家関係者とは、完全に袂を別ち合ったと見るのがいいのかな?
・・・ちなみに、生長の家とは、
生長の家(せいちょうのいえ)は、1930年(昭和5年)に谷口雅春により創設された新興宗教団体[1]。 その信仰は、神道・仏教・キリスト教・イスラム教・ユダヤ教等の教えに加え、心理学・哲学などを融合させている。正しい宗教の真理は一つと捉えている。宗教法人格を持つ。
という、かなり歴史がある上に、日本の政治(特に自民党)に影で深く関わってきたといわれる宗教団体だ。
そして、安倍総理の「影のブレーン」と言われる伊藤哲夫氏や、日本会議事務総長や「美しい日本の憲法をつくる国民の会」事務局長を務めている椛島有三氏も、同じく安倍総理と影で親しい関係を持っている他、どちらも生長の家の出身者であったと言われている。
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生長の家は大きく二つに分裂していた!?
このように、生長の家と今の安倍政権は、「切っても切れないような関係にある」と言われてきたんだけど、この状況を瀬那ちゃんはどう思うかい?
わたしが一つ感じたのは、「生長の家は一枚岩ではない」のかしら?ってこと。
日本会議や現在の安倍政権と懇親な勢力は、生長の家のいわゆる「分派」なのかもしれないわね。
いわゆる「核推進論」や「大日本帝国の復興」などの、より過激な路線に走り始めてきた一部の勢力が生長の家の本流とケンカをして、教団から出て行った人たちで作られたのが、あの日本会議で、安倍内閣もその分派の勢力と特に親しくしてきたということじゃないのかしら?
その可能性は大いにあるね。また、創始者の谷口雅春氏も元々は改憲論者だったみたいだから、教団思想が徐々に変わっていった可能性もある。
いずれにしても、これはなかなか興味深い話で、ここまで明確に生長の家がメッセージを出したということは、いわゆる「本流」は、今回の選挙では自民党に票を入れないということなのかな?
もしそうなら、日本の裏側でも徐々に安倍政権を嫌う動きが出てきたとも見ることができるし、あらゆる状況を見回して(アベノミクスが破綻寸前、世界から安倍政権を嫌う動きが盛り上がってきている、など)もう安倍政権は先が無いと「空気」を読み始めて、安倍離れが密かに始まっているのかもしれん。
あとは、大手のメディアがいつ安倍さんを見放すかどうか…ね。
今の所は「お寿司効果」と「電波停止効果」が聞いているのか、まだ安倍さんをサポートする報道が続いているけど、一度マスコミが安倍さんの黒い部分(暴力団とのツーショット写真や3億円の相続税脱税など)を大々的に報じて、例えば舛添さんみたいに扱えば、今でもあっという間に腹痛で辞任だわ、ウフフ。
安倍さんは、「TPP断固反対」や「絶対に消費増税は延期しない」など、これ以上ないほどに重大なウソをつきまくってきたけど、何故かそれもマスコミの御仁はスルーだからね。
寿司接待が無かったら、もう1年以上も前に退陣してるんじゃないかな。
第一次の頃は、すぐにマスコミの攻撃に遭って、あっという間に腹痛で退陣したのに…ゾンビのように蘇ってきた第二次は、不思議なようにマスコミ各社の姿勢がコロッと変わったものね。
そして、安倍政権が抱えているもう一つの巨大な爆弾が「年金資金の株投入」ね。
急に現在の運用状況を参院選後に発表するなんて言い出したけど、一体どんなことになっているのかしら??これだって、マスコミが徹底的に大騒ぎすれば、支持率もガタ落ち確実だわ。
マスコミ各社には、舛添さんと同じ勢いで、安倍総理にも厳しく追及&批判して欲しいものだけど、やはり連日の寿司接待やバックに控えている勢力の差なのかな?
でもそれも、海外の「ご主人様」さえ安倍総理を見捨てれば、それまでだね。
大手銀行の国債離れも起こりそうな中、日本の勢力図がどのように変わっていくのか、注意深く見守っていく必要がありそうだ。
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