どんなにゅーす?
・2018年3月20日、与野党は佐川前国税庁長官の証人喚問を2018年3月27日に行なうことを決定。
・しかし、安倍政権側は、引き続き昭恵夫人を始め、森友疑獄の核心を知る当事者たちの証人喚問は全力拒否。佐川氏の証人喚問によって、「疑惑の多くが明らかになる可能性は低いのでは」との見方が多くなっている。
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佐川氏の証人喚問、27日実施…衆参2時間ずつ
学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書を財務省が書き換えた問題で、自民、公明両党は20日、書き換え当時に理財局長だった佐川宣寿のぶひさ・前国税庁長官の証人喚問を27日に衆参両院の予算委員会でそれぞれ行うことを決めた。
書き換えの事実関係を解明するには、佐川氏の喚問が必要だと判断した。喚問の実施を強く要求していた野党も了解した。
与野党の合意を受け、参院予算委は20日、証人喚問の27日実施を議決した。佐川氏に対し、〈1〉書き換えに至った経緯と理由〈2〉書き換えを指示した人物〈3〉政治的関与の有無〈4〉関連するその他の事項――について証言を求めることも決めた。衆院予算委は22日に議決する。27日は午前に参院、午後に衆院でそれぞれ2時間行われる見通しだ。
出典:YouTube
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佐川氏の証人喚問なんて、とっくの昔にさっさとやるべきことでした。ずっと拒み続けてきた与党は、何かを隠したいのだとしか思えない。ロシア疑惑ではトランプの家族ですらすんなり証人喚問されましたよ。昭恵夫人も当然喚問するべきです。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2018年3月20日
佐川の証人喚問実施まで、あと一週間も引っ張るのか。3月2日の朝日新聞のスクープ以降、安倍政権がやったことは、3月6日に改ざん前の原本があることを知るも隠ぺい、3月8日に佐川辞任、3月12日に国会へ報告まで。安倍政権は、その後3月27日まで事実上何もしないつもりらしい。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2018年3月20日
【ナチスの手口が進んでいる2】自民党は佐川前国税庁長官の証人喚問をギリギリまで引き延ばし、国会を閉会させて逃げ切ろうとしている。昭恵夫人、谷サエコ、籠池氏を証人喚問するまで、誰も納得できない。加計に関する国家戦略特区WGの議事録改ざんも追及すべし。金曜夜、国会前で会おう。
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年3月19日
森友事件で世間が賑わい、スルーされ勝ちな問題だが、文科省が教育の現場に異例の圧力をかけた重大事件。これは教育基本法が禁じている『不当な支配』に当たる。しかも、政府が前川氏叩きをすることで、証人喚問を控える佐川氏に「お前もこうなる」と見せしめの牽制にも。https://t.co/1b3pYC1SRf
— 渡部 深雪 (@mipom11) 2018年3月20日
佐川氏は理財局長として官邸に従い、虚偽答弁と公文書改竄に手を染めた。次は証人喚問で沈黙を守るよう無数の恫喝や脅しを受けるのだ。沈黙を守ったところで安倍政権にとっては永遠に危険物でしかない。自分で身を守るには一刻も早く全てを告白するしかない。https://t.co/xqv7TJRaPg
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2018年3月20日
やるのはいいが、その時は今、なのかな…?次官から聞かれて「刑事訴追の可能性」を理由に語らなかった人が、来週になったら国会というオープンな場で話せるんだろうか… →与党、佐川氏の27日証人喚問を決定 森友文書書き換え:日本経済新聞 https://t.co/9E4SknYcgY
— Shoko Egawa (@amneris84) 2018年3月20日
佐川氏の証人喚問が決まった。刑事訴追の可能性を理由に証言拒否を連発するか、正直に全ての真実を述べるか、佐川氏の選択肢は2つだ。佐川氏が取るべき道は後者だ。証言拒否で切り抜けても、検察の捜査は免れない。財務省の前川になれ。残りの人生を真っ当に生きるためにも。 https://t.co/OjkRCpkMVV
— m TAKANO (@mt3678mt) 2018年3月20日
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小沢一郎氏「あれは(佐川氏は)やらされた方だから、やらせた方の証人喚問をやらないと(意味がない)」
出典:Twitter(@wanpakutenshi)
安倍政権が(散々結論を引き延ばしてきた結果)ようやく佐川氏の証人喚問を決定しましたが、相変わらず昭恵夫人ら、疑惑の中枢にいる人物の証人喚問については全力拒否していることから、「これで真相究明に結びつく可能性は低い」との見方が多いようですね。
小沢さんも上のようにコメントしていますが、全くその通りかと思います。
例えば前川氏の場合は、日頃の真面目で誠実な人柄から職場での人望もあり、文科省外にもたくさんの支援者もいたことから、現在のように多くの国民からの信用を得た上で「プラスの影響力」を発揮しているけど、佐川氏の場合は残念ながら「恐竜番付(財務省内のパワハラ上司ランキング)」の上位にランクインするほどに現場での評判がすこぶる良くなかったようなので、省内の現役職員からも冷遇された上で、「最も損な役回り」になってしまう可能性も出てきているね。
安倍政権が抱える”あらゆる罪”を覆い被せられる以上、色々な「闇取引」をやらさせられた可能性もありそうだけど、佐川氏本人は、現在の状況を見て「自分も下手なことをやると殺される」と感じているはずだ。
ついこの間まで、安倍政権から「これ以上ないほどの手厚い保護」を受けていた彼自身が、この政権の冷血さや非情さを身をもって感じているだろうし、自らが行なった判断が「大きく間違っていたこと」を感じているのではないだろうか。
そして、土地取引の当事者ではない佐川氏のみを証人喚問し、一方で疑惑の中枢にいる昭恵夫人や迫田元理財局長らを全力で隠し続けていることが、何より森友疑獄において「安倍政権が真っ黒である」ことを自ずと明かしていますね。
何度も言ってきたことだけど、自身がやましいことが何も無いのであれば、むしろ偽証罪に問われる証人喚問に自ら率先して出席し、その場で具体的な内容を包み隠さず話せば、当事者にとっても国民にとっても全てが解決するはずだ。(籠池氏もまさにそうだったし、前川氏も加計疑獄を告発した当時「証人喚問に出ても良い」と言っていた。)
「野党はいつまでも森友を引っ張るな!」なんていう悪質な「騙しの論理」が展開されたりしているけど、つまりは、森友事件をここまでズルズル引き延ばしている”犯人”は、「我々は潔白だ」と言いつつも当事者の一切の証人喚問を拒否し続けている安倍政権そのものだということだ。
そういう意味では、今後、言い逃れできないほどの「決定的な証拠」を出すことが求められますが、しかし、安倍政権はかつてなかったまでに巨大化し、国家システムを根底から壊すほどに”強権化”した上で、多くの関係者を掌握・籠絡・恫喝しつつ、あらゆる手段での証拠の隠蔽や隠滅を図っているのが現状ですので、これは中々容易なことではありませんね。
その通りだ。
現状でも、これらの”決定的な証拠”を表に出すことそのものが文字通りの「命がけ」だし、それだけに中々完全なまでにこの政権を打倒することが困難になっているものの、見たところ、ようやく、その屋台骨が大きくぐらつき始めたようにも見える。
安倍政権は今後も恐らく、強力な支援者である「カルト系工作員ら」を従えつつ極限まで悪あがきし続けると思われるけど、今後も丁寧に断片的な情報を論理的に組み立てつつ、安倍政権による前代未聞の巨大犯罪を完全に暴いていくべく、粘り強く頑張っていこう。
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