どんなにゅーす?
・小池勢力の都民ファーストの会に所属している音喜多駿・上田令子の二人の都議が離党を検討していることが分かった。
・音喜多氏は小池都知事の政治手法に強い疑問を唱え始めており、今回の離党の決断に当たり、小池都知事が内部で行なっていた独裁の手法を暴露。メディア出演やコメント発信などに関する厳しい統制や議員同士の食事の禁止など、非常に厳しい党内での締め付けがあった実情を明かし、結党当初より小池氏を強く支援してきた「腹心」の離別により、小池勢力にとって大きなダメージとなる可能性が出ている。
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都民ファーストの会
2都議が離党へ 小池氏手法に反発東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属し、昨年7月の都知事選から小池氏を支援してきた音喜多駿(おときた・しゅん)、上田令子両都議が離党を検討していることが3日、関係者への取材で分かった。国政政党「希望の党」代表に就任した小池氏の政治姿勢などに反発する動きで、5日にも離党届を提出する方向で調整しているという。小池氏に対する造反行動は、衆院選にも影響を与える可能性がある。
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両都議は、都知事選で早い段階から小池氏を支援。小池氏は両都議を群れの中で最初に海に飛び込む「ファーストペンギン」と称し、音喜多氏には今年7月まで都議団幹事長を任せるなど、一時は重用した。
音喜多都議「言論統制された」5日に都民ファ離党へ
東京都の小池百合子知事が率いる都議会第1党「都民ファーストの会」からの離脱を検討している、音喜多駿都議(34)が4日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(平日午後1時)に電話出演し、「最終的な決断は明日させていただきますが、今の小池知事、小池都政については、これ以上は行動をともにすることは難しいのかなと考えております」と、5日にも離党を表明する考えを明らかにした。
さらに「間違いなく取材規制、言論統制をされていた」と批判した上で「今の小池都政の向かっている方向に疑問を持っている方は、少なくありません」と、さらなる“造反者”が出る可能性まで示唆した。
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音喜多都議 私個人に限って言えば、間違いなく取材規制、言論統制をされていましたし、ほぼ一切の取材を受けることは党本部から禁止されていました。また党内で自由な議論もできませんでしたし、党運営について強い疑問を持ってしまったのは事実です。私が以前に幹事長をやっていたときにはまだ5名で、自由闊達(かったつ)に議論して皆で決めごとをしていたんですが、55人という人数になって、新人議員が多いから統制を取らなければならない事情は分かるのですが、しかし一部の方々があまりにもトップダウンで物事を決めて結果だけを通達して勝手なことはするなと言う体制がまかり通ってしまったんじゃないかなと。結果として小池都知事が代表を辞めたのも都議選の翌日突然知りましたし、また野田(和久)代表が辞めたのも報道で知り、メールで知るという状況でしたから、民主的とは言えないのではないかと思っています。
音喜多都議は、国政への挑戦については完全否定した。「最終決断は明日しますが、私は国政に出るつもりはないので、無所属の都議会議員に戻って、お約束した公約がしっかり果たされるように、正しいものは正しい、間違ったものは間違っていると対峙(たいじ)していきたいです」。その上で「中にいて、中から変えようと思ったんですが、自由な発言もできない状況で、力不足もあって何もできなかった。ただ外に出れば自由な発言はできますので、世論とともに都政を正常化していくために頑張っていきたいです」と都民ファーストの会との対決姿勢をにじませた。
音喜多氏が都民ファの実態激白 メディア出演規制、議員間食事もNG
またMCの堀潤から「漏れ聞こえるのは、議員間の会食を禁じるとか、メディア出演打診しても回答がなかなか得られない。実際のところは?」と質問されると、音喜多氏は「少なくとも私に関しては、メディア出演は厳しく規制され、事実上出られない状態だった。また新人議員とご飯を食べに行こうとしたら、それは派閥作りの行動だということで、厳しく呼び出され叱責された」と、かなり厳しい縛りがあったことを暴露。
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出典:YouTube
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「小池ブーム」を強力に後押ししたかつての「ファーストペンギン」が、飼い主の元から脱走!
かつての小池都知事の誕生前より、「ファーストペンギン」とも言われながら彼女を強力に支援してきた、音喜多駿都議と上田令子都議が小池知事の下から離脱する決断をしたようです。
音喜多氏は、以前よりメディアに積極的に出ながら情報発信をしてきた人物ですが、最近は小池さんによってこれらの活動も強力にシャットアウトさせられていたみたいで、メディア出演どころか議員同士の食事も禁止されていたとのことで、これを機に不満を一気に爆発させております。
小池氏本人による「排除」発言以降、一気にガラガラと瓦解が始まったように見える小池勢力だけど、ついにかつての従順な「子分」までもが逃げ出し始めたね。
個人的には、音喜多氏はあんまり好きな議員じゃないけど、本人的には、よほど最近は小池氏にますます邪険に扱われてきていた実情に我慢がならなくなってきていたのだろう。
これというのも、いかに小池知事のやり方が、人心を無視した「圧力と暴力的な統制で下を抑え付ける」タイプのピラミッド型の恐怖政治的なものなのかがよく分かるし、まさしく「都民F(ファシズム)の会」そのものといえるだろう。
いよいよ今までの小池旋風がウソのように、本格的に屋台骨がガタつき始めてきた状況だけど、このまま小池氏の評判とイメージが落ち続けていくと、希望の党から公認をもらった民進党議員は、「むしろ民進のままで立候補した方がまだマシだった」なんて展開になったりして…。
確かに、選挙に勝つことを優先するために希望の党に合流することを決断した民進議員さんですが、こうした動きによって逆に強い「不安」に襲われて始めている可能性も出てきたかもしれませんね。
かつての「腹心議員」によるまさかの離別と、内部暴露の動きによって、また選挙情勢に何らかの変化が出てくる可能性もありそうです。
そうだね。
これに対して、先日立ち上げたばかりの枝野氏の立憲民主党の人気と注目度が(小池氏と対照的に)うなぎ登りとなっているので、今後も何かと予断を許さない展開が続いていきそうだ。
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