どんなにゅーす?
・大阪市立大学大学院の研究グループや東京・新宿区と立川市のクリニックで新型コロナ(COVID-19)の抗体検査を実施。それぞれで1~6%程度の陽性反応が検出され、PCR検査の結果以上に、日本の都市部に感染が広がっている実態が浮かび上がっている。
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新抗体価測定システムが高い精度で陽性を判定! ~疫学調査により、大阪では1%程度が抗体を保持~
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概要
大阪市立大学大学院医学研究科 寄生虫学の城戸 康年准教授、中釜 悠特任講師を中心とした研究グループは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体価測定システムをMokobio Biotechnology社(メリーランド州、米国)と共同開発した旨、4月27日にプレスリリースを行いました。
さらに今回IgG抗体価に関して精度高く測定できることがわかりました。また、本学医学部附属病院を、COVID-19以外の目的で外来受診した患者さんの残余血清を無作為抽出検査したところ、抗体陽性率はおよそ1%程度であることがわかりました。院内感染予防、医療体制強化に役立てるよう、引き続き、抗体価測定システムの開発およびCOVID-19の病態解析や疫学調査を実施していきます。
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<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査
新型コロナウイルスの感染実態を調べるため、感染症に詳しい久住英二医師が東京都内でウイルス抗体検査をしたところ、一般市民の4・8%、医療従事者の9・1%が陽性(抗体あり)で、過去に感染していたことが分かった。久住医師は「現行のPCR検査で判明する感染者よりはるかに多く感染している可能性が高く、確実にまん延していると言える」と指摘している。 (市川千晴)
検査は久住医師が理事長を務める新宿区と立川市のクリニックで二十一~二十八日に実施。ホームページで希望者を募り、二十~八十歳の男性百二十三人、女性七十九人を検査した。このうち一カ月以内に発熱のあった人は五十二人、同居者でコロナウイルス感染者がいる人は二人、PCR検査を受診したことがある人は九人。PCR検査で陽性反応だった一人も含む。
検査結果では、一般市民の百四十七人の4・8%にあたる七人が陽性、医療従事者五十五人のうち9・1%の五人が陽性だった。市民・医療従事者を合計した二百二人全体では5・9%の十二人(男女とも六人)が陽性だった。以前のPCR検査で陰性とされたが、抗体検査で陽性だった人もいた。
検査に使用したのは、大手繊維メーカーのクラボウが輸入した試薬キット。国内の抗体検査で一般的に使われており、採血後に十五分で判定できる。
久住氏は「原因不明の死者が増えていることからも、PCR検査を拡大して速やかに診断し、早期に治療を開始すべきだ」と話している。
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単純計算すると都内で50〜60万人、日本で600万人は言いすぎとしても半分の300万人、くらいが市中感染してる可能性がありますよ、って事。慶應病院の検査でも同じくらいの数字。現在、5%〜6%の感染率。
東京新聞:<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 https://t.co/5abCiI3Huo
— 三宅洋平 (@MIYAKE_YOHEI) 2020年4月30日
東京新聞:<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査:社会(TOKYO Web) https://t.co/e1Ojqtc39b
一般147人中7人陽性4.8%
医療55人中5人陽性9.1%
総数202人中12人陽性5.9%
奇しくも慶應大のPCRと同じ5.9%
やっぱりそのくらいいるんだろうな。— くろやす (@kuroyasu17) 2020年4月30日
ちょっと雑な統計になっているけど、慶応大学病院のデータと照らしあわせても、オーダーレベルで値がずれているわけではないな。
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東京新聞:<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査:社会(TOKYO Web) https://t.co/HMi66VLGbN— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) 2020年4月30日
「希望した人」ということで、母集団に若干の偏りがある可能性(何らかの健康上の不安、感染の懸念を抱えている方が有意に高いなど)がありますが、市中感染の実態を示す貴重なデータです
<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査https://t.co/3hPwWOtMnd
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2020年4月29日
慶応病院のPCR検査に引き続き、民間医療機関の抗体検査でも6%程度が陽性だったとの報道です。本来抗体検査の方が高くなるはずなのでこれは抗体検査の感度の低さをも示しているでしょうが、いずれにせよ最早人口の5%以上に感染が広がっている可能性はむしろ高いと思います。https://t.co/QajoaaDb8D
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2020年4月30日
大阪は1%程度とか。超過死亡も確認されておらず、東京より少ないことは他のデータとも符合します。大阪で十万人弱の感染者がいたことになります。 https://t.co/HRODYt3Smt
— 上 昌広 (@KamiMasahiro) 2020年5月1日
大阪府の人口は約880万人なので、1%だと88000人が感染していたことになる。4/27時点の大阪府の陽性者数は1521人なので、判明した人の約58倍の隠れ感染者がいたということ?https://t.co/d2bjkt9bc5
— えくすわいえくす / xyx (@xyx_is) 2020年5月1日
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PCR検査数以上の大量の感染者が存在していることは確実!一刻も早くに精度の高い抗体検査の実施を!
出典:国立感染症研究所
大阪市立大大学院の研究チームや都内の民間クリニックがCOVID-19の抗体検査を実施。それぞれで1~6%ほどの陽性率が検出されたとのことです。
検査サンプルの偏りや検査数の少なさなどの諸問題があるものの、いずれにしても、PCR検査数よりはるかに多い感染者が存在しているのは確実ですね。
ボク自身、日本国内に桁が一つか二つ多い感染者がいるものとみているけど、上のそれぞれの結果は、多少の参考にはなるものと見ていいのではないかな。
例えば、政府が主導して、これまでPCR検査を受けたことがない人の中から最低でも1000人程度、無作為に抽出した人に対して抗体検査を行なうことが出来れば、かなり日本国内の感染実態が把握できるはずだし、本来であれば、一刻も早くに大々的な抗体検査を実施すべきだと思うけどね。
(出来れば、東京・大阪など、各都市ごとに1000人ほど、さらには、5000人くらい全国から無作為に抽出した人を対象に検査を行なえば、かなり精度が高い国内感染実態を把握できるのではないかな)
一応は、政府も抗体検査の実施について前向きな姿勢を見せてはいるけど、例えば、想像を超える国内感染の実態が分かってしまうと、安倍政権のずさんなウイルス対応にますます批判が殺到するのが確実なうえに、緊急事態宣言がかなり長期化していく可能性があり、こうなると、政府が本格的かつ継続的な補償を積極的に実施しない限り、日本国民の間で満足にご飯も食べれない人が続出しては自殺者が大量発生していく危険もある。
そういう意味でも、日本政府が真面目に抗体検査に取り組む可能性は低いとみているし、結局は、最後まで抗体検査もPCR検査をろくにやらないことで、日本の感染実態を政府主導で葬り去るものとみているよ。
私も同感です。
自らに都合がいいようにデータや統計をいじくるのが大好きな安倍政権ですし、良心的な民間機関が大々的に動かない限り、日本国内で抗体検査が広がるのは難しいかもしれませんね…。
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