仕手筋もかなり入り込んでいた？
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任天堂株がストップ安で終了 関連銘柄も総崩れ…ポケモン相場、終わった？
２５日の東京株式市場で任天堂株が急反落し、前週末比で１７％超、５０００円安とストップ安で取引終了した。スマートフォン用ゲーム「ポケモンＧＯ」の日本での配信が２２日に始まったが、同日夜に任天堂自身が「業績への影響は限定的」と発表したことが直撃した。
ポケモンGOのリリース後から大フィーバーとなっていた任天堂の株だけど、なんと今日になってその流れは一変、まさかのストップ安で終わったとのことだ。
原因は任天堂幹部による「ポケモンGOによる当社の影響は限定的だ」との発表だったようで、これを機に投げ売り基調が支配、一気にストップ安にまで下がったようだ。
明日はどうなるのか分からないけど、これはかなりの被害者が出ている可能性があるなあ。
ええ！？これはちょっとビックリだわ！
私も、ポケモンGOが世界中で大ヒットしているのを受けて任天堂の株がめちゃくちゃ上がっているのを知ってたけど、こんなにも極端に流れが変わっちゃうもんかしら？
まあ、任天堂の業績を期待してる人たちだけじゃなく、単に激しい値動きを作り出したい連中（いわゆる仕手筋）がかなり入り込んでいたことが予想されるね。
そして、小さなきっかけを機に今度は大量の空売りを仕掛けて、ここでまたぼろ儲けをしようってわけだ。
こういうパターンによって、結局いつもカモにされて割を食ってしまうのは、弱小の個人投資家というわけだね。
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実は任天堂はポケモンGOであんまり儲からない！？
うーん、とりあえず、今の状況は理解できたけど、どうして任天堂はポケモンGOをリリースしたのに、業績に対する影響は限定的なのかしら？
実は、ポケモンの著作権を持っているのは任天堂ではなく、任天堂が出資をしている（株）ポケモンという会社みたいなんだよ。
これも出資比率が30％強程度で子会社でもないとのこと。
では、どこがポケモンGOの本格的な開発に携わっているのかというと、ナイアンテックというアメリカの会社で、これはグーグルの関係者によって設立された会社とのこと。
このナイアンテックが以前開発したゲームに「Ingress」というものがあるんだけど、このゲームで採用した位置情報機能を利用してポケモンGOが開発されたようだ。
↓ナイアンテックのゲーム「Ingress」のロゴ
つまり、（株）ポケモンは、著作権料は受け取ることが出来るけど、その儲けのほとんどをナイアンテックが持っていくことになり、任天堂はナイアンテックの配当金と（株）ポケモンの配当金と利益の一部を受け取るだけということになる。
このような構図を見ると、確かに任天堂はたいして儲からないことが予想されるね。
それじゃあ、みんなはポケモンGO＝任天堂みたいなイメージを持ってるけど、実は任天堂はあんまり関わってなくって、そのナイアンテックっていう会社がほとんど一人でぼろ儲けできるってことなのかしら？
見たところ、そのようだね。
この会社はグーグルとも関係があるみたいだから、この二つの会社が主な儲けを持っていくこととなるんだろう。
世間のイメージに乗せられてかなり任天堂の株を買った人がいたみたいだけど、場合によっては、さらに派手に下がって、最後は元とあんまり変わらない値に戻る可能性もあるかもね。
（あるいは、今後も仕手筋のターゲットにされて、予想しない値動きを繰り返していく可能性もあるかも。）
「日本が作ったものが海外に乗っ取られていく構図」がここでも…
そういうことなんだぁ。
みんなは「日本のゲームが世界を征服した！」なんて言っているけど、実はその儲けは、日本よりも海外が持って行っちゃってるってことなのね…。
どの業界でも、日本が作り上げた財産を海外勢力がちゃっかり横取りして持っていってしまうパターンは同じだなあ。
日本のポケモンが世界で愛されるのは嬉しいけど、その経済効果はほとんど日本にもたらされないということだろうね。
何ともいえない話だけど、もう少し日本が作ったものが海外に乗っ取られていく構図をなんとか是正して、日本にその恩恵がきちんともたらされるような仕組みづくりを、日本の政治家にはお願いしたいところだね。
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