どんなにゅーす?
・2018年1月22日、内閣官房や東京都が主催する北朝鮮ミサイル訓練が、文京シビックホールや東京ドームシティで開催されたものの、参加者の全員が、遊園地の係員や町内会の住人や付近の企業の社員など、主催者側が参加を要請した”動員”だったという。
・訓練に参加した参加者らは、何ともバツが悪そうに頭を抱えてしゃがみ込み、付近を通りかかった通行人は「関わりたくない」とも言いたげに足早に通り過ぎ、元陸自の専門家らも「頭を抱えるだけでは被害は防げない」と切り捨てており、安倍政権による支持率アップや軍産への利益誘導を目的とした「危機パフォーマンス」の色合いがますます色濃くなっている。
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都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ
内閣官房や東京都などが共催するミサイル避難訓練は22日、都内の「文京シビックセンター」(文京区)や遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」などで実施された。
ところが、訓練には“一般”の歩行者は参加せず、集まったのは、主催者側の“動員”で駆けつけた350人の市民だった。
都の総務局総合防災部防災管理課によると、参加したのは、遊園地アトラクションの係員や近隣の町内会の住人、付近の企業の社員で「こちらから参加をお願いした」というのだ。
内容もヒドい。シビックセンター周辺での訓練では、「訓練」と記されたゼッケンをつけた参加者二十数人は皆、開始時間午前10時の15分ほど前に建物の出入り口に集合。一様に迷惑顔で、いかにも「渋々来ました」といった風情だった。
雪がちらつく中、開始予定の午前10時を回ると「これは訓練です」と放送があり、「ウオーン」と不気味なサイレンが鳴り響く。同時に、「ミサイルが発射されたものとみられます」とアナウンスされ、所在なげにしていた参加者を背後から、メガホン片手に警察官が「建物の中に速やかに避難してください!」と大声であおりまくっていた。街行く“一般”の歩行者は皆、「関わりたくない」とばかりに足早に通り過ぎていった。
その後、約150人の参加者がシビックセンター地下の広場に集結。警察官からの指示を受け、皆、頭を抱えながらその場にしゃがみ込んでいた。テレビでよく見る“例のポーズ”だが、海外メディアを含む大勢の報道陣に囲まれ、皆無言で訓練が終了するのを待ち続けていた。
終了後、「私は戦時中、本物の空襲を体験した」という87歳の男性参加者は「本当に北朝鮮から核・ミサイルが飛んできたら、隠れる場所なんかないですよ」と漏らしていた。元陸自レンジャー隊員の井筒高雄氏はこう言う。
「今回の訓練は、全く論評に値するものではありません。公共施設にシェルターも造らず『逃げろ』というのは無理がありますし、ミサイルが着弾すれば大きな衝撃波が発生し、しゃがんで頭を抱えるだけでは被害を防ぐことはできません。意味のない訓練より、日本は外交努力で危機を未然に防ぐべきです」
~省略~
安倍政権がわざわざ人通りが多い街中で訓練を実施したのは、「危機が迫っている」と“世論喚起”するのが目的だ。国民は騙されてはいけない。
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【都内初の「ミサイル避難訓練」】参加者は〝動員〟中身はスカスカ 危機扇動ショーに騙されるな 参加者は迷惑顔 なぜ原発の近くでやらない 安倍政権がわざわざ人通りが多い街中で訓練を実施したのは、「危機が迫っている」と〝世論喚起〟するのが目的だ。国民は騙されてはいけない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/KKW67TulAd
— KK (@Trapelus) 2018年1月23日
高浜原発の事故を想定した京都府の訓練もこんな感じだった。数千人が参加といいながら、ほとんどの人はメールを受けとっただけ。実際に避難する人はすべて行政の動員だった。 / “都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ|政…” https://t.co/h8YCWvRcSq
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2018年1月24日
頭を隠すおっさんたち。
ほんと馬鹿げてる。動員だと日当も出てるんだろ。
訓練には“一般”の歩行者は参加せず、集まったのは、主催者側の“動員”で駆けつけた350人の市民だった。
都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ https://t.co/WK6fTcn8JI #日刊ゲンダイDIGITAL
— ジョンレモン (@horiris) 2018年1月24日
【素朴な疑問】この避難訓練、何の意味があるのかなぁ。
都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/WhFROs0ZsY pic.twitter.com/gActX7u9OB
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年1月24日
田舎の中学校から大都会の真ん中でまで、こんな事をやる国で国民は本当に恥ずかしくないのか?何も感じないとしたら、本当にスカスカなのは国民のアタマかもだ。★都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ https://t.co/yrS9o50ktt #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日本国黄帝 (@nihon_koutei) 2018年1月24日
「街行く“一般”の歩行者は皆、『関わりたくない』とばかりに足早に通り過ぎていった・・」w
《都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ》https://t.co/iapG4RBBKl pic.twitter.com/LJe00Jp5HK— ヤマネコ マンタ(反原発に一票!) (@nomaxamann) 2018年1月25日
やらされるほうも、内心では呆れているだろう。→ 都内初のミサイル避難訓練…参加者“動員”で中身スカスカ https://t.co/ak02VbbdBr #日刊ゲンダイDIGITAL
— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2018年1月24日
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「なぜ原発の付近で同様の訓練を行なわないのか?」「北朝鮮のミサイルよりも、米軍機が墜ちる確率の方が高いのでは?」と日刊ゲンダイが核心を突く批判!
↓もはや「このポーズ」が近年の日本の”シンボル”に…。
内閣官房と東京都の主催で、都内で初の本格的な北朝鮮のミサイル訓練が行なわれたようですが、この内容があまりにも酷かったと日刊ゲンダイが報じています。
今回も、海外メディアまでもが駆けつけて、訓練の様子をレポートしたみたいですが、またしても例の「頭を抱えるポーズ」が世界で紹介される羽目になりそうです。
確かに、ボク自身も訓練の場に偶然居合わせたとしたら、「関わり合いになりたくない」とばかりにそそくさとその場を立ち去るだろうし、今回動員された参加者も、恐らく自民党や安倍政権と関わりのある関係者で占められていたのだろう。
日刊ゲンダイでは、「なぜ原発の付近で同様の訓練を行なわないのか?」「北朝鮮のミサイルよりも、米軍機が墜ちる確率の方が高いのではないのか?」と核心に迫る批判を展開しているけど、全くその通りだろう。
安倍政権は、自身の支持率アップや軍産複合体を潤わせるための兵器購入を国民に納得させるために、北朝鮮のミサイル危機をこうして懸命に宣伝しまくっているけど、その一方で、原発推進政策に支障が出るくらいに国民の反対が大きくなると嫌なので、原発のすぐ近くでは決して訓練を行なおうとしないし、どう考えても、日頃から日本の上空を飛び回り、緊急着陸もしょっちゅうな米軍機の墜落に備えた訓練を行なう方を優先するべきなのに、そっちは一切やろうとしない有様だ。
安倍政権は、自らの思惑や利益を最優先するあまりに、「やることなすこと全て」があべこべで矛盾だらけだし、こんな安倍政権の身勝手な扇動パフォーマンスに動員させられている人々も、なんとも惨めなものだね。
まだ、多くの国民がこれらを冷ややかに見ている状況なのならまだしも、本当に、これ以上安倍政権に好き勝手させてしまうと、いよいよ日本国民全体にまで「反知性や思考停止」が広がり、大日本帝国のような完全なる奴隷国家と化してしまいます。
私たちは、こうした安倍政権の欺瞞性や矛盾をしっかりと見抜き、これらを徹底的に批判していくことが大切ですし、一日も早くにこの”虚構まみれ”の傲慢&不誠実政権を終わらせなければいけませんね。
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