どんなにゅーす?
・元谷外志雄氏が会長を務めるアパホテルが、北米カナダに展開しているホテルの客室に置かれてあったアパの雑誌に書かれていた記述が原因となって炎上騒ぎになっている。
・問題の箇所は「ユダヤ人はアメリカの情報、金融、法律を支配している他、税金を一切払わなくてもいいように膨大な利益を租税回避地に移し、グローバリゼーションから多大な利益を得ている」という部分で、これが反ユダヤ的な発言だとして、カナダのユダヤ人団体「グレーターバンクーバー・ユダヤ人連盟」が抗議を発表。
・元谷氏は「当該発言は反ユダヤ的なものではない」と釈明し、遺憾の意を表明。電子版は問題の箇所を削除し、部屋内に置かれる雑誌は最新号に置き換えられたとのこと。
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アパホテル代表、「反ユダヤ」発言で再び物議 南京事件否定に続き
元谷代表は、1937年の「南京大虐殺」を否定する自著を同社ホテルの数百室に置いたことで、中国から猛反発を受けている。アパグループは北米でホテル40軒を経営しており、問題の発言はカナダの滞在客向け室内誌の2月号に掲載された。
カナダのニュースサイト、ナショナル・オブザーバー(National Observer)と英字紙ジャパンタイムズ(Japan Times)によると、元谷氏表は誌面で「ユダヤ人はアメリカの情報、金融、法律を支配している他、税金を一切払わなくてもいいように膨大な利益を租税回避地に移し、グローバリゼーションから多大な利益を得ている」と述べていた。
グレーターバンクーバー・ユダヤ人連盟(Jewish Federation of Greater Vancouver)から抗議を受けた元谷氏は、自分は反ユダヤ主義者ではないと弁明。同連盟のウェブサイトで公開された声明で、「私の執筆物により、私が反ユダヤ的信条の持ち主だという誤った印象を皆さんに与えたことは、極めて遺憾です」と述べている。
↓ユダヤ人団体からの抗議を受け、アパグループは当初よりイスラエルやユダヤ人と親交があり、ユダヤを尊敬している旨を発表。
弊社グループ代表の元谷外志雄(以下「代表」)は、古くは1984年にアメリカでユダヤ人の友人から共同事業の話を持ちかけられ、そこで収益還元法やノンリコース・ローンの仕組みを学び、その後のバブル経済の崩壊に対しても適切に対処し、証券化スキームを活用してアパグループの事業を大きく拡大することができました。
また代表は、これまで歴代の駐日イスラエル大使と親交があり、大使には、Big Talkの対談やワインの会にご参加いただいたり、勝兵塾の講師をしていただいたりしてきました。さらに 代表は、2012年に、元駐日大使の招待でイスラエルを訪れ、ユダヤの誇りであり、イスラエルの建国の精神を象徴するマサダの砦で深い感銘を受けました。代表はユダヤの歴史や強い民族意識に対して敬意を払っており、例えば、Apple Town2012年3月号掲載の、イスラエルで行った観光局事務次官のノアズ・バール・ニール氏との対談の中で、「自らの国を自分達で守るという精神が息づいているイスラエルに学ぶことが多い」と語るなど、日本人はユダヤ人に学ぶべきだと啓蒙してきました。
しかしながら、ユダヤ人が情報や金融、法律の分野で卓越した能力を発揮しているのに対して、いずれの分野でも日本人が世界の舞台で遅れをとっていると、日本人に向けて警告を発したいという気持ちが、ユダヤ系の人々から見ると差別と捉えかねない表現であるという指摘をいただき、行き過ぎた表現になってしまったことは改めたいと考え、ホームページから誤解を招く表現については削除いたしました。また、カナダのユダヤコミュニティの代表者には、代表がユダヤには敬意を持ってきていたことをご説明し、反ユダヤ主義者であるとのレッテルが貼られたことを非常に残念に思うというコメントをお伝えしました。
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思わぬところから足元をすくわれたアパ・元谷氏
なんだかまたまた奇妙な騒動が発生しているみたいね。
確かに、上の記事で書かれている一節だけを見ると、反ユダヤっぽいような印象を受けるのは確かだけど、アパグループさんの公式コメントによると、実際は、ユダヤ人と経営面やその他の面で交流を重ねていて、ユダヤを心から尊敬しているとの意向を強調している感じね。
結局よく分からないけど、これはどう見たらいいのかしら?
ネット上では、元谷氏の炎上の元となった発言に「その通りなんだから問題ない!」「これで抗議を受けるのはおかしい」みたいな擁護の声と、ユダヤ団体に対する批判が強く起こっている感じだけど、せなクンの言う通り、少々わけが分からん事態になってしまっているね。
元谷氏のファンのネットユーザーは、彼の発言を「その通り」としてユダヤ批判を展開しているけど、その元谷氏は彼らの梯子を外すように、「本当はユダヤが大好きで尊敬している」と釈明しちゃってる感じだ。
そして、上の元谷氏の発言がもし原文ままなのであれば、この内容は厳密に言うと「正しくない」といえる。
確かに、ユダヤ人はお金持ちが多いし、昔から銀行業などで財を成し、今でも金融業界や投資業界で大きな幅を利かせている。
だけど、そういう裕福なユダヤ人がいる一方で、やはり貧しいユダヤ人もいるし、ナチスによって殺されてしまった弱いユダヤ人も多くいるんだ。
ボクはこうした現状について誤解をなるべく受けないように、一部の大富豪のユダヤ人に対して「シオニストユダヤ」や「偽ユダヤ」「白ユダヤ」などの表現を使ったりしているけど、こうした1%の中にいるユダヤ人(偽ユダヤ)が、ユダヤ人への悪いイメージやユダヤ全体に対する差別意識を意図的に流すこと、そしてそこに「人権」や「反差別」を流し込んでくることで、自らへの利益誘導が繰り返されてきた歴史があるものと考えている。
今現在、世界で多くの戦争を引き起こし、軍需産業と繋がった上でアメリカなどとともにテロリズムを生成してきたイスラエルも、こうしたユダヤ人への迫害や差別を糧にして作られた国家だし、ユダヤ人そのものに怒りを持つのではなく、ユダヤ人への差別や人権を巧みに利用することで、戦争やグローバリズムを推し進めてきた「偽ユダヤ(シオニストユダヤ)」に対して、批判をしていくべきとボクは考えている。
世界の金融を(詐欺的制度の元に)コントロールし、実質世界を支配しているロスチャイルドもユダヤ系だし、反トランプデモに資金提供をしたり、テロや戦争を起こすために色々な部分でスポンサードしているジョージ・ソロスもユダヤ系だし、そういう意味では、元谷氏の発言は「100%間違っている」とは言いがたい。
しかし、ユダヤ人そのものを憎悪の対象としてみることは、またそこから大きな過ちと差別・迫害を生み出す原因となるし、またこうすることで、偽ユダヤの連中をより利することにも繋がってしまう。
とても難しいことだけど、ボクたちは、こうした巧妙に仕掛けられた「罠」にはまってしまわないように、慎重にこれらを考えていく必要があると思うよ。
よく分かんないけど、元谷さんは、つまりはシオニストユダヤによる金融支配や、グローバリズムには本当は賛成しているっていうことでいいのかしら?
それから、(今まではミヤネ屋とかから応援されていたのに)何だかこういう展開になっていることで、アパの騒動はまた違った方向に向かっていく可能性もありそうだわ。
ただの誤解やボタンのかけ違いによるいざこざか、それとも何らかの意図が介在したものなのか、今の時点ではよく分からないし、もう少し事態をよく見ていく必要がありそうね。
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