どんなにゅーす?
・2017年2月12日の朝、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、およそ500キロ飛んだ後に日本海上に落下したと、韓国国防省が発表した。
・発射されたミサイルはノドンかムスダンか、それらの改良型と見られているという。
・トランプ大統領と会談を行なっている安倍総理は、共同会見で北朝鮮のミサイル発射を強く非難。緊急の電話会談を通じて日米韓で北朝鮮の脅威に団結していくことを確認しあったとのこと。
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北朝鮮が弾道ミサイル発射、日本海に落下
北朝鮮が12日朝、日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、およそ500キロ飛んで海上に落下しました。
「北朝鮮はきょう午前、平安北道(ピョンアンプクト)パンヒョン付近から不詳の弾道ミサイル1発を東海(=日本海)に発射する挑発を行った」(韓国国防省の会見)
韓国の国防省によりますと、発射されたのは中距離弾道ミサイルの「ノドン」か「ムスダン」、もしくはその改良型と推定され、高さ550キロほど、水平距離で500キロあまり飛んで、日本海に落ちたということです。
金正恩(キム・ジョンウン)党委員長は今年1月の新年の辞で、「ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射準備が最終段階に至った」と発言。今月16日の故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日を前に、韓国軍は「国威発揚のための挑発がある」とみて監視を強めていました。~省略~
発射の意図については、「北朝鮮に強硬な姿勢をとるアメリカのトランプ政権に対抗するための戦力アピールだ」と分析しています。
また、北朝鮮の核問題を話し合う6者協議の日本とアメリカ、韓国の首席代表は、緊急の電話会談を行い、「強力な対応が必要」との認識で一致したということです。
安倍首相、北朝鮮ミサイル発射「断じて容認できない」
アメリカを訪れている安倍総理は、トランプ大統領とそろって記者会見し、北朝鮮による弾道ミサイルの発射について、安倍総理は「断じて容認できない」と強く非難しました。
「今般の北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できません。米国は常に100パーセント、日本とともにあるということを明言されました。そして、その意思を示すために、今、私の隣に立っておられます」(安倍首相)
「アメリカは同盟国である日本と100パーセントともにあります」(アメリカ トランプ大統領)
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アジアはもとより世界中が注目している日米首脳会談の途中で北朝鮮が「祝砲」
今後の日米関係を占うとっても重要な日米首脳会談のこのタイミングで、しばらく大人しくなっていた北朝鮮が久々に弾道ミサイルを発射したわね。
ボクも、「北朝鮮の脅威に対応していく」との思惑の一致で、一気に融和路線が進んでいた韓国と、にわかに靖国参拝や少女像関連で大喧嘩が再開された途端に、やけに北朝鮮が大人しくなっているなあと思ってたんだけど、このタイミングでミサイルを発射してきたか。
北は、以前にもこうした日米のイベントの際にミサイルを発射したりしてきたので、これ自体はそこまで驚くことではないけど、この北の脅しが単発なのか、それとも継続的にしばらくミサイル発射や核実験などを次々と出してくるのかについて、しばし注視しておくことが重要だと言えるだろう。
日韓関係は、駐韓大使の引き上げが長期化してきており、事態を収束するきっかけがなかなかなく、完全にこう着状態になりかけてきていたので、この北朝鮮のミサイルを”理由”に双方で協力関係を確認し合い、こう着が解消されていく可能性があるし、もし継続的に北が再び示威行動を強めてきたとすれば、また日韓関係は「北対策」を理由に融和路線に向かっていくだろう。
ちなみにボクは、北朝鮮は米・イスラエルネオコンのコントロール下にある(敵役)傀儡国家だと見ていて、だからこそアメリカは敵対視しつつも、(カダフィやフセインなどと違って)キム政権を一向に打倒してこなかったものと見ているけど、(ネオコンと敵対しているように見える)トランプが果たしてキム政権を本気で倒そうとしているのか、その真意はまだ分からない。
ただ、見たところ、安倍政権とトランプ政権は、中国を敵視してこれを弱体化させようとしている点で(その「目的や到達点」は違うものの)方向性が一致しており、安倍総理の際限のないばら撒き朝貢外交や「ポチ宣言」以外でも、こうした理由でトランプは日本との関係を重要視しているものと見ている。
ただしトランプは、ボクが見たところかなりの役者で、いまだに表向きに話しているリップサービスの裏にどういう思惑や目的をもっているのか、まだまだ読みづらい部分があるのも確かだ。
事実、トランプの今までのブラフにかなり日本政府がビビッてしまい、安倍総理も最上級のポチ宣言と公的年金を含む究極のばら撒きを用意してしまったところ、こうしてトランプが急に柔和な姿勢を見せて日本政府を褒め称えているのを見ると、やはり相当一筋縄では行かない人物であることがよく分かる。
そういう意味で、トランプはまだまだ予想がつかない謎を秘めているとも言え、彼のアジア外交や戦略についても注意深く見ていく必要がありそうだ。
あとは、全世界から大バッシングを受けているトランプさんから最大級の賛辞を受けて、本人もトランプさんにこれ以上ないほどの忠誠を誓っている安倍さんが世界からどう見られて、日本でもどういう報道がなされていくのかってことが注目よね。
これは、数ヶ月単位で見ていかないとなかなか表に出てこないかと思うし、俯瞰的かつ多角的に内外の動きをウォッチしていく必要がありそうだわ。
そうだな。
早速アメリカのメディアは、安倍総理をトランプと一緒に叩き始めてきているけど、もうしばらく様子を見ていくこととしよう。
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