|
|
安倍総理が護憲派に対して「思考停止」発言
安倍晋三首相は29日に放送された日本テレビ番組(28日収録)で、憲法9条の改正に関し「これからもずっと後回しにしてよいのか、思考停止している政治家、政党に考えてほしい」と述べ、改正に否定的な民進党など野党の姿勢を批判した。首相は「政治家がやらなければならない仕事は沢山あるが、(憲法9条の改正を)ずっと後回しにしてきた」とも述べた。
ちょうど前の記事で憲法改正について話題にしたけど、安倍総理がこんな発言をしたみたいだね。
確か、「なぜ、国民がそこまで望んでいない憲法改正を安倍総理が進めようとしているか?」っていう話だったわよね。
これ以外にも「憲法に指一本触れてはならないというのはおかしい」とも言ったみたいだけど、あおいちゃんはこの発言、どう思うかい?
うーん、何でそんなに憲法を変えたいのかがはっきり分からないし、色々とちょっと心配になってくるわ。
まず、憲法を今のままにしておくことを「思考停止」と言っているけど、これはおかしい。なぜなら、憲法を変える必要があるかどうか真剣に考えた上で「やっぱり今のままがいい」という結論になったのだとしたら、これは決して思考停止ということにはならないし、逆に「何が何でも改正するんだ」と、何も考えずに一心不乱に改憲にひた走ることも、こっちも思考停止になるはずだ。
つまり、憲法改正は「善」で護憲は「悪」という二元論で話を単純化させた上で、遠まわしに憲法改正に反対している国民をも「間違った考え方である」と批判しているんだよ。
た、確かにそうね。でも、そんなのおかしいわよ!だって、憲法改正に反対している国民も多くいるんでしょ?民主主義なら、国民の意見もきちんと聞いてほしいわ。
※NHK世論調査 憲法改正「必要」27% 「必要ない」31%(NHK)
安倍さんは「憲法改正をこれ以上後回しにするな」とも言ってるけど、よほど憲法改正以上に今やらなければいけないことを、安倍総理本人もかなり後回しにしていると思うんだけどな。
色々な話を聞いていると、安倍総理はどうも話を二極化させて、善悪論や極論をしたがる傾向があるみたいだね。こういう考え方は、多角的な視点を損なわせて、それこそ思考停止に繋がるものだから、あまり良くないと思うよ。このように、力のある政治家が何か引っ掛かる発言や考え方をしていると感じたときは、ボクたち国民が遠慮せずどんどん指摘していくことが大事だよ。
そうよね、それが民主主義で大事なことなのよね?
素晴らしい!全くその通り。だから、政治家やマスコミの伝え方でおかしいなと思った時は、しっかりと声を上げていこうね。
※関連記事:今日は憲法記念日、憲法について改めて考えてみよう!
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|