どんなにゅーす?
・ネットメディア「ワセダクロニクル」が、脳梗塞の予防のために使用される「抗凝固薬」の有用性をアピールする記事を書いてもらうため、製薬会社が55万円で電通に依頼し、共同通信系のメディアで報道されていた実態を暴露している。
|
|
シリーズ「買われた記事」01
電通グループからの「成功報酬」あなたの命にかかわる医薬品の新聞記事が、カネで買われた記事だったとしたらどうしますか?
それが実際に起きていた、しかも何年も前からーー。
私たちがそんな疑いを持ったのは2016年の3月のことだった。
脳梗塞(こうそく)の予防に使う「抗凝固薬(こう・ぎょうこやく)」の記事をめぐり55万円のカネが動いていたことを示す資料を入手したのが始まりだった。資料を見ると、カネを払っていたのは、製薬会社の仕事を請け負った最大手の広告代理店、電通のグループ会社。カネをもらっていたのは、全国の地方紙に記事を配信する共同通信のグループ会社だ。
抗凝固薬は血を固まりにくくする薬だ。効果が高い半面、患者によっては脳内で出血する。因果関係は不明なものの、現場の医師らから数百件の死亡事例が公的機関に報告されている。製薬会社自身も「重篤な出血の場合には死亡にいたるおそれがある」と警告している。
共同通信が配信した記事は地方紙[注1]に掲載された。「広告」や「PR」などの明記はどこにもない。ごく普通の記事の体裁だった。
|
|
これはかなりのスクープ。ウェルク問題なんかより圧倒的に重い犯罪/「(記事配信でカネが支払われるのは)反倫理を超えて犯罪的だよ、薬の問題は」共同通信が全国の新聞に配信した医薬品の記事が「買われて」いた。電通グループからの「成功報酬」 https://t.co/IJgkrhOpMt
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) 2017年2月1日
超弩級スクープ。これは共同通信の存在意義が問われることになる。そしてやはり電通は諸悪の根源であることが明らかになった。
共同通信が全国の新聞に配信した医薬品の記事が「買われて」いた―。電通グループからの「成功報酬」-買われた記事
https://t.co/GyQbbDJ4WG— 本間 龍 ryu.homma (@desler) 2017年2月1日
共同通信が電通から報酬をもらって医薬品の記事を配信していたことを暴く衝撃の調査報道だ。早大に誕生した調査報道専門のネットメディアのスクープ。マスコミが権力監視の役割を果たしていない今、新興メディアの活躍に期待したい。続報が楽しみだ。https://t.co/aLMb2IxG8b
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2017年2月1日
大学の付属機関がこの調査報道を手がけた点に注目。リサーチャーは学生たちだという。RT @desler: 超弩級スクープ。共同通信が全国の新聞に配信した医薬品の記事が「買われて」いた―。電通グループからの「成功報酬」-買われた記事
https://t.co/4ZRJz7Frl6— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年2月1日
これは凄いな。共同通信という大メディアが医療のPR記事書くとは。ワセダクロニクルも詳細な解説、論理、エビデンスが揃った良い調査報道だ。
— 電通グループからの「成功報酬」-買われた記事01:ワセダクロニクル https://t.co/SUrgQa5SbV— XYZ (@xyzvv) 2017年2月2日
ワセダクロニクルの渡辺周編集長は朝日新聞特別報道部で調査報道の腕を磨いた。医師や製薬会社寄りの医療報道に疑問を抱き、数年前から取材を重ねたが、大手メディアの限界を感じて独立した。気骨ある記者の告発記事をマスコミは黙殺してはならない。https://t.co/aLMb2IxG8b
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2017年2月2日
@desler
共同通信が電通から報酬をもらい、薬の副作用を隠して特定の薬の記事を新聞に配信していたこの問題の根底にあるのは、国が絡んだ医薬品利権の存在。これら記事は宣伝ではなく一般記事というのも、新聞は嘘をつかないという一般認識を悪用した計画的犯罪。死亡を招く薬なら殺人幇助。— 星川 真夜(しんや) (@asitafukukazen1) 2017年2月1日
早稲田大学が大学内で調査報道メディアを開始。第1弾の報道は医薬品に関する記事のPRを電通グループが買って出て共同通信がそれを地方紙に配信していたという構図の暴露記事。ステマに通信社が協力していたとなるとこれは大きな話だね。続報に期待。https://t.co/OYT1W1giaQ
— 津田大介 (@tsuda) 2017年2月1日
電通はステマ記事まで依頼するんですね。本間龍さん@deslerが #オプエド で詳しくやります。
共同通信が全国の新聞に配信した医薬品の記事が「買われて」いた――。電通グループからの「成功報酬」-買われた記事 https://t.co/ziDwsLrw3U pic.twitter.com/lh5Ri7yWtu
— みつや (@mitsuya_niwa) 2017年2月1日
😳ワセダクロニクル超弩級の調査報道
「記事の見返りにカネが支払われるという関係は、電通側と共同通信側の間で少なくとも2005年から」
共同通信が全国の新聞に配信した医薬品の記事が「買われて」いた。電通グループからの「成功報酬」https://t.co/jjU95bEsnb
— Value Added News (@ValueAddedNews) 2017年2月1日
素晴らしい調査報道、そしてひどい話。/共同通信が全国の新聞に配信した医薬品の記事が「買われて」いた――。電通グループからの「成功報酬」-買われた記事01:ワセダクロニクル #WasedaChronicle#ワセダクロニクルhttps://t.co/mo6Et7XnI7
— 神田大介 (@kanda_daisuke) 2017年2月1日
|
|
大手マスメディアが製薬業界と金銭癒着し、世論誘導していたことを暴露している貴重な記事
早稲田大学の学生さんたちが主体となっているネットメディア「ワセダクロニクル」さんが、医薬品業界と電通・大手マスメディア(共同通信)が金銭癒着し、読者の人たちを世論誘導していた実態を暴露する記事を配信しています。
これは、今まで噂レベルにとどまっていた、マスコミによる「ステルスマーケティング」を白日の元に晒している意味で、非常に価値のある記事ですね!
全くその通りだし、さらに、その相手にしている業者が製薬業界ということで、ますますこの件は重大な問題があるといわざるを得ないね。
是非ともこちらから全文読むことをおススメするけど、実際に、この共同通信がステマで宣伝した「抗凝固薬」は、脳内で出血する恐れがあるなど、危険な副作用も指摘されており、(因果関係ははっきりしていないものの)現場から数百件に及ぶ死亡事例が報告されている上に、製薬会社自身も「重篤な出血の場合は死に至る恐れがある」と認めているとのこと。
DeNAによる医療関係のまとめサイト問題などで、大手メディアもこぞってこうしたまとめサイトを叩いたけど、そういう大手メディアも、こうした特定の業界との癒着などにより、金銭提供を受けて読者を誘導する記事が多数存在していることが考えられ、特に、命に関わる記事についてまで、単なる金儲けのために業者に利益誘導する記事を作成するなど、もってのほかだといえる。
こうした、いわゆるステルスマーケティングは、電通が仲介役となって新聞・テレビなどの各マスメディアによって日常的に行なわれていることが考えられ、こうしたマスメディア内部の実態や腐敗は、まさにインターネット主体の独立系メディアでしか、追及・暴露することは困難であるといえる。
こうした記事を通じて、マスコミと巨大な資本を持つ業界との不都合な関係を改めて認識できるし、大手メディアによる洗脳からボクたちが目覚めていく上で、とても重要な記事であるといえるね。
新聞・テレビ・インターネット上に横行する、政治に関する凄まじいまでの「ステルスマーケティング」
ステルスマーケティング(特定の商品・サービス・業者から利権や金銭を受け取っているメディアが、その関係を隠した上で対象の商品やサービスなどを宣伝する手法)といえば、こうした商品やサービス以外に、政治の世界でも激しく行なわれていますよね。
例えば、特定の政党と繋がるネット工作員を多数動員させて、その政党に有利なネット世論を形成させるような行為も、広義的に見れば立派なステルスマーケティングかと思います。
全くその通りで、例えば自民党は「ネットサポーターズクラブ」という強大なネット組織を持っているけど、こうした「ネトサポの会員であること」を名乗らずに他党の中傷や不都合な記事に中傷コメントを投稿したりしている時点で、これはステルスマーケティングと同じような行為であり、こういう例(自民党の党員や自民党から大きな利益を受け取っている人間が、その立場を隠して、色々なサイトに自民党に有利な活動を行なっているような事例)を挙げると、もう星の数ほどのステルスマーケティングに溢れ返っているといえる。
こういう活動が、実際のインターネット世論をいささか歪めているのは確かだけど、もはやこれを厳密に取り締まるのはほぼ不可能なので、まずボクたちは、政治に関する情報も含め、こうしたステルスマーケティングがあらゆる場面や分野で行なわれている現実を知るべきだろう。
例えば、アメリカで盛んに行なわれてメディアでもしきりに取り上げられている「反トランプデモ」も、ロスチャイルドと密着したグローバリストのジョージ・ソロスが資金提供し、彼がプロデュースしている情報が複数から上がっているけど、これも一種のステルスマーケティングだし、日本の大手マスメディアが安倍政権から豪勢な食事を振舞ってもらって政権に有利な記事を書いたり、政権に有利な答えを引き出すような世論調査を行なうのも、これもステマだといっても差し支えないだろう。
このように、ある業界や組織から金銭や利益を提供してもらい、それを元に一般大衆を洗脳し、世論誘導している事例は、それこそ、ありとあらゆるところで横行しまくっていると考えるべきだ。
・・・少し話が外れたけど、こういう具体的なステマに関する暴露情報は非常に貴重なので、今後もこうしたネットメディア業界は頑張ってほしいと思うし、ボクたちもこうした真に価値ある情報を共有し合って、より日本や世界で何が起こっているのかを把握していく手助けにしていきたいものだ。
本当に、こうした学生さんが主体になったネットメディアさんには期待したいですし、こうした流れをきっかけにネット全体で、真に国民にとって有益な情報が増え、情報精度の向上に繋がっていくといいですね。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|