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【メチャクチャ】安倍応援団の「インチキ保守」百田尚樹氏が「漢文の授業を廃止せよ」と主張!→漢文の教育勅語はなぜか推進!

【メチャクチャ】安倍応援団の「インチキ保守」百田尚樹氏が「漢文の授業を廃止せよ」と主張!→漢文の教育勅語はなぜか推進!

どんなにゅーす?

・安倍総理を日頃から応援している作家の百田尚樹氏が、「中国を偉大な国と勘違いさせる『漢文』の授業は廃止せよ」を主張していることが話題に。

・ところが、彼らが崇拝する(大日本帝国時に作られた)教育勅語も明治憲法も「漢文」であることから、ネットではこの支離滅裂な百田氏の主張に呆れるような声が相次いでいる。

百田尚樹が中国憎しで「漢文の授業を廃止せよ」とバカ丸出し! 右派の大好きな教育勅語も明治憲法も漢文なんですけど…

「中国を偉大な国と勘違いさせる「漢文」の授業は廃止せよ」
「SAPIO」(小学館)5月号の「禁断の日本再生論」なる特集のなかで、百田が「対中政策の秘策」として寄稿した文章のタイトルがこれ。いったい、このオッサンは漢文になんの恨みがあるのか? 読んでみると、これが予想以上に無教養・無知性の極みだったのである。
まず、百田に言わせれば、日本人には「中国の脅威」に対する危機感が足りず、それは「中国への漠然とした憧れ」が原因だという。この「憧れ」は、『史記』や『三国志』はては「「中国4000年」という言葉」の影響で生まれた“中国は歴史的な文明国”との「誤解」に基づいているらしい。百田は、そうした史書の読解力を身につける「漢文の授業」を諸悪の根源と見る。
〈そもそも、なぜ学校「漢文」の授業があるのか。英語と違って使う機会なんてないし、あれは趣味の世界だと思うんです。〉

~省略~

もはや反知性主義というよりも、端的に「バカ丸出し」である。
だいたい、日本の歴史を漢文の存在抜きで語ることなど不可能だ。周知の通り、文字をもたなかった古代日本を記録したのは、古代中国の『漢書』や『後漢書』、『三国志』(のいわゆる「魏志倭人伝」)等であって、言うまでもなく漢文である。
一方、日本の書き言葉の歴史は、大陸から伝来した漢字を借りて「日本固有の古語」を表したことから始まるのではなく、もともと漢字圏の大陸と外交関係を結ぶために漢文を用いたのが最初といわれる(東京大学教養学部・国文漢文学部会編『古典日本語の世界(二)』東京大学出版)。その後、漢文の訓読法が確立され、仮名が生まれてからも、日本文化のなかに漢文は脈々と受け継がれてきた。

~省略~

明治に入り、日本が近代化に猛進するなかにあっても、漢文とそのエッセンスは生き続けた。そのひとつが漢文訓読調の文体で、憲法も法文も勅語もこの形をとっている。たとえば、安倍政権や極右論客が復活を熱望する教育勅語(「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ〜」)もそうであり、学生や記者までもが漢文訓読調を用いた。また、森鴎外や夏目漱石など文学者だけでなく、伊藤博文ら政治家たちも漢文・漢詩をこよなく愛したことはよく知られている。

【リテラ 2017.4.30.】

「エセ保守」「反知性」のシンボル、百田尚樹氏がついにここまで…

↓「漢文を子供たちに学ばせるな」といいつつ、百田氏らが崇拝する教育勅語や五箇条のご誓文も「漢文」であるという壮大な矛盾…。

出典:探検コム

出典:ウィキペディア(五箇条のご誓文)

作家の百田尚樹氏が、ついにはこんなメチャクチャな主張を始めたようです。
「中国を憎む思想を持つこと自体」は別に個人の自由かもしれませんが…もうここまで来ると、言っていることが完全に支離滅裂で開いた口がふさがりません。

そもそも、百田氏らが異常に崇拝している「教育勅語」や「五箇条のご誓文」も漢文なんだけど…これらについては一体百田氏はどう思っているのかな?

ていうか、ボクたちが今使っている日本語も、元はと言えば中国の漢字が元になっているし…これを言ってしまうと、日本語が何もかも使えなくなっちゃうんだけどね。
(そもそも自分の名前も漢字なのに、彼は自分の名前の文字すらも憎んでいるのだろうか?


これを言い換えると、彼はもはや「日本語を使うのを一切やめて、英語のみを使え」とでも言いたいのでしょうかね?

日本の歴史を振り返ってみると、聖徳太子やそれ以前の時代より、長きに渡って盛んに中国と交易を行ないながら多くの文化や風習が入ってきており、仏教などの宗教も中国や朝鮮を通じて入ってきている。
もちろん、日本語の元になったのも中国の漢文だし、現在でも中国由来の漢字が日本語には必要不可欠なものとなっている

日本の文化を語り、真に理解し、受け入れる上でも中国からの文化は切っても切り離せないものであり、さらにいえば、学校で学ぶ漢文は、例えば紀元前に生きた孔子の「論語」や、西暦700年代に生きた李白、杜甫などの「漢詩」など、人生の格言や教訓、芸術的な文学作品として優れたものを授業で学んでいるわけであり、現代の中華人民共和国の政治とは全く関係のないものだ。

これを「有害なもの」として全て排除しようとしている時点で、究極の「反知性主義」を伴った病的な排他主義者であり、さらには同じ漢文の教育勅語などは崇拝していることから、支離滅裂の思考回路を伴った「ただのバ●」としか言いようが無い感じだね。

 

反知性の「アリ地獄」にはまらないために…

こんなメチャクチャな思考回路をこれ見よがしに披露している時点で、こちらの方が恥ずかしくなってくるというか、もはや哀れさしか感じない状況なのですが…私たちはこういう風にならないように、彼らを徹底的に「反面教師」にしなければなりませんね

ボクが何より危惧しているのは、「”反知性”はウィルスのように伝染する」ように見受けられることだ。
「ペットは飼い主に似る」とも言えるかもしれないけど…事実、簡単な漢字も読めず日頃からウソや捏造を振りまいている安倍氏が強い権力を握るようになってからというもの、日本の論壇の目立つ場所に、百田氏のような「反知性」の論客がどんどん姿を見せるようになり、彼らがリーダーシップを取りながら、日本全体を「反知性」「白痴化」の渦の中に引き込もうとしているように見えてならない。

つまり、日本国民全体を思考停止の「反知性」に導くことで、権力側からの支配を容易にさせるという「思惑」があるということですね。

国民の頭脳を退化させると、権力者の利益のために国民を騙すことも非常に簡単になるからね。(今やこの手法を経営者も多用するようになってしまっているのが現状だ。)

例えば、国民を徹底的に監視し、安倍政権にとって都合が悪い国民を自由に捜査し、逮捕するための共謀罪「テロ等準備罪」と名前を変えただけで、賛成の声が大量に出てきたことも、その「効果」が明らかに表れてきているのを示しているだろう。

こうした「愚民化政策」は、戦後CIAによって長きに渡って行われてきたものだけど、どうも安倍政権下になって、これらが非常に加速してきているように思えてならない。
マスメディアでも「そこまで言って委員会」や「ニュース女子」など、世間をあまり知らない無垢な視聴者を対象に、間違った情報や幼稚なナショナリズム、民族差別の思想などを植え付け、百田氏のような反知性主義に基づく「愛国カルト信者」のような人間を量産するような世論洗脳が激しく行なわれていることを強く感じる。

一度こうした”アリ地獄”から抜け出すのは容易ではなく、カルト宗教にはまってしまった信者の洗脳を解き、脱会させるのと同じくらいに困難な作業を伴う

平たく言えば、これらは全て、安倍政権の「ご主人様」である欧米の軍産複合体が日中や日韓などの対立を煽り、自らが強い権力と利益をもたらすためだけに行なわれている「愚民化洗脳」にすぎないので、くれぐれもみんなもこうした危険なマインドコントロールにはまってしまわないように気をつけよう

とにかく、私たちは「無知や不勉強、そしてヘイトや差別は恥ずかしいこと」との認識を持って、謙虚な面持ちで日頃から情報に対するアンテナを張っていく必要がありますね。

なかなか難しいことかもしれないけど、自分自身の能力を高め、想像力や感性を養うことこそが「自分を守り、大切な人を守る」ことに繋がるので、日頃からこれらを意識しながら、殺伐とした情報化社会を行き抜いていこう。

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