どんなにゅーす?
・1980年の死刑判決から再審で逆転無罪になった袴田巌さんについて、静岡地裁が約2億1700万円の刑事補償を交付することを決定した。
・刑事補償として過去最高額と報じられているものの、ネット上では「少なすぎる」との声が多く上がっている。
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再審で無罪 袴田巌さんに2億1700万円余の刑事補償 静岡地裁
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1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で、一度、死刑が確定していた袴田巌さん(89)は、静岡地方裁判所の再審で去年10月に無罪が確定しました。
姉のひで子さんの申し立てで成年後見人に選ばれた弁護士はことし1月、袴田さんが逮捕から釈放まで47年7か月にわたって不当に身柄を拘束されたとして、法律が定める上限額の1日当たり1万2500円の補償金を請求していました。
これについて静岡地方裁判所は24日、請求どおり合わせて2億1700万円余りを刑事補償として支給する決定を出しました。
決定で國井恒志裁判長は、「拘束された期間のうちおよそ33年間は死刑執行のために拘置されていて、袴田さんが被った精神的、身体的苦痛は極めて甚大だ」と指摘しました。
そのうえで「袴田さんは捜査機関の連携による非人道的な取り調べを経て起訴され、捜査機関がねつ造した『5点の衣類』が中心的な証拠となって、裁判所で有罪を維持する判断が重ねられてきた」として、捜査や再審に至るまでの経過を考慮して、上限額の交付が妥当だと判断しました。
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55年間冤罪で投獄され続けて、33年は死刑判決下されて、心身ともに辛い日々をおくってきたのに、その詫びがたったの2億円ぽっちかよ
金額の問題じゃないかもしれないが、額があまりにも安すぎる https://t.co/j8uCoPGLWP
— レジスト(百術不如一誠) (@resistancereiwa) March 24, 2025
時間は命です。55年もの時間を奪った日本の司法。お金に換算できるものではありません。
このような司法のあり方に反省のかけらも見せない畝本直美検事総長の辞職を求めます。@PPO_SAIKOUKEN #畝本直美辞めろ運動 https://t.co/GzRLe6SnCD pic.twitter.com/Z6OpeSaa8c
— ぽこちゃん (@fumiumix) March 24, 2025
安すぎるよなあ。
殺人犯扱いを何十年もされ続けて、太陽も滅多に見られず、明日死刑になるんじゃないかと怯える毎日で
ギネスに載ってるレベルの長期間、拘置所に入れられた。拘禁症状の回復見込みは乏しい。そしてお姉さんの人生も狂わせた。
それでサラリーマンの生涯収入分しかもらえないって— コーラ (@soba_takoyaki) March 24, 2025
法律が定める上限額の1日当たり1万2500円の補償金、毎朝来る死の恐怖に対して妥当じゃないはずですよ。そしてそれは全部税金ですからね。捜査担当者全員出て来て国民に謝罪しなさいよ!!https://t.co/eCRqIahIIm
— fluffyちゃん© (@PomPomPuppy1) March 24, 2025
金銭補償も大事ですが、証拠の捏造など、どうしてこんな事態を招いたか検証することと、その結果の一般公開が絶対に必要です。
— 東間 嶺 RAY THOMA (@Hainu_Vele) March 24, 2025
2億1700万を47年7ヶ月で割ると一日約12500円
割に合わないなあ— カンピロバスター (@TK14349168) March 24, 2025
2億円貰っても
それほど使える時間が残っていないので、
おそらく
お金なんかより
失った時間を返して欲しいのではないかと思います。— たーみん (@ta_min20) March 24, 2025
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2億1700万円を47年で割ると、一日たったの1万2500円(下層のサラリーマンの給料と同じくらい)!無実の人が47年にわたって理不尽に負わされた甚大な精神的苦痛と人権侵害、強い不安や恐怖を受け続けた中、国の制度の欠陥や警察・検察への怒りの声が噴出!
1980年の死刑判決から再審を通じて2024年に逆転無罪が言い渡された袴田巌さんについて、静岡地裁が約2億1700万円の刑事補償を交付することを決定。
刑事補償としては過去最高額とのことですが、ネット上では「あまりに少なすぎる」との声が噴出しています。
袴田さんが逮捕されてから釈放されるまで47年7か月とのことで、2億1700万円を47年7か月で割ると、一日およそ1万2500円とのことだ。
今日日の下層のサラリーマンの給料と同じくらいの金額だし、どこをどう考えても完全に割に合っていない。
当時の警察や検察の取り調べは、人権なんて微塵も存在しないような壮絶なものだったことは想像に難くないし、全く無実の罪を着せられた上に、裁判所からはデタラメの死刑判決を受け、そこから先はさらに「生き地獄」のような想像を絶するような世界だったことだろう。
到底現状の法律ではカバーできないし、前もって法律を改正し補償額を引き上げることが必要だったのではないだろうか。
改めて、日本の警察や検察の堕落や腐敗が大々的に露呈していますし、袴田さんの他にも無実の罪を着せられた上に、すでに死刑に処されてしまった人も多くいるのではないでしょうか。
ボクは、死刑制度に昔から反対の考えを持ってきたけど、その「最大の理由」は日本の警察や検察が「バカの集まり」であると強く感じてきたからだ。
「袴田事件」においても、警察による誤認逮捕や検察による捏造捜査が浮き彫りとなり、事件発生からとてつもない時間を経てようやく袴田さんが逆転無罪になったことで、ますますこれまでの感覚が確信に変わったし、実際、この事件以外にも警察や検察は多くの誤認逮捕や捏造捜査を行なってきたことが日を追うごとにバレてきつつある。
誤認逮捕や捏造捜査だけではなく、警察官や検察官による犯罪(特に盗撮やレイプなどの性犯罪が目立っているようにみえます)も多く報じられるようになりましたし、ここまで腐敗し堕落しきっている捜査機関の信頼性は今や根底から完全に崩れ去ってしまっています。
そもそも、人間自体が「不完全な存在」であり、「ミスや間違いを起こすもの」という前提で様々な社会制度を作っていくのが本来あるべきものであるはずだ。
日本の警察や検察は不完全どころか「バカの集団」というのが現状なのだから、こんな連中が国家権力の椅子に居座っていれば、今後も様々な誤認逮捕や捏造捜査による冤罪が多く発生し、最悪無実の人が死刑にされてしまう危険が大きい。
いまだに大多数の国民が死刑制度を肯定しているみたいだけど、「いつ自分が袴田さんのような目に遭わされてもおかしくない」との前提の下で、もっと真剣に考え、慎重に議論していく必要があるのではないかな。
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