どんなにゅーす?
・2025年10月5日に発生した東急田園都市線の衝突脱線事故について、東急電鉄が記者会見を行ない、事故原因は(衝突した普通列車に対して青信号を出していた)信号システムの設計ミスだったことが明らかになった。
・大手マスコミは「(引き込み線に入る際にオーバーラン防止装置が作動した)回送電車を運転していたのは見習い運転士だった」などと大きく報道。ネット上で怒りと批判の声が噴出している。
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東急田園都市線、衝突・脱線事故 信号システムに設定ミスと公表 梶が谷駅・2015年の改修時に設定漏れ「なぜ正しい条件が抜けていたかは引き続き調査する」
東急電鉄は、東急田園都市線・梶が谷駅で起きた列車同士の衝突・脱線事故について7日、記者会見を行った。5日午後11時4分ごろに発生した事故の影響で、5〜6日には田園都市線と大井町線の2線で計1107本が運休し、計65万2100人に影響した。
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事故が発生したのは5日午後11時4分で、東急田園都市線の梶が谷駅構内。引き込み線にいた回送列車に、上り方向の各駅停車の列車が衝突。回送列車の最後尾車両が脱線した。回送車両が引き込み線に入る際に速度超過したことからシステムが作動。所定位置の手前で停止した。本来であれば、各駅停車車両には赤信号が示され進入してこなかったところ、青信号が示されたことで進入。各駅停車車両が回送車両とぶつかった。各駅停車車両には149人の乗客がいたが、事故後に梶が谷駅のホームまで進行したことにより、乗客はホームへ直接降り、その後避難誘導された。現在は、事故発生現場となった引き込み線の使用を停止するという措置が取られ、今後は9日に信号プログラムを改修して引き込み線を運用再開する予定だ。
鉄道事業本部電気部統括部長・藤江努氏は、信号装置に関するシステムに設定ミスがあり、10年以上放置されていたことを説明した。2015年3月、梶が谷駅構内の線路改修を行った際、信号の設定を誤り、今回回送列車が止まった位置に列車がある場合、本来は各駅停車側に赤信号を表示しなければならないところを、青信号が表示される設定になっていたという。このためATCも作動せず、衝突に至った。
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出典:YouTube
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田園都市線の電車衝突脱線事故
各社こぞって見習い運転士と報道し始めたけど問題はそこじゃない気が pic.twitter.com/ev5hUYrQRC
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) October 6, 2025
なんか回送運転した見習い運転手のミスみたいな言い方されてるけど、単純にシステムに沿って操作してるだけで悪くないよねコレ。
決められた位置の手前で回送列車が停止か 田園都市線、再開見通せず:朝日新聞 https://t.co/LigUFCUcSa pic.twitter.com/izDjlAkwhf
— K樺月 (@kyosukewaki) October 6, 2025
…いや、東急電鉄より先に「事故の原因は、新人の見習い運転手か?!」とか飛ばしの誤報で風評被害を広めた、大手マスメディア各社が謝罪会見しろよ。福知山線脱線事故の原因にもなった『新人への不当な社会プレッシャー』も、今後の事故の原因になり得る重大インシデントだよ。
— なまうに。@KT-321f (@namauniy) October 7, 2025
10年間誰も気づかなかったバグを露呈させた見習い運転士、実質デバッカー
— 秋桜 (@wreckage_maruwa) October 7, 2025
見習い運転士の事を責めた
馬鹿どもは息してるのか?— 虚無心。 (@kyomushin6969) October 7, 2025
信号システムの設定ミス10年以上放置しててよくこないだまで事故起きなかったね
— やまかぜ (@A_5_PIKANCHI_9) October 7, 2025
酷いなぁ、オールドメディアはどこもことさら見習運転手を強調して伝えてるよ。しっかり訂正してあげないと
— なるほど (@naruhodo_banana) October 7, 2025
田園都市線いまゆっくり動作確認してるっぽかった。がんばれえ〜 pic.twitter.com/5quZNoWrYV
— 影山ちひろ (@chihi_logy) October 6, 2025
あまりにも異常な時間が終わり、日常が帰ってきました。本日始発から田園都市線・大井町線は再び通常運行に
梶が谷3番線入線時はかなり速度を落としてました。
復旧に携わった皆さんお疲れ様でした pic.twitter.com/PgNGd07ffq
— 爆弾ドア (@b_shu_zen) October 6, 2025
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田園都市線の事故原因は信号システムの設計ミス!ネット上ではバグを露呈してくれた見習い運転士を称賛する声も!
やはりそうでしたか。
大手マスコミでは、「回送電車を運転していたのは見習い運転士だった」などと大きく盛り上げて報じていましたが、事故が発生した原因は、信号システムの設計ミスで、この欠陥が10年以上放置された状態で運用されていたことが判明しました。
100年くらい前の鉄道だったらまだしも、現代の隅々まで電子化されている保安システムにおいては有り得ないはずの事故だからね。
現代の鉄道の安全システムは、人間がミスをした場合でもそれをカバーするための電子制御された安全システムが敷かれており、今回は、回送列車を運転していた見習い運転士が速度超過で引き込み線に侵入した際にオーバーラン防止の自動停止装置が働いたまでは良かったものの、回送列車が普通列車の運行ルート上にはみ出して停車している状態の時に赤信号を出さなければいけないところが、設計ミスにより青信号が出てしまっていたということだ。
しかし、普通列車の運転士が早くに目視で確認し緊急ブレーキをかけたことで大惨事を免れたし、人的被害がなかったのが本当に良かった。
それにしても、大手マスコミ連中の報道は相変わらずレベルが低すぎるし、見習い運転士が受けた心的負担は察するに余りある。
人はミスをするのが当たり前ですし、見習い運転士の方であれば、まだ慣れていない車両の運転になおさら緊張と不安があったことでしょう。
本来であれば、何の問題もなく済んでいたはずがここまでの大ごとになってしまったのは会社側の責任ですし、大手マスコミはとんでもないミスリードしたことに対し訂正や謝罪をするべきではないでしょうか。
今回の事故によって重大な欠陥が明るみに出たし、見習い運転士は全く何ら罪悪感を持つ必要はない。
この先も業務を続けていき、たくさんのお客さんを安全に運んでくれる一人前の運転士として活躍してくれるようになってくれることを願っているよ。
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