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朝日新聞の切れ味鋭い社説が話題に!「(加計疑獄の政権対応は)国民を愚弄する以外の何物でもない」「文書の再調査でも文科省に責任転嫁」

朝日新聞の切れ味鋭い社説が話題に!「(加計疑獄の政権対応は)国民を愚弄する以外の何物でもない」「文書の再調査でも文科省に責任転嫁」

どんなにゅーす?

・2017年6月10日の朝日新聞の加計学園疑獄について書かれた社説「かつてなかったくらいに安倍政権を痛烈に批判している」と話題になっている。

(社説)「加計」再調査 今度こそ疑念に答えよ

遅きに失したとは、まさにこのことだ。加計(かけ)学園の獣医学部新設をめぐる「総理のご意向」文書などについて、松野文部科学相が再調査を表明した。

朝日新聞がその存在を報じてから3週間余。この間、政権の対応は、国民を愚弄(ぐろう)するもの以外の何物でもなかった。

菅官房長官は「怪文書」と切り捨て、文科省は短期間の調査で「存在を確認できなかった」と幕引きを図った。前川喜平前次官らが文書は省内で共有されていたなどと証言し、それを裏づけるメールのコピーを国会で突きつけられても「出所不明」と逃げの姿勢に終始した。

突然対応を変えたのは、強まる世の中の批判に、さすがに耐えきれないと判断したのか。

あきれるのは、文科相が「安倍首相から『徹底した調査を速やかに実施するよう』指示があった」と説明したことだ。

怪文書呼ばわりしたうえ、前川氏に対する人格攻撃を執拗(しつよう)に続け、官僚がものを言えない空気をつくってきたのは首相官邸ではないか。反発が収まらないとみるや、官房長官は「再調査しないのは文科省の判断」と責任転嫁も図った。

~省略~

再調査では、前川氏をふくむ関係者に協力を依頼するのはもちろん、以下のような取り組みが求められる。

まず、信頼性を担保するために外部識者を調査に加えることだ。このような場合、第三者にすべて委ねるのが筋だ。それが難しいとしても「外の目」の存在は必須だ。文科相は消極的だが、世間では常識である。

次に、調査を最大限急ぐことだ。拙速はよくない。しかし、国会は会期末が迫る。再調査を口実に、ずるずる日を過ごすようなまねは許されない。

そして調査結果がまとまったら、首相らも出席して報告と検証の国会審議を行うことが不可欠だ。そのための会期延長も検討されてしかるべきだ。

政権の姿勢が問われている。

【朝日新聞 2017.6.10.】

前川氏の捨て身の告発、文科省の良識派&自民党保守本流からの怒りの声によって、ようやくメディア本来のあるべき報道が徐々に散見されるように

朝日新聞の上記の社説がネット上で話題になっているようです
確かに、朝日新聞によるここまで痛烈に政権批判を行なった報道は、安倍政権になって以降、ほとんど記憶がありませんね

ようやく朝日新聞も徐々に目覚めてきたみたいね!
NHKも急に安倍政権にとって最高に都合が悪いスクープを出してくるようになったし、ようやく大手メディアが報道機関らしい姿を見せ始めてきている感じだわ!

朝日もちゃっかりと幹部たちが安倍政権の寿司接待に篭絡されてしまっていたけど、ようやく「寿司の呪縛」から少しずつ解き放たれてきたかな
見たところ、(読売や産経はハナから手の施しようがないとして)かつて曲がりなりにも報道機関っぽさを出していた毎日や朝日、そしてNHKは徐々に従来の姿を取り戻しつつあると見ていいだろう。

特にこの朝日の社説は全くその通りで、急に安倍政権が180度態度を変えて、文書の再調査を「丁寧にやるよう」指示したということは、かなり不気味な動きといえるだろう。
中でもわざわざ「”文科省”が再調査を行なう方針」という言い方を用い、「今まで再調査を拒んでいたのは文科省」などという詭弁を用いた責任転嫁をやっているのもかなり悪質だし、さらには安倍政権に非常に忠実な「子分たち」が集結している内閣府に関しては全く調査を行なわない方針であるのも、より不自然さを醸し出し、何かの企みを立てていることを感じさせる。

恐らく、文科省の良識派官僚たちも今回の安倍政権の動きに戦々恐々としていることが想像できるし、果たして今度はどのような「国民騙しのシナリオ」が作られたのか、最上級の警戒をする必要がありそうだね。

私も同じ意見です。
一部では「文科省良識派の”大量粛清”の布石では?」との見方もありますし、私たちは批判の手を一切緩めずに、より厳しくこの動きを注視していくのが良いかと思います

とにかく、散々私たちを愚弄して、あの手この手で騙し続けてきた安倍政権だもの、決して油断しないで今後もしっかりとその新たな”手口”を見極めていくことが重要ね!

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