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【ありえん】札幌のガス爆発、アパマン従業員がスプレー120本を室内に噴射!1回1万円の「消臭オプション」も実際はやっていなかった疑い!元従業員「起こるべくして起こった事故」

【ありえん】札幌のガス爆発、アパマン従業員がスプレー120本を室内に噴射!1回1万円の「消臭オプション」も実際はやっていなかった疑い!元従業員「起こるべくして起こった事故」

どんなにゅーす?

札幌・豊平区で発生した大規模爆発・火災事故で、発生元の不動産仲介会社「アパマンショップ」の従業員が、新品の除菌消臭スプレー(ヘヤシュ)120本を処分のために密閉された室内で噴射していたことが分かってきた。

・アパマンショップリーシング北海道の佐藤大生社長によると、店長や従業員もスプレーに可燃性があることを認識していなかったという。

・また、同社では、原価に対して高額な「消臭オプション」を利用客につけさせるノルマを課していたことが分かってきており、各店舗で消臭スプレー缶が大量に溜まるケースが相次いでいた実情が徐々に判明。事情を知る人からは「起こるべくして起こった事故」との声も上がっている。

店長と従業員、スプレー缶の可燃性を認識せず 爆発は廃棄の120本 札幌

札幌市豊平区で16日夜、42人が重軽傷を負った爆発事故で、発生元とされる不動産店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長は18日、記者会見し、2日後の店の改装に備え、未使用の消臭スプレー缶約120本を店内で一斉噴射させ、廃棄していたと説明した。作業した店長(33)と従業員は可燃性を認識していなかったという。

一方、佐藤氏は店長が、顧客複数から料金を受け取りながら、入居時の消臭工事をしていなかったと話していることも明らかにした。契約通り工事をせず、使用実績を偽るため、未使用缶を大量廃棄した可能性もあり、北海道内全13店を実態調査する方針を示した。

佐藤氏によると、事故のあった平岸駅前店が工事で使用したと報告したのは今年約190本で、爆発時は約160本あった。通常は50~60本で、「異常な在庫数」という。関係者によると、同店は月約30本のスプレーを仕入れており、佐藤氏は「(消臭工事数が)増えるほど店舗の売り上げにつながることは間違いない」と話した。

スプレーの仕入れ値は1本約1000円だが、契約者にはスプレーを室内にまく作業の工事費として最低1万円を請求。同社の聞き取りに店長らは工事をしなかった理由を「契約数が多く、工事の時間がなかった」と釈明したという。

~省略~

【毎日新聞 2018.12.19.】

アパマン元従業員が「スプレー缶ノルマ」告発 「私の店舗にも300本が……」

~省略~

だが、「アパマンショップ」元従業員は、「あれは起こるべくして起こった事故です」と「週刊文春」に告発する。

「アパマンでは、借主と賃貸契約を結ぶ際に仲介手数料以外に『消臭・抗菌代』などをつけるようノルマが課されています。といっても専門業者が入って作業をするわけではなく、店舗スタッフが消臭スプレーでやる。スプレー缶1本につき、1万800円を請求し、例えば1Kの部屋なら2本分が相場でした」

しかも、本部から直営店に課されたノルマは「付帯率500%」。つまり相場が2本分の部屋なら、10本分の値段をつけるよう求められるようなものだという。

「ただ、本当に契約通りの本数で作業したら床がベチャベチャになるし、そもそも匂いが消えている部屋もあるので、店舗に持ち帰るしかない。私がいた店舗では、それが300本近くも溜まっていた。余っているのを本部社員に見つかると『ノルマはどうした』と怒られるから、定期的に近くの廃墟ビルの屋上で穴開け作業をしていました」(同前)

この元従業員の告発についてアパマンショップに事実関係の確認を求めたが、期限までに回答はなかった。

~省略~

【文春オンライン 2018.12.19.】

原価千円の消臭サービスを「1万円」でやっていた上に、スプレー自体をやっていなかった疑惑も浮上!おまけに店長・従業員も可燃性を認識せず!


出典:YouTube

未曾有の大爆発と多くのけが人を発生させた、札幌の「アパマンガス爆発事故」ですが、なんと、店長と従業員は密閉された室内で、120本もの未使用の消臭スプレーを一斉に噴射していたことが分かってきました。
しかも、作業をしていた二人とも可燃性があることを知らなかったとのことで、「自分たちがいかに危険な行為をしているのか」を全く理解できていなかった可能性が高くなっていますね。

まさしく、「無知ほど恐ろしいものはない」ということを、究極的なまでに強力に示したといえそうだ。

しかも、原価が千円の消臭スプレーを使用するオプションを1万円で客に勧めていたことが分かってきており、おまけに、これを下層の従業員に「販売ノルマ」として強力に課していた上に、あまつさえ、(スケジュール的に無理がある、床がべちゃべちゃになるなどの理由で)客から料金を徴収しながら、実際にはスプレーを使用していなかったケースが多発していた疑いが浮上してきた。

この話が本当であれば、事情を知る元従業員が言っているように、「起こるべくして起こった事故」だといえそうだし、さらにいえば、他の店舗でも大爆発が発生してもおかしくないような状況だったのではないだろうか。

今回の爆発事故とともに、アパマンショップのブラック体制も浮かび上がってきているし、場合によっては詐欺などの刑事事件に発展する可能性も帯びてきたかもしれないね。

より詳しい調査や内情を調べる必要がありますが、少なからず、消臭スプレーのサービスを通じて、かなり無理なノルマや不具合が生じるシステムを導入していたことは確かなようです。
そして、このような事態が二度と起こらないように、スプレー缶の正しい扱い方について、多くの人がもっと認識しておく必要がありそうですね。

今回の事故のように、あまりにも最低限の事柄に無知だったり無関心であることは、時には自分だけでなく、多くの人々に多大な損害を与えてしまうことが往々にしてあるものだ。
自分自身を守るためだけでなく社会にとっても役に立てるように、日頃から多くの事柄に貪欲に関心や興味を持ちながら、出来るだけ質の高い多くの知識を蓄積させていきたいところだね。

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