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(ゆるねと通信 2024年8月3日号)
日経平均株価が史上2番目の大暴落!(岸田政権に唆され)株を購入した個人投資家にとっては阿鼻叫喚の展開に!
日経平均株価 2216円安の“大暴落” 円高・アメリカ株安のダブルパンチで「歴史に残るような急落」に
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売りが売りを呼び、7月につけた史上最高値から6000円以上安い、3万5909円できょうの取引を終えました。
前日からの下げ幅は2216円。ここまでの値下がりは、さかのぼること37年。1987年にコンピューターの自動売買システムが引き起こした世紀の大暴落「ブラックマンデー」の翌日に次ぐ下げ幅です。
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【日経平均急落】いよいよ「大暴落」始まる?新NISAの投資初心者は大火傷か、過剰流動性はもう限界超えた
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新NISAへの浅薄な流入、いずれ社会問題に?
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中野晴啓・なかのアセットマネジメント社長(以下敬称略):いろいろな場所で講演をする度に「これまで何もやっていなかったのだけど、NISAをどう始めたらいいですか」という質問をたくさん受けます。
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ただ、今は「よーい、どん」で多くの人が飛びついた状況で、この先、「こんなはずじゃなかった」という戸惑うタイミングが押し寄せると思います。
──どういうことですか?
中野:投資に対する理解が浅薄のまま始めてしまった人が非常に多いのではと懸念しているのです。
例えば、多くの人が「オルカン」に飛びついていますよね。「オールカントリー」、全世界株式のインデックス型の投資信託です。米株式指標の1つである「S&P500」にも大量の資金が流入しています。このタイミングでオルカンやS&Pに投資をした人の中には、過去20年などの実績だけを見て、「確実に儲かる」と思い込んでいる人も少なくないでしょう。
でも、いずれ株価は下落トレンドに必ず転じます。そのとき、パニックになる人が出てくることを心配しています。
株式市場はもうすぐ大暴落する
澤上篤人・さわかみホールディングス代表取締役(以下敬称略):新しいNISAは、制度はいいがタイミングが悪い。そして、やり方も悪い。今、マーケットは異常なカネ余りの最終段階で、株価はいつ弾けてもおかしくない。近々、大暴落しますよ。そんなタイミングで新たなNISAが始まり、マーケットの過熱ぶりにさらに火をつけてしまっています。
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澤上:根拠は、バブルを生み出している3つ要素が、どれも限界にきているということです。
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こんな異常な金融緩和バブルは長続きするわけがありません。実際、インフレが起きているのは、経済合理性が働き始めたと見るべきです。すでに金利が上がり始めており、ゼロ金利で積み上げた借金は返せなくなります。資産バブルがはじけたら、どうやって膨大な借金を返したらいいのか。金利上昇ですでに尻に火がつき始めていると考えたほうがいい。
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澤上:すでに金利が上がってきているので、ゼロ金利を前提に経営してきたゆるい会社は早晩、立ち行かなくなります。そうした会社が倒れ始めたら、マーケットは一気に崩れる。みんなを踊らせてきた音楽は、突然止むんですよ。
我々は炭坑のカナリアみたいに警鐘を鳴らしているけど、マーケットの人たちはみんな無視している。でも、歴史的な大きな流れをみたら、もういつ弾けてもおかしくないわけです。大きな流れを見るのが長期投資の本質ですが、誰もそういうことを語らなくなりました。
私は50年以上、この世界にいるから過剰流動性が始まった時からの状況を全て見ています。ところが、今現役の運用者のほとんどはカネ余りの状況しか知りません。構造的に、かなり根が深い問題ですよ。
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日経平均が暴落して今が買い時だと煽ってる人を見かけますが、買い時というのは大衆が絶望し、この市場はもうオワコンだと感じたタイミングです。落ちるナイフを掴まないように。僕は過去にたくさんの落ちてくるナイフを掴みすぎて手が血だらけです。 pic.twitter.com/CUNhx81kNh
— 個人投資家ボンビー (@bonbii_FX) August 2, 2024
◆下落「率」と下落「幅」
日経平均2216円安。「下落幅は1987年のブラックマンデーの以来、史上2番目」と多くのメディアが報じています。
しかし、下落「率」でみると、30位です(下記の表)。株価水準が昔より高いので、「幅」と「率」で、かなり違うんですよね。… https://t.co/8QEZTUFKsj pic.twitter.com/wQd9PqbIVK
— 後藤達也 (@goto_finance) August 2, 2024
円高+先物大暴落により日経平均株価急落、さらにナスダックとダウも大幅安で月曜はブラックマンデーの様相・・・
新NISAで株を始めた初心者の方も不安かと思いますが.ここでリーマンショックで大爆損した時の天才投資家BNFさんをご覧ください
— 激バズ3rd (@gekibnews) August 3, 2024
結局、ゆうこりんの言った通りになってて草。
>日経平均2000円超え下落 株価暴落 pic.twitter.com/djrRy0NAn6
— お侍さん (@ZanEngineer) August 2, 2024
日経平均株価が史上2番目の大暴落に見舞われ、市場が(特に個人投資家が)パニックに陥っています。
私たちは、日本の経済の実態と株価に大きな乖離があると指摘し続けてきましたし、いずれこのような事態が発生することは大いに予測できたのではと思います。
ついこの前までは、「今回の株価高騰は実体経済に基づいた”本物”の上げだ!」みたいな論調がマスメディアでしきりに流されていたのに、ほんとにテレビは現金でいい加減だね。
信用取引が自由にできる巨大投資家は株が上がっても下がっても大儲けできるし、テレビがこんな風に報じ始めたということは、(外国人投資家によって)下げトレンドが形成されつつあるということなのかもしれないね。
こうしたテレビの報道を観た個人投資家は、ますます狼狽し、さらに売りが売りを呼ぶ展開に繋がっていくことでしょう。
結局のところ、どんな状況においても、1%の巨大な資本家が常に裏で大儲けしているということですし、テレビの報道を鵜呑みにしてしまうと、いいことはまるでないということです。
米大統領選でトランプ氏が当選すれば、円高ドル安傾向が強まっていくことが予想されるし、1ドル130円くらいにまで円高が進めば、ひとまず物価の高騰も一服し、庶民の暮らしもだいぶマシになるのではないかな。
いずれにしても、米国の政情によっても為替や株価が大きく変わっていくだろうし、ひとまず日経平均のアゲアゲ基調は終わったとみるのがいいのではないかな。
このまま暴落の道に突き進んでいくか、実体経済に近づいた後に停滞するのか、まだまだ先が見えませんが、岸田政権にいいように唆されて安易に株に手を出してしまった個人投資家にとっては、しばらく眠れない日が続くかもしれませんね…。
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