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自由党・山本太郎議員が希望の党との合流報道について語る!「小沢さん曰く2・3日ほどで結論」「小池さんは勝つ、ゆえに内部で止める人が必要」

自由党・山本太郎議員が希望の党との合流報道について語る!「小沢さん曰く2・3日ほどで結論」「小池さんは勝つ、ゆえに内部で止める人が必要」

どんなにゅーす?

・2017年9月28日、自由党・山本太郎共同代表が街頭での会見を行ない、自由党と希望の党の合流報道について、内情を詳しく語った

・山本太郎氏は、小沢一郎氏から「(小池氏を中心にした野党の大共闘について)2・3日ほどで結論が出る予定」と聞いていることを明かし、自らも合流するか、再び無所属で活動するかで深く悩んでいること、小沢氏らの交渉の結論によって改めて考慮し、結論を出す考えがあることを語った。

・また、山本太郎氏は、希望の党が政権交代を果たす可能性もあるほどに勝利することを予測しており、「それだけに、中で(彼女の暴走を)止める多くの人が必要」とした上で、それでも、入党に当たって「安保容認・憲法改正・沖縄基地容認」の「踏み絵」を踏まされる辛い実情があることにため息を漏らした。

↓興味深い話が多く飛び出した山本太郎議員の街頭会見。(希望の党との合流に関する話は58分くらい~。)
録画ライブ 山本太郎 密着ライブ映像 #407203235

山本太郎議員「裸の王様を倒した後に現れちゃったのが女王様っていう話なんです」…自身の苦しい胸の内を明かす!

出典:山本太郎オフィシャルブログ

自由党と希望の党との合流の話で、山本太郎議員がどうなるのかがネット上で色々話題になってたけど、この会見を聞く限り、本人もどうすべきなのかでかなり苦しんでいるみたいね。

上の街頭会見で山本太郎議員が語っていたことを要約し、まとめてみると、山本議員は今回の小池氏との合流話に一切関与していないとのこと、報道が一人歩きしているものの、実際に結論が出るのは2・3日後とのことで、その後にどうするか改めて考える、ということだ。

その上で彼は、「もし自分が政治家だったら参加すると思う」と語る一方で、「でも、まだ普通のおっさんの部分が残っているから、躊躇してしまう」と、かなり複雑な心境であることを明かし、無所属だった頃に戻ることで自身の政治活動に大きな制約が生じてしまうことを懸念していたよ。

誠実な性格の山本議員のこの苦しい胸の内はとてもよく分かるし、でもその一方で、彼は、政治の世界に必要なしたたかさや策略、自身が政治力を得るために必要なことや起こすべき行動も非常に良く分かっている
それに、彼が言う「小池氏が危険だからこそ、中(国会の中)で彼女の暴走を止める多くの人が必要」という考えは、ボクもまったく同じだ。

確かに、政治家として生きていくにあたって、その根底にはゆるぎない信念とポリシーは絶対に必要だけど、政界の中で、そうした信念に基づいた政治活動の機会を得るには時にはどうしても「駆け引き」や「騙し合い」などを行なう必要に迫られる場面があったりするし、そもそも、いくら崇高な信念があったところで、議員の椅子を手に入れなければすべてが始まらないのも確かだ。

小沢氏はその点で言えば、明らかに、今回の「小池旋風」を自身が再び政界で影響力を持つための「またとない機会」と捉え、明確な策と利害関係を上手に利用し、(以前に彼が面倒を見ていた)小池氏を中心にした野党大共闘を実現させるべく動いているように見えるし、逆に共産党は、政治的な策略や政権交代に向けての明確な野心が少ないからこそ、自らのポリシーや信念をかたくなに貫き早々に今回の大共闘から降りようとしているということかもしれない。

…これらをまとめると、現在の政治とは、「信念や道理だけでは強い力を持つことはできない」ということ。そして、山本太郎議員は、明確かつ現実的なビジョンを持って、さらなる政治活動の拡大を真剣に考えていること、そしてそれを実現させるために、多角的かつ戦略的な視点を持ちながら、色々と思慮をめぐらせていることが分かったということだ。

た、確かにそうなのかもしれないわ…。
だからこそ、共産党は一定の議員は送り込めるものの、いつも少数派でとどまってしまっているし、それ以上の力を持ったり、政権交代を果たすためには、もっと狡猾で戦略的な考えを持つことが必要になってくるのね。

そういう意味で、ボクは共産も社民も自由も、すべてがゆるく選挙協力をする形で野党の一本化を図ったほうが、かえって良心的な議員を多く国会に送り込むことができ、小池一派の暴走を止めやすいのではと思ったんだけどね。
(もし小池氏がおかしな方向に向かい始めたら、その時に国会内で分裂し、阻止すればいい。)

ネット上では、護憲派の民進議員と共産・社民で新たな連合を作る要望も出てきているけど…こうなると、逆に反安倍同士で本格的な票割れが起こってしまう可能性が高まり、小池一派どころか護憲派の反グローバル議員がほぼ絶滅最後は安倍政権が笑うような展開がちらつき、これがかなり怖い部分がある。

とにかく、ボクも山本議員とほぼ見立ては同じで、(過去2回の選挙の事例と、マスコミがすでにそのように誘導していることからも)小池氏の希望の党が勝つ可能性が最も高いと見ている。

こうなると、ただでさえ弱体化している反グローバル系の議員は、組織や人員を欲しがっている小池氏を上手く利用しつつ、(ある意味面従腹背で)いかに国会に多くの議席を送り込むかに意識を向けるべきなのではと思うんだけど…残念ながら見たところ、彼らは逆の方向に向かっていってしまっているのが気になってしまうところだ。

結局、今回も(権力層からの巧みな誘導によって)市民に密着した側の政治家は、自らが弱体化する方向に向かい始めてしまっているってことね。
自身のポリシーを貫くことはとても大事なことではあるけれど…今の政治の世界はそんな生易しいものではないし、本当に難しいわね。

グローバリスト側の策略では、共産や社民、一部の民進などが共闘から外れ、彼ら同士が連合を組むことがある意味「最も狙い通り」なんじゃないかな?
そういう意味では、小沢氏がこの中に入って、野党大共闘を探っているのは権力側からすればうっとうしい流れかもしれないし、ボク個人は、小沢氏が小池氏との交渉に臨んでいること自体は、ネットで言われているほど悪いことではないのではと考えているよ。
山本太郎議員もその辺を分かっているように個人的には感じたし、何はともあれ、どうにか今ある状況の中で最もベターな方法を選び、できる限り良心的な反グローバル系議員が一人でも多く当選できる道筋を作ってもらうことを願うばかりだ。

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