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【当然の帰結】原子力規制委、敦賀原発2号機の再稼働を認めず!日本原電は(何としても再稼働させるために)提出した資料のデータを80か所以上も改ざん!

【当然の帰結】原子力規制委、敦賀原発2号機の再稼働を認めず!日本原電は(何としても再稼働させるために)提出した資料のデータを80か所以上も改ざん!

どんなにゅーす?

日本原電が再稼働を求めていた敦賀原発2号機について、原子力規制委は再稼働を認めない決定を下した。

・規制委は、原発の直下やすぐ近くに存在している2本の活断層が動く可能性について、科学的に否定する根拠が出されなかったと結論。日本原電は、規制委に提出した資料において80か所以上もデータを改ざんしていたことも発覚しており、「このまま廃炉にするべき」との声が高まっている。

敦賀原発2号機 再稼働を事実上認めず 原子力規制庁の審査会合

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原子力規制委員会が定める規制基準では、活断層の上に安全上重要な設備を設置することを認めておらず、敦賀原発2号機は原子炉などが入る建屋の真下を断層が走っているため、この断層が将来動く可能性があると再稼働できなくなります。

26日に開かれた審査会合では、この断層が別の活断層に引きずられて動く可能性があるか審議されました。

この中で事業者の日本原子力発電は、2号機の周辺で行ったボーリング調査の結果などから動く可能性はないと改めて主張したうえで、データを拡充するため追加の調査を行いたいと要望しました。

これに対し審査を行う原子力規制庁は、科学的な根拠が不足しているなどと指摘し、原子炉建屋の真下を走る断層が将来動く可能性を否定することは困難だとして、敦賀原発2号機は原発の規制基準に適合しているとは言えないとする結論をまとめました。

事実上、再稼働を認めない結論を出すのは2012年の発足後初めてで、原子力規制庁によりますと、それ以前をさかのぼっても、確認できる範囲では、審査で不合格となった例はないということです。

結論は、来週、原子力規制委員会に報告され、日本原電が求めた追加の調査を受け入れるかどうかを含め、委員会として最終的に判断することになりますが、審査会合の結論が受け入れられる公算が大きく、その場合、日本原電は改めて審査を申請するか、敦賀原発2号機を廃炉にするかの判断を迫られることになります。

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【NHK NEWS WEB 2024.7.26.】

ボーリングデータを「改ざん」 日本原電に原発運転の資格なし
2022年に審査再開

敦賀2号炉の新規制基準適合審査の資料で、日本原子力発電㈱(以下「日本原電」)が活断層の判断に必要な地質データを規制委に無断で書き変えていたことが判明しました。規制庁の審査官から「『申し訳ありません』という一言では済まないような気がする」という叱責が飛ぶ異常な事態が起きました。

これまでの審査の過程
敦賀2号炉はもともと直下に活断層の存在が指摘されていて、2013年5月22日の規制委では「2号機直下の破砕帯は、耐震設計上考慮する活断層である」という有識者調査団の評価を受けて運転再開を認めない方針を決定しています。さらに規制委は2015年3月25日に、あらためて有識者調査団から直下に活断層があると結論付けた評価書を受け取りました。

新規制基準では、直下に活断層がある原発は基準不適合であり、この時点で敦賀2号炉は廃炉にすべきでした。ところが、日本原電は敦賀2号炉の新規制基準適合審査申請書を同年11月5日に提出、規制委は有識者調査団の評価書を審査の参考にすると申請書を受理してしまったのです。

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1次データに対する基本的な認識不足?
このような中、2020年2月14日の規制委審査会合で、衝撃的な事実が明らかになりました。活断層評価の基本となるボーリング調査の柱状図で従来「未固結」(土)だと記載されていた箇所が「固結」(岩石)に書き換えられていたのです。「未固結」という表記が消されている箇所もありました。

2019年に問題となった記載ミスは、日本原電から審査会合で申告されたものですが、今回の書き換えは規制委が計900ページに及ぶ資料の中から見つけて、日本原電に指摘したものです。

報告を求められた日本原電は2020年6月4日の審査会合で「未固結」から「固結」へ変更したのが計55か所、逆に「固結」から「未固結」への変更が25か所と説明しています。変更されたデータは、2号炉の下を横切るD-1断層の延長部だと有識者会合で指摘されてきたk断層に関係するデータに集中していました。

他にも、ボーリング調査会社が薄い粘土層を表す「シーム」と評価していたのに、その表記を削除している箇所が221か所あるほか、ボーリング調査で破砕部とされていたところを破砕部でないとした変更が44か所、それ以外の変更が計593か所、さらには2019年に総点検した際に漏れていた誤記が63か所見つかったとの報告でした。

日本原電は「決してデータの改ざんや恣意的なものではない」と弁明に追われ、記載ミスを修正する過程で最新のデータに直せばいいと思って薄片観察の結果で上書きしたと説明しました。

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ボーリング調査の結果は、調査会社の調査員がボーリングコアを目視で観察して記録した生データ(1次データ)で、全ての出発点にあたるものです。これを否定するために日本原電はあれこれ調査をやっているのですが、薄片観察で未固結が固結に評価が変わること自体がありえず悪質です。

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2022年に審査再開
規制委は、書換え問題は審査ではなく原子力規制検査の対象だとして、2年弱かけて検査を行った結果、深刻度Ⅲという評価を行いました。しかし、審査資料作成に係る業務プロセスの改善が認められたとして2022年12月9日に審査を再開しました。

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山中委員長は、4月5日の記者会見で、補正書にも誤りがあり審査に入れない場合は不許可にすると述べています。日本原電に能力がないことはこの間の経過で明らかで、補正書提出という猶予を与えずに不許可にすればよかったのです。

【環境と原子力の話】

80か所以上ものデータ改ざんに手を染めた日本原電の敦賀原発2号機に対して、規制委は再稼働不許可の決定!「改ざん発覚時に即刻不許可にし突っぱねるべきだった」との声も

まったくもって当然の結果だわっ!
これまでのプロセスを振り返っても、どこをどう考えても不許可にするしか方法はないし、80か所以上ものデータを改ざんしたなんて、原子力ムラのとち狂ったおぞましい実態や本質を改めて思い知らされるわ!

何はともあれ、日本が壊滅させられる可能性が少しだけ下がっただけでも本当に良かったね。
2本もの活断層が存在していることが判明しているにもかかわらず、それでも何が何でも再稼働させようとする連中の狂気と異常性には寒気すら感じるし、「この日本なんてどうなってもいい」と心底思っているか、目先のカネや利益のために科学的な思考が完全に吹き飛んでしまっているのかどちらかだろう。
あまつさえ、データを改ざんしてまでして再稼働を画策するなんて、まともな人がやることではないし、なんと日本原電はこれにも懲りずに、再度再稼働を申請することも検討しているみたいだね。

日本国民の命と健康を守るために様々な規制や基準が設けられているのに、この規制をどうにかすり抜けようとデータを大量に改ざんした時点で完全に犯罪の領域ですし、本来だったら、改ざんが発覚した時点で、即刻不許可にして完全に再稼働を禁止すべきだったのではないかしら!?

原子力規制委が定めているルールに詳しくないけど、こういう悪質な業者に対しては即刻永久追放するルールが必要かもね。
折しも、能登大震災によって志賀原発が深刻なダメージを受けていたものの、地震発生当初に「異常なし」とウソの発表をしたことを批判したばかりだけど、原発とは、グローバル支配層が発明した事実上の「準・核兵器」であり、最悪設置するにしても、破滅的な事故が起こった場合でも誰一人深刻な健康被害を受けることがないような土地(そんなの世界中を見てもほとんどないと思うけど)に設置すべきシロモノだ。
言うまでもなく、ここまで人口密度が高いうえに、国内のどこにおいても巨大地震や巨大津波が起こってもおかしくない日本に原発を立てるなんて最悪の自殺行為だし、自分たちがいかに非科学的で異常な思考におかされていたのかを思い返し、これらを機に順次各地の原発を廃炉にしていき、「原発中毒」から足を洗わないといけない

相変わらず、日本を破滅させようとしているおかしな連中が日本原電を擁護しつつ原子力規制委を批判する声が起こっているけど、まっとうで科学的な思考を持ったうえで、真に日本国民の命と健康を守るための安全保障政策が行なわれるようになることを願うばかりだわ。

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