どんなにゅーす?
・2018年8月11日号の週刊現代にて、日本会議に関する著作や森友事件に関する数多くの情報発信で大きな注目を浴びてきた著述家の菅野完氏が、約20年前の米滞在中に交際していた日本人女性に対して暴行を繰り返し、2度逮捕されていたことが報じられた。
・さらに、2度目の逮捕の公判に出廷しなかった菅野氏は、そのまま米国を出国したために、現在も逮捕状が有効な状況で「国外逃亡」状態に。この報道に対して、菅野氏は事実関係を全面的に認め、過去の清算を必要な手続きを行なうことをコメントしている。
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森友追及のジャーナリスト・菅野完氏に米警察から逮捕状が出ていた
「若き日の過ち」で片づけられるか
菅野氏には、米国で2度にわたる「女性暴行」での逮捕歴があり、刑事事件となっている。そして逮捕状が出ているにもかかわらず、いまも「国外逃亡中」の身だ—。
2度目の逮捕では、裁判所に出頭しないまま国外逃亡を果たしたため、この逮捕状は現在も有効である。その重大性に鑑み、プライバシーにも配慮したうえで、現地警察の捜査記録や員面調書、テキサス州ベル郡の裁判所での公判記録など多数の資料をもとに、菅野氏がいかにして「逃亡犯」となったかを記そう。
冒頭の事件は、「第1の犯行」である。キリーン市内のセントラル・テキサス大学(2年制)に在籍していた菅野氏は、まだ22歳。ガールフレンドだったのが、交際1年になる同級生の日本人・A美さん(当時20歳)だった。
’97年8月27日、夜7時頃、菅野氏のアパートで事件は起こった。
「6ヵ月前にも似たようなことがあって、彼の暴力で指を怪我しましたが、もう耐えられません。顔を怪我し、鼻の形まで変わってしまった」
と直筆で綴られるのは、当時A美さんが警察に提出した上申書だ。何が起こったというのか。
「彼の電話料金を支払えと言われたんです。私は彼の電話を使うときは、必ず彼の許諾を得たうえで、フリーダイヤルだけを使っていたから、料金を支払ういわれはないと拒否した。すると、彼は私に電話料金の請求書を投げ、さらに電話機を私の顔に投げつけたんです。それで大量の血が鼻から流れ出ました。警察を呼ぼうとしましたが、彼は電話機をとりあげ、何度も私を叩き私を押し倒したので、私は叫び声を上げて隣人に助けを求めたのです」(上申書より)
保護観察中に再び犯行
A美さんは近隣の病院へと移送された。捜査資料によれば、鼻からの流血はひどく、カーペットやソファ、ドアにも血が付着しており、菅野氏本人の手や腕、シャツやジーンズにも血が付いていた。9月5日、菅野氏は市警によって傷害罪で逮捕され、キリーン市拘置所に収監された。
’98年5月29日、テキサス州ベル郡第2裁判所は、菅野氏に対して判決を出す。菅野氏は争わなかったので、罰金650ドルなどの支払い命令と、12ヵ月の保護観察処分が言い渡された。
だがこの判決日の直前、「第2の犯行」が起こっていた。1年前とは別のキリーン市内のアパートに、2人の警察官が急行したのは5月23日夕方だ。
「一緒に住んでいるボーイフレンドに顔を殴られたと(女性が)証言したので、ボーイフレンドを逮捕した」(捜査報告書)
左頬は赤く腫れ上がっていたという。なんと、またも被害者はA美さんだった。罪名は、前回の「傷害罪」ではなく、「家族や同居人への傷害罪」に変わっている。いわば「ドメスティック・バイオレンス(DV)」罪というべきものだ。
A美さんとは「同棲」状態にあったとみられるが、2度にわたる逮捕となると、「DV常習者」とみられてもおかしくないだろう。
菅野氏はすぐさま保証業者に立て替えさせて2500ドルの保釈金を納めた。ところが—。
’99年6月25日に開かれたテキサス州ベル郡第2裁判所での公判に、被告である菅野氏が姿を見せることはなかった。当日出された「仮判決文」は、保釈金没収を宣言した後、こう記している。
「被告の再逮捕の令状発行を求める」
菅野氏は、保釈中に逃亡したのである。保釈金の保証業者に対して支払いをしていないことも、明らかになっている。
記録によれば菅野氏がセントラル・テキサス大学に在籍していたと見られるのは、’98年8月まで。「第2の犯行」の後、姿をくらませた。日本に帰国後、菅野氏はサラリーマンとして活動しながら、やがて執筆活動を始める。ベストセラー『日本会議の研究』が出版されたのは、「第2の犯行」から18年後のことである。
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森友問題追及の菅野完氏、米滞在中に女性暴行で逮捕も“国外逃亡” 自身のサイトで謝罪
森友学園問題の追及で知られ、著書『日本会議の研究』がベストセラーとなった著述家の菅野完(たもつ)氏(43)が約20年前の米国滞在中、女性への暴力で2度逮捕され、保釈中に裁判所に出頭しないまま米国外に出て、現在も逮捕状が有効な状態だと30日発売の週刊現代が報じた。菅野氏は自身のウェブサイト上で事実関係を認めて謝罪した。
同誌によると、1997年、米テキサス州の大学に在籍していた菅野氏は交際していた当時20歳の日本人女性と電話料金の支払いをめぐって口論になり、電話機を顔に投げつけるなどして負傷させたとして現地の警察に傷害罪で逮捕された。
98年にも同じ女性へのDVで逮捕されたが、保釈後に開かれた公判に出廷せず、裁判所は菅野氏の再逮捕の令状発行を求めたと報じている。
菅野氏は30日、自身のサイトで「20年前のこととはいえ、あまりにも愚かであり、反省の弁すらありません」と謝罪。「未完了となっている司法手続きに関しては、改めて向き合いなおし、清算に取り組んでまいります」と見解を示した。
<事務所よりお知らせ>
週刊現代に掲出された菅野完に関する記事についての説明です。
事案の詳細や今後の対応等についてはこちらをご参照ください。https://t.co/4Qw99gQXnP— 菅野完事務所 (@officeSugano) 2018年7月29日
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以前から度々女性トラブルが報じられていた菅野完氏に「衝撃的な事実」が判明!安倍シンパは早速鬼の首を取ったように大喜び!
出典:Twitter(@officeSugano)
日本会議に関する著作や森友事件においてマスメディアを大きく牽引してきた、著述家の菅野完氏に衝撃的な事実が判明しました。
およそ20年前のこととはいえ、これがそのまま事実だとすれば、相当に凄惨な暴力事件ということになるでしょう…。
(前にもどこかの記事で少し触れたと思ったけど)菅野完氏は、森友に関しても非常に有益な情報を多く世に出し、籠池氏と行動を共にしながら彼の口から多くの証言を引き出したりなど、社会的にも大きな貢献をしてきた面があるのは確かだったけど、その一方で、日常的に言葉遣いがやや粗暴だったり、その対応が威圧的かつ協調性にやや欠けている部分があり、彼の情報や主張を大いに参考にしてきた反面、やや距離を置いて見てきた部分があったのも確かだ。
そして、これまでも女性とのトラブルが度々取り沙汰されてきていた中で、まさかここまで強烈過ぎるスキャンダルが出てくるとは、ちょっとボクも予想していなかったよ。
ご本人も、その事実関係をほぼ全面的に認めている上で、これを報じた週刊現代に対しては批判的な姿勢も見せており、「名誉毀損訴訟等」という文言を用いながら、「週刊現代サイドとの対話を重ねていく」との(あまりよく分からない)姿勢を示しています。
菅野氏本人も納得いかない部分はあるのかもしれないけど、さすがにここまでの事案である以上、「若気の至り」で済むような範疇のものではないのは確かだろう。
報道内容を見る限り、また、菅野氏のこれまでの言動や漏れ伝わっている情報などを聞く限り、彼は、(幼少期の何らかの体験が影響しているのか)力の弱い女性や立場の弱い人間に対し、自らを制御出来ずに攻撃的な行動に出てしまう「精神的な疾患」を抱えている可能性がありそうだ。
どちらにしても、自らよりも力や立場が弱い人間に暴力を振るうのは絶対にやってはいけないことであり、アメリカ国内で「逃亡犯」扱いになっているのであれば、なおさらしかるべき対応と責任を取るべきだろう。
もちろん、著述家としてのブランドイメージも大きく落ちてしまうのも避けられないだろうし、まんまとこの事態を安倍シンパに利用されてしまったのもとても残念だね。
ネット上でも、これまで菅野さんに対して一部でことさらに信奉するような動きも見られましたし、今でもこの話題に言及するのを避ける人々が一定数いるのも確かなのではと思います。
どんなに優秀で頼りになるような人間がいたとしても、その人に「おんぶに抱っこ」になってしまったり、過度に依存するようになってしまってはいけないということだ。
やはり、詰まるところは、国民一人一人が「他」に頼りすぎずに自主的に行動をしていくことが大切だし、もっと多くの人が能動的な行動力とコミュニケーション能力を身につけては、国民同士でケンカや分断をせずに、ゆるく大きな繋がりとネットワークを作りながら、「国民主体の政治の実現」を目指して、積極的に言論活動や情報発信をしていくことが大切なんじゃないかな?
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