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尖閣諸島近周辺に中国船が大挙!接続水域に漁船230隻に続き、海警局船2隻が領海内に進入!

尖閣諸島近周辺に中国船が大挙!接続水域に漁船230隻に続き、海警局船2隻が領海内に進入!

中国側のこの行為に外務省は連日抗議

尖閣沖 中国海警局船2隻が領海に侵入 海保が警告と監視

7日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入し、午前10時半現在も領海内にとどまっていることから、海上保安本部が警告と監視を続けています。

~省略~

尖閣諸島の周辺では6日時点で、中国の漁船およそ300隻が航行しているのが確認されていて、5日には中国海警局の船と中国の国旗を掲げた漁船が同時に日本の領海に侵入したのが初めて確認されていて、日本政府が中国政府に抗議しています。

【NHK NEWS WEB 2016.8.7.】

管理人昨日辺りから、尖閣諸島の周辺に登場してきた中国船に関するニュースがメディアをにぎわせている。

7日には、領海の外側に当たる接続水域230隻もの中国漁船団が侵入
そしてこれに続いて、今度は中国海警局の船2隻が接続海域を越えて領海内に侵入。外務省が連日強い抗議を表明している状況だ。

あおいちゃんかなり困りssa230隻もの船の大群が大挙して押し寄せてきたなんて、なんだかとっても不気味だし、怖いわ。
この大漁船団って、一体どういう連中なのかしら?

尖閣周辺によくやってくる中国漁船団の”正体”とは!?

管理人ネットで色々と情報を集めていたところ、気になる情報を見つけたのでここに紹介しようと思う。

尖閣海域に現れた中国漁船240隻 その正体は何? 「キャベツ戦略」について

中国漁船の活用に関しては、以前に米国の地政学サイト、ストラトフォア(Stratfor)が長尺記事を書いています。以下はその要点をかいつまんだものです:

中国の沿海には数十万にものぼる民間漁船が操業している。中国はその一部を民兵(militia=武装民間人)化している。民兵化された漁船には軽兵器や簡単な監視装置が持ち込まれ、号令が掛けられたら、それに応じられる準備がある。

~省略~

中国の沿海は、乱獲のため近年、魚が取れなくなっている。同様にマレーシア、ブルネイ、タイランド、インドネシア、フィリピン沖でも過剰な漁のせいで海産物のストックが危険に晒されている。各国の漁師たちがピリピリしている一因は、漁場と生活を守る必要性にある。

民兵化漁船は正規軍ではないため政府の管理下ではない。統率のとれた行動が取れるとは限らない。勝手にいざこざを起こすかもしれない。日々の指揮に関してはそれぞれの地域のリーダーに一任されている。現場では漁師たちが勝手に判断を下し、行動を起こしてしまう場合もある。

【BLOGOS2016.8.7.】

この記事によると、今回尖閣周辺に押し寄せた漁船団の正体は、漁業を営む「民兵」である可能性が高いとのこと。
これは、正式な中国軍の兵士ではなく、本業は、簡易的な武器を持っている”漁師”とのこと。

つまり、主な収入源は漁業で、その傍らで今回のような「軍事行動」に準じるものをアルバイト的にやっている可能性があるということだ。

記事によると、このような漁業を営む「民兵」は大量に存在しているらしく、特に近年、彼らによる”乱獲”によって中国近海では海産物が獲れなくなってきているとのこと。
つまり、彼らも自らの生活を成り立たせるためには、尖閣諸島を自分たちの漁場にしてしまうことが最も望ましくこんな”事情”から、率先してこのような行動に参加している可能性が高いということなんだ。

中国政府からすれば、自らが直接的に関わることなく、日本政府に圧力をかけることができ漁船団も自らの生活のために率先してこれらの活動に参加してくれるってわけだ。

あおいちゃんむっssaなるほどね…。
てことは一応、あの集団は本物の漁業関係者で、中国政府が彼らの存在ををうまく利用して、遠隔的に日本への圧力をかけてきているってことね。

 

日中の緊張感を高めるのは、アメリカにとっても得な部分が多い

管理人このように、中国としては自らの漁場を広げて漁業を潤し、海洋資源を新たに獲得する上でも尖閣諸島を手中に収めるメリットが多いけど、このような日中の摩擦や緊張が高まるのは、実はアメリカにとっても非常に都合がいい

そもそも日本の敗戦後、日本や韓国、中国、北朝鮮など、日本を取り巻く国々との国境や、国の復興を主導して行なったのは他でもないアメリカだけど、現在日中や日韓で領土争いが起こってしまっているのは、アメリカがわざとこのような”いさかい”を引き起こす要因を作った疑いがあるんだ。

つまり、米軍の日本での影響力を維持しつつ、いつか日中が戦争を引き起こすことで、武器や兵器が大量に消費されて嬉しい”勢力”がアメリカ国内にも存在しているってことで、こんな尖閣における中国の示威行動の背後には、アメリカ裏社会の存在があることも疑わなければいけないだろうと思う。

あおいちゃん怒りssaそうね、私もこのサイトで色々と勉強して、だいぶそういう背後関係が分かってきたわ。
表に出ている情報だけでなく、そうした裏で行なわれている様々な”駆け引き”や”力関係”も、私たちは考えていかなければならないのね。

管理人そうした視点や想像力を働かせることは、決して簡単なことではないんだけど、少しずつ頭を慣らしていきながら、そうした能力を養っていくのがいいかと思う。

つまりは、こうした派手な政治的・軍事的パフォーマンスは、必ず何かしらの”裏の意図”がある場合が多いので、そのまま表面的な情報を受け取って大騒ぎせずに、頭をクールダウンさせた上でこのニュースに対する”意味”や”裏の目的”について、考えていく必要があるってことだね。

これがすぐに日中の軍事衝突につながることはないと思うけど、引き続き、中国側の動きと日本側の出方について、ウォッチしていく必要がありそうだ。

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