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【ヘイト問題】元在特会会長の桜井誠氏のツイッターがついに凍結!多くの歓迎の声が上がる一方で支持者は激怒!

【ヘイト問題】元在特会会長の桜井誠氏のツイッターがついに凍結!多くの歓迎の声が上がる一方で支持者は激怒!

どんなにゅーす?

・2017年11月7日、排他的で過激な愛国思想を元にヘイト的な言動を繰り返してきた、元在特会会長で「日本第一党」党首の桜井誠氏のツイッターが凍結された。

ツイッター社はその理由については明示しておらず、多くの歓迎の声が出ている一方で支持者はこの対応に激怒しており、ネット上でも様々な声が飛び交っている。

〈時代の正体〉桜井誠氏のツイッターアカウント凍結 元在特会会長で日本第一党党首

桜井氏は「在日特権」なるデマを流布させた差別扇動の中心人物として知られる。2006年12月に人種差別団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)を創設し、ヘイトデモ・街宣を主導。会員制交流サイト(SNS)でもヘイトスピーチを繰り返し、在日コリアンの排斥から殺害までをあおってきた。現在は在特会の後継団体として立ち上げた極右政治団体「日本第一党」の党首に就き、政治運動に名を借りた差別扇動を続けている。

これまで、朝鮮大学校前で行った街宣での言動が人権侵害に当たるとして法務省人権擁護局から勧告を受けたり、ツイッターの投稿で人権を傷つけられたとして在日コリアン女性から訴えられ、有罪判決を受けたりしていた。ことし9月には自身が原告となった名誉毀損訴訟で敗訴しただけでなく、その言動の数々が昨年6月施行のヘイトスピーチ解消法に違反する差別的言動に該当すると東京地裁から認定されている。

そうしたなか、ツイッターでのヘイト投稿は野放しのままで、差別に反対する市民やユーザーから同社の対応に疑問と批判が高まっていた。

【Yahoo!ニュース(神奈川新聞) 2017.11.8.】

出典:Twitter(@itami_k)

反差別の人々からは多くの歓迎の声が上がっている一方で、支持者からは「言論弾圧だ」と激怒の声が相次ぐ!

いわゆる嫌韓ブームや、近年の日本における過激な民族主義思想の火付け役とも言われてきた、元在特会の桜井誠さんのツイッターが凍結されました。
確かに、下記のツイッターにおける規約を見ましても、彼の言動はこれに違反している可能性は高いですが、ネット上では「何故今更?」「他にも凍結すべき人間がたくさんいるのにどうして?」との声も多く出ているのが実情です。

■ヘイト禁止がルール
そもそもツイッターのルールではヘイト行為を禁止している。

〈ヘイト行為:人種、民族、出身地、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍(がい)、疾患を理由とした他者への暴力行為、直接的な攻撃、脅迫の助長を禁じます。また、以上のような属性を理由とした他者への攻撃を扇動することを主な目的として、アカウントを利用することも禁じます〉

違反した場合、アカウントを一時停止または永久凍結するとし、禁止理由についても「表現の自由」を守るためと明示している。

〈ツイッターは表現の自由を尊重し、権力に対しても真実を伝えるべきだと考えています。ただし、そのような理念も、人々が恐怖に怯えているために何も言えないという状況では何の意味も成しません。ツイッターではユーザーが安心してさまざまな意見や信念を表現できるよう、嫌がらせや脅し、または恐怖を与えて他のユーザーが発言できないようにするといった、攻撃的な行為を禁じています〉

【Yahoo!ニュース(神奈川新聞) 2017.11.8.】

本来であれば、こういう強行的な措置が取られる事態が発生する前に、各人が最低限のモラルや道徳観を持ち、良識と節度のある言論活動やコミュニケーションを取ることが出来ればいいんだけど…実際の所、ある程度の年齢や人生経験を重ねている大人ですら、こうした基本的なことが守れない人間が多いので、こういう動きになってしまうのはある程度仕方ないことなのかもしれないね。

しかし、今回の凍結も菅野完氏の凍結のケースと同じで、はっきりとした理由や具体的な違反例も示されておらず、依然不透明な部分が多い上に、「何故桜井氏だけが?」という感覚があるのも確かだ。
個人的には、桜井氏と同じくらいかそれ以上の酷いヘイト発言を繰り返している有名人は多いように感じるし、桜井氏よりも強い権力を持っている安倍政権に近い人物や現役の議員ですら、規約に抵触するほどのデマに基づく差別発言などを繰り返しているケースが多い

脳科学者の茂木健一郎氏も、自身のブログで今回の桜井氏の凍結措置について違和感を感じている旨を述べているけど、これも、差別・排他主義を大きく盛り上げておいて、のちに強行的な手段で差別主義を厳しく取り締まっていくといった「”反差別”の潮流を利用した規制の強化や表現の制限」の流れが徐々に作られ始めているのかもしれない。
まだ確たることは言えないけど、外資のグローバル企業であるツイッター社がこうした動きを強めているように見えるのもちょっと気になる流れだね。

これは、欧米で急速に行なわれている「反差別」「民族の融和」などをお題目に掲げつつ「規制の強化」や「監視社会」を構築させていくグローバリズム推進の流れとも似ていますね…
今後、桜井氏に続いて多くのヘイトを繰り返している著名人たちにこの流れが広がってくるのかどうかは分かりませんが、今後の動きについても、ある程度の距離を置きながら見ていくのがいいかもしれません。

ヘイトそのものが、ボクたちの社会の目立つところから消えていくこと自体は良いことかもしれないけど、果たしてこれを手放しで喜んでいいものかどうか、今後も注意深く見ていくこととしよう。

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