どんなにゅーす?
・2021年12月3日、松野官房長官が、先の衆院選で落選した石原伸晃前衆院議員を内閣官房参与に任命したことを明らかにした。
・石原氏は、自民総裁選において岸田総理を支援したことから、政府関係者からは「総理の思いが強く出た人事」との声も上がっており、岸田総理による”温情人事”に批判の声が噴出している。
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落選の石原伸晃氏を内閣官房参与に任命「総理の思いが出た人事」の声も
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松野博一官房長官
「(石原氏が)観光立国等の分野で総理に対して有益な情報提供やアドバイスを行う内閣官房参与として適任であると、総理が判断されたものと承知をしております」石原氏は国土交通大臣や自民党の幹事長などを歴任し、石原派の会長を務めていましたが、衆院選での落選を受け、派閥の会長を辞任することを表明していました。石原氏は岸田総理の盟友の一人で、総裁選でも岸田総理を支援したことから、内閣官房参与の起用について、政府関係者は「総理の思いが強く出た人事だ」としています
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内閣官房参与って何? 落選した石原伸晃氏の起用で批判噴出「民意が評価しなかった人をなぜ」
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■内閣官房参与は「首相のアドバイザー的な存在」
そもそも内閣官房参与とは、どんな役職なのだろうか。「週刊ポスト」2018年11月23日号や、2017年11月18日の毎日新聞、2013年11月5日の安倍晋三首相(当時)の国会答弁を元に解説しよう。
内閣官房参与を創設したのは「大統領型首相」を目指した中曽根政権だ。1987年11月に総理大臣決定「内閣官房に参与を置く規則」を定めた。身分は非常勤で一般職の国家公務員であり、「内閣総理大臣の諮問に答え、意見を述べることとされている」という。当初は参与の枠は1人だったが徐々に枠が拡大し、2008年に上限が撤廃された。
内閣官房の担当者はハフポスト日本版の取材に「首相のアドバイザー的な存在」と説明した上で、日給は一律で「26400円」と回答した。これは一日何時間働いても変動しないという。
10月に発足した岸田政権では小泉元首相の政務秘書官を務めた飯島勲氏や、第2次安倍政権で首相補佐官を務めた今井尚哉氏ら8人を再任していた。このうちIMF専務理事に就任するのを前に、岡村健司氏が11月16日に参与を退職したが、今回、石原氏が就任したことで8人に戻ったという。
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これはダメだ。普通に暮らしてる人たちが選ばず、ゾンビ復活制度でも甦れず、一般人になったはずの人が権力中枢に簡単に呼び戻される。道理が通らないダメさ以外にもう一つ。
「な、結局どこの家に生まれるかがでかいだろ?」という退行のメッセージを強く発信することになるhttps://t.co/3tOUbNFMpo— フリート横田 (@fleetyokota) December 3, 2021
選挙区で一票を投じた人たちの意向を踏みにじるような人事です。もちろん国会議員ではありませんが、内閣官房参与ということは、官邸で首相の助言役を務めるということです。https://t.co/6TZoKKHBqq
— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) December 3, 2021
岸田総理の人事は不可解なものが多いが、今度は衆院選で落選した石原伸晃氏を観光立国担当の内閣官房参与に起用するとか。担当大臣もいるのに、一体何をやらせるつもり?まさか失業対策ではないでしょうね?
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) December 3, 2021
落選した石原伸晃氏を参与にするということは、
岸田さんは国民の声は聞かないということですね。— TOKOTOKO (@akisame09244) December 2, 2021
内閣官房参与に石原伸晃氏。
落選者は救っても、国民を救わないこの国の政府。— 上丸洋一 (@jomaruyan) December 3, 2021
先の総選挙で野党共闘候補に破れた石原伸晃氏を内閣官房参与に起用する岸田首相。岸田首相にとって石原伸晃氏を国政に携わらせたくないという選挙で示された民意は、踏みにじっても構わないぐらい軽い物であるらしい。人事の私物化ぶりも安倍・菅体制そのものだ。 https://t.co/MLISJPyj0g
— 異邦人 (@Narodovlastiye) December 2, 2021
岸田首相が、失業した石原伸晃を内閣官房参与に起用して再雇用するという。コロナで困窮している経済的弱者には徹底的に冷たいが、お友だちには税金使って不当ともいえる優遇。これが岸田自民党の正体だ。
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) December 2, 2021
親の七光りや石原軍団の力がなくなって最後は友だちの温情にすがる。自分で何か一つでも道を切り拓いたことがあるのかな。何とも言えない人生だね。
岸田首相、内閣官房参与に石原伸晃氏起用 衆院選で落選 #SmartNews https://t.co/iR2CRfzKXG
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) December 3, 2021
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国民からの「No!」の意思を無視して、伸晃氏を内閣官房参与に起用した岸田総理に批判の声が噴出!
これはさすがにマズ過ぎる人事です。
表向きには、伸晃氏の起用について、松野官房長官が「観光分野をはじめとした幅広い知識と経験を有している」などと説明していますが、伸晃氏よりもよほど観光に関する知識を持っている人物はたくさんいるはずであり、伸晃氏を起用する正当な理由はほとんど見当たらない状況です。
うむ。
やはり、今回の人事は、総裁選を支援してもらった「お礼」であり、なおかつ、この先も石原一族から様々な形で政権をサポートしてもらうための”足場固め”である可能性が大だね。
伸晃氏の父である石原慎太郎氏は、ヘリテージ財団をはじめとするグローバル支配層(軍産資本勢力)と昵懇関係にありますし、これからも石原一族と関係を維持することで、出来るだけ多くのグローバリストとのチャンネルを確保・維持したい目的があるのかもしれません。
内閣官房参与のその他の面々をみても、北朝鮮との深い人脈を持つ飯島勲氏(小泉元総理の政務秘書官)や安倍政権で「影の総理」と言われた今井尚哉氏など、相当に濃ゆい顔ぶれが並んでいるし、”彼ら”が岸田総理に伸晃氏を官房参与に起用するよう進言した可能性もあるだろう。
いずれにしても、兄弟そろって選挙には落っこちた(宏高氏は比例で復活)ものの、石原一族の権力は今後もある程度維持されていきそうだし、”彼ら”による「既得権や影響力を維持するための売国・壊国行為」に要注意だ。
改めて、(見た目上)民主的な選挙システムが存在しているものの、民主主義システムがロクに機能していない現状を強く感じますし、政権を取り巻く「民間人のグローバリスト」の動きについても、ひときわ注意深くチェックしていく必要がありそうです。
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