どんなにゅーす?
・2017年9月10日に放送されたNHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」が大きな話題になっている。
・番組では、戦後の日米核密約により、沖縄に核兵器が秘密裏に1300発配備されていたことなどを紹介。1959年6月19日に発生した迎撃用核ミサイル「ナイキ・ハーキュリーズ」の誤発射事故では、核弾頭付きのミサイルが海に向けて誤発射され、兵士1人が死亡。一つ間違えば沖縄全土が壊滅的な被害を受ける事態になっていたという。
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沖縄で米軍の核ミサイルが事故! Nスペ衝撃のスクープは過去の話じゃない、北朝鮮危機に乗じ核配備を狙う安倍政権
那覇の米軍基地で、核ミサイルが誤発射される事故が起きていた──。9月10日放送のNHKスペシャル『スクープドキュメント 沖縄と核』が衝撃の事実を報じた。
東西冷戦の最中である1959年、アメリカの支配下にあった沖縄には、共産主義勢力に対する防波堤として大量の核兵器が配備され、その大半が嘉手納弾薬庫地区に貯蔵されていた。番組によれば、これを敵機の攻撃から守るための迎撃用核ミサイル「ナイキ・ハーキュリーズ」が、嘉手納などの弾薬庫を取り囲むように8カ所に設置。“核兵器によって核を守る”という態勢のなかで、ナイキ誤発射事故が発生していたという。
『Nスペ』は、3カ月に及ぶ取材の末、当時、事故を起こしたナイキ運用部隊に所属していた元米軍兵士、ロバート・レプキーさん(81歳)を見つけた。事故について初めて語ることを決断したというレプキーさんは、ディレクターに対し、事故時の状況を説明。それによると、事故は1959年6月19日、海に面した那覇基地(現在の那覇空港の場所)で訓練中に発生した。一人の兵士が操作を誤り、突然、ブースターが点火して、ナイキが水平に発射。核ミサイルはそのまま海に突入したという。実際、番組が独自入手したナイキ運用部隊の日報には、「兵士が1人死亡。原因はナイキの点火」と記されていた。レプキーさんは、番組に対しこう語っている。
「突然、轟音が鳴り響きました。振り向くとナイキが海に突っ込んでいました。地面には仲間が倒れて死んでいました」
「(ナイキに)核弾頭は搭載されていました」「核弾頭特有の装置が付いていたので分かったのです」
「その核弾頭の威力は広島に投下された原爆と同じ規模で20キロトンでした」人口密集地である那覇で、この事故により、もしナイキが核爆発を起こしていたら──。状況が異なるので単純に比較はできないが、広島型原爆の場合、炸裂した瞬間の中心温度は100万度超で、熱線と爆風により、半径2〜3キロメートル内では木造家屋がほぼ倒壊、焼失した。大量の放射線放出も含め、甚大な被害を及ぼしたのは間違いない。
だが、ナイキの事故は徹底して隠蔽された。NHKが入手した米軍の「SECRET」と記された内部文書には、「核兵器の事故は、アメリカの国際的地位を脅かす」「すべての情報は関係者以外、極秘とする」と記載されており、米軍は海に沈んだナイキを密かに回収。レプキーさんはこう証言している。
「事故は全面的に機密扱いで、一切話すなと命じられました。核が絡んでいたからです」
「核爆発を起こしていたら那覇が吹っ飛んでいたでしょう」
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NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」を見てます。
沖縄への核の持ち込みを日本政府は黙認。
核の抑止力は日本の安全保障に不可欠だと。今の首相と元首相の祖父はつながっている。 pic.twitter.com/HO8iDmEyqJ— 椿五〇郎 エミシの地在住 (@onkloma) 2017年9月10日
9月10日に放映されたNHKスペシャル「沖縄と核」のドキュメンタリーは衝撃的な中身でる。ここまで明らかにしたことについて敬意を表したい。沖縄に1500発もの核兵器が配備され、語発射で、実際発射され、海に落ちた核兵器を回収していたとは。沖縄が無くなってしまうような事態だ。
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2017年9月13日
「NHKスペシャル『沖縄と核』」
衝撃的力作。核基地とされ、土地を奪われ、核模擬爆弾で殺され、キューバ危機で破滅の淵に追いやられた沖縄県民。それを容認する自民党政府。「唯一の被爆国の政府のすることか」。古堅実吉氏の怒りが胸に響いた。https://t.co/IjaALEfiwv— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年9月10日
NHKスぺシャル「沖縄と核」
冷戦時代、1300発の核兵器が配備されていた沖縄。1962年キューバ危機の時、沖縄の基地から中国に向けられた核ミサイルは発射寸前だった。元米軍兵は「沖縄は消滅すると思った」と語る。米国が核ミサイルを撃ち込めば、沖縄は即時に核ミサイルの報復を受けたと。 pic.twitter.com/a4dvPmt1WL— 盛田隆二📎🖇 (@product1954) 2017年9月10日
NHKスペシャル「沖縄と核」。どこからどこまでがスクープなのか分からないくらい、大スクープの連続。かつて沖縄が核兵器の拠点で、キューバ危機の際は核戦争の瀬戸際にあり、現在もなお核兵器保有の懸念を滲ませる内容。凄すぎる内容に言葉を失う。作り手の執念と迫力を感じる。#NHKスペシャル
— アートが好きな新選組副長 (@shoji2046) 2017年9月10日
NHKスペシャル「沖縄と核」で、沖縄で起きた核兵器を積んだミサイルの事故はある程度、知られることになったが、1965年12月5日に喜界島沖に米攻撃機が水爆ごとが落ちて、いまだに眠っていることは、全く報道されていない。
— エリック ・C (@x__ok) 2017年9月13日
NHKのスクープスペシャル「沖縄と核」ネットで観られます(再放送は今月20日午前0時10分より)すごい内容のドキュメンタリーです。https://t.co/sM9jnvShpB
— aki (@yasuakiadachi) 2017年9月12日
すごい番組です。
今日につながる沖縄の核基地化の実態と背景。衝撃的な事実の連続。沖縄の人々の生命を顧みない日米両政府に心からの怒りが!スクープドキュメント沖縄と核 https://t.co/X8nxdPPTpJ
— 小池晃 (@koike_akira) 2017年9月10日
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731部隊やインパール作戦に続いて、またもNHKが大きな価値のある戦争ドキュメンタリーを放送!沖縄が日米核密約による米軍の核爆弾で壊滅寸前になっていた衝撃
出典:Twitter(@onkloma)
出典:Twitter(@product1954)
最近、戦争系のドキュメンタリーでいい仕事をしているNHKさんが、またまたスゴイ特集を放送してくれたわ。
第二次大戦後に沖縄に核兵器が大量に持ち込まれていた話はちらほら聞いていたけど、まさかここまで大変なことになっていたなんて知らなかったわ…。
なんと、核弾頭を積んだミサイルが実際に誤って発射されていたとはな…。
沖縄はただでさえ、戦時中に言葉に尽くしきれない悲劇が起こっていたのに、その上で、それ以上の再起不能になりかねない破滅的な事態が起こってしまう寸前になっていたんだね…。
こういう話を聞いても、あそこまで米軍と血みどろの全面戦争を仕掛けていた当時のA級戦犯が、(安倍総理の祖父である岸信介らを筆頭に)戦後にCIAエージェントとして、米軍の徹底的な傀儡政治家に変節していった不可解さを感じるし、いわば、「日本を欧米覇権勢力の完全な傀儡国家にする」目的で大日本帝国が太平洋戦争を引き起こしたようにも見えてきてしまうね。
欧米軍事勢力の後ろ盾を受けた「長州クーデター勢力」によって建てられた大日本帝国が、日本国民の人命を(ボロ雑巾同然に)徹底的に粗末に扱った現実を照らし合わせても、様々な疑いを持たざるを得ないわね。
それにしても、最近ここまでNHKさんが大日本帝国や太平洋戦争、そして戦後の日米関係の闇に光を当てるような特集を放送しているのも、最近あまり無かった流れよね。
政治関連のニュースについては、相変わらず安倍政権に露骨に忖度した内容が目立っているけど、その一方で「何かの変化」がNHKで起こっているような気もする。
これらの放送内容は、日本国民に深く根付いてきたアメリカへの無根拠な信仰心を大きく揺るがすものであり、アメリカに対する不信感や対米独立の精神を促すことに繋がるようなものだろう。
トランプ政権は、元来より日韓の米軍を引き上げさせることを明言してきており、恐らく今もその方針は変わっていないものと思われるけど、もしかしたら、そうしたパワーが日本の大手メディアにも徐々にかかり始めているのかもしれないね。
いずれにしても、現在の流れが続く限り、日本も近いうちにはアメリカ従属から卒業して、いずれは中露アジアの側にまとめられつつ、ある程度自立していく事態に迫られていくことが考えられるわね。
今も様々な覇権勢力が複雑に絡み合いながら主導権争いをしている様子が見られるし、今後もよく注意して世界の動きを見ていく必要がありそうだわ。
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