豊洲市場の問題を延々と特集するも、石原氏の他責任者へのなすり付け映像のみで、本人が地下空洞の指示を認めた事実を一切報じず
出典:goo
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石原氏が発言訂正、地下利用案「私が言った」 豊洲市場
豊洲市場(東京都江東区)の盛り土がない問題に関連し、石原慎太郎・元東京都知事は17日、在任中の2008年に定例会見で建物の地下利用案に言及したことについて、「(外部の)専門家からこういう話があるから考えた方がいいと(当時の都中央卸売市場長の)比留間英人氏に言った」と述べた。「市場長から聞いた」としていた自身の説明を訂正した。
読売テレビの、昼下がりの主婦たちへの洗脳番組である「ミヤネ屋」が、観ていてあまりに酷かったので紹介しようと思う。
この日の放送では、例にならって豊洲市場の様々な問題を大々的に特集していた中で、地下空洞内に溜まった水から基準値を超えるシアン化合物を検出したことを紹介。
その上で、「一体誰が一部で盛り土を行なわない地下空洞案を指示したのか?」と、散々この問題を煽ったものの、(すでに本人も認めている)石原氏が指示をしたこと、石原氏自身の判が押された地下空洞案の工事契約書の存在は一切報じないまま、石原氏が「僕は何も聞かされていない、知らない」という、以前の(とぼけていた頃の)発言や、当時の副知事ら、別の責任者たちの「私も知らない」「記憶にない」という声ばかりを流して、石原氏の責任論にも全く触れず、彼に対する批判も全くないままに終わってしまった。
すでに分かっていることすらも隠した上で、石原氏に対する批判や都合の悪い情報を全く流さないミヤネ屋は、予想以上の酷さで、あからさまな石原氏に対する配慮を感じたね。
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石原批判に踏み切るテレビ局もあるものの、いまだに石原氏のメディア界への権力は健在
豊洲盛り土問題で犯人が石原慎太郎だとわかった途端、ワイドショーが一斉沈黙!「下から聞いただけ」も嘘だったのに
この石原の厚顔無知ぶりよりもさらに仰天したのは、テレビマスコミの尻込みっぷりだ。
連日、あれだけ盛り土問題を嬉々として報じていたワイドショーだが、東京新聞のスクープを受けて朝の情報番組からこの“石原慎太郎の責任追及”でもちきりになるかと思いきや、まったくそうはならなかったのだ。
朝や昼の情報番組とワイドショーでは、かろうじて『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)と『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)が石原の責任に言及したが、他の番組では東京新聞のスクープそのものを完全にネグってしまったのだ。
そうだったのですか…。
見たところ、石原氏に都合の悪い情報を流しているメディアとそうでないメディアに分かれている印象がありますね。
確かに、そんな感じがするね。
中でもミヤネ屋はあからさまで、すでに明らかになっていて、他のテレビで追及されている問題すらも、完全に隠蔽した上で石原批判を控えている。
他のニュースを観ていたり、インターネットで普段から情報収集している人は、すぐにこの番組のおかしさに気がつくと思うけど、それでも堂々とここまで情報操作をしているということは、この番組のターゲット層は、ほとんどインターネットもやらないような、いわゆる”情報弱者”の人々ということになるのかな。
石原氏は、一部報道によると、石原プロモーションなどを通じてメディアに多額の金を落としており、さらに、(この記事でも紹介したように)慎太郎氏本人は反社会勢力との関与も疑われていることから、大手メディアがあからさまに顔色をうかがい、彼への批判に消極的な部分があるようだ。
しかしそんな中でも、彼にとって都合の悪い情報も一部で報じられてきたと言うことは、明らかに以前と比べて風向きが変化し始めているということだろう。
この先のメディアの動きを注意深く見ることで、今後の権力側の動きや小池知事の「実体」がある程度見えてくると思うので、今後もこれらを注意深くウォッチしていくとしよう。
つまり、小池百合子知事が市民の味方か、あるいは権力側の味方か、メディアの扱い方を観察すると、ある程度見えてくるということですね。
私も、豊洲市場の諸問題含め、この先の様々な動向を慎重に見ていこうと思います。
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